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2026年4月28日 (火)

著作権保護期間

ブラームスの時代、著作権の概念が現代と同じであったとは思っていないが、ひとまず複数の書物に「作曲家没後30年」という記述がある。

ブラームス作品は1870年代以降、フリッツ・ジムロックとブラームス本人の蜜月関係を背景としたジムロック社の独占だった。そうした独占体制を背景にブラームス作品の原稿買い取り相場も形成されていった。なにせジムロックはブラームスの財産管理人だったほどだから、他社の入り込む余地はなかった。

1897年にブラームスは没したから、1927年が期限切れとなる。

辻褄があう。

ブラームス全集がブライトコップフから刊行されたのが1927年だ。このときに初版出版以来のジムロック社独占が途切れた。ブライトコップフはジムロックの期限切れを待って全集の刊行に踏み切ることができた。期限切れを見据えた水面下、ペータースとの競争に勝ったブライトコップフは弦楽六重奏曲第2番出版の際に起きたブラームスとの確執に始まる絶交状態を解消し、晴れてブラームス全集の版元となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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