シシリアーノも写譜
バッハ、ヴァイオリンソナタ第4番ハ短調BWV1017のヴィオラ編曲版について、思いあまって第2楽章を写譜したと書いた。この度第1楽章も写譜することにした。第2楽章の場合はオクターブ下げるため、同時にC線を鳴らしたいためだった。
では何故第1楽章も写譜なのか?
まずは私が写譜を苦にしないことが大前提として、以下の画像を見比べて欲しい。
これが、ヘンレのヴァイオリンオリジナル版。
次がインターナショナル社のヴィオラ版の楽譜。ボウイングやダイナミクス、あるいは指番号は無視するとしてだ。
同じ小節数なのに、ヘンレは1楽章に丸々1ページ割いている。一方でインターナショナル社は、無理やり半分に切り詰めている。
第1楽章をも写譜でと決意した理由はこれだ。インターナショナル社の切り詰めっぷりでは、楽譜の余白に書き込みもしにくい。コストダウンと言われれば返す言葉はない。がしかし、どうせ練習するなら同社のコストダウンのシワ寄せを受けたくない。
この程度のことで私の音程が劇的に改善するはずはないが、どうせなら気持ちよく練習したい。









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