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2026年4月 6日 (月)

ヴィオラはかすがい

第一交響曲冒頭を思い出していただきたい。各楽器に与えられた役割を分類すると以下のようになる。

  1. C音を延ばす
  2. C音を刻む
  3. 半音上行
  4. 下降音型
  5. 休み

第5群はトロンボーンだ。第1群はホルンの3番4番とトランペット。第2群は低い音のする楽器。つまりコントラバス、ティンパニ、コントラファゴットである。この刻み自体が第1交響曲の象徴だ。

第1群と第2群の作り出す空気の中で3群と4群は対照をなす。下降と上行という見かけもさることながら、音の動きが掛け合いになっている。大ざっぱに言えば第3群は弦楽器、第4群は木管楽器だということになるのだが、ここで異質な光を放つのがヴィオラだ。もちろんヴィオラは弦楽器なのだが、第3群に属していない。木管楽器と同じ旋律をトレースしているのだ。つまりヴィオラは第4群に振り当てられているということだ。ここでヴィオラを第3群にしないのはブラームスのひらめきだと思う。あえて「木管vs弦楽器」という対立の構図を避けたと感じている。試しにヴィオラに第3群の役割をさせるか、ヴィオラを弾かせないでこの部分を鳴らしてみるとブラームスの意図が明らかになると思われる。

明確に定義は出来ないが、得られる響きといい、ヴィオラの特異な位置づけといい、まさにブラームス節だと感じる。

 

 

 

 

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