スパム
迷惑メールのこと。最早メジャーな用語だ。世の中に飛び交う電子メールのうち9割以上がスパムであるという試算もある。大部分が機械的に無作為に送信されるという。我が家にも当然やってくる。せっせと削除にも慣れてしまった。
ブラームスの時代はネットはもちろん電話もない。だからスパムもイタ電も無縁だが、迷惑ハガキは相当舞い込んでいたという。いわゆる「有名人の直筆コレクター」がかなりいたらしい。たとえば「ピアノを一台注文します」というハガキがブラームス宛に届く。つまりこれは「私はピアノ屋ではありません」というブラームス直筆の返信狙いである。
楽壇の大御所ブラームスは、そうした手口には慣れっこになっていて、訪ねてきた友人に見せて楽しんでいたという。
スパムハガキだ。
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