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カテゴリー「216 学生歌」の113件の記事

2023年5月20日 (土)

聞き倣し

「聞き倣し」と書いて「ききなし」と読む。鳥を含む動物の鳴き声に人間の言葉の音を当てることだ。犬の鳴き声を「ワンワン」とするのがその代表だ。Dogは「ワンワン」とは鳴かずに「Bow Bow」と鳴く。言語が違えば当然聞き倣しの結果も変わる。寝ている間は、人間も動物の仲間だと実感する。日本では「グーグー」だが、英語圏では「zzzzzzz」だ。いびきの音は聞き倣しの対象になっている。つまりその間は動物だということだ。

さて学生のオーケストラは定期演奏会を中心に回っている。メインプログラムともなると3ヶ月程度は練習するものだ。作品に登場する印象的な旋律に歌詞を付けて歌う輩が出て来る。傑作を毎度生み出す「聞き倣しメーカー」も一人や二人は必ずいるものだ。私が聞いた範囲でも以下の通り多彩である。

  1. 「こ~んなたっかい音出る訳ないのに」 ベートーヴェンの交響曲第7番第4楽章のホルンの難所。
  2. 「ク~ラリネットちょんぼちょんぼ」 ベートーヴェンの交響曲第9番第2楽章中間部
  3. 「金ね~よ~、ひもじ~よ~」チャイコフスキー悲愴交響曲第1楽章冒頭
  4. 「めーしー早く喰いてえよー、さーけー早く飲みてえよー」チャイコフスキー悲愴交響曲第2楽章冒頭
  5. 「コンパでビールを飲もー」チャイコフスキー悲愴交響曲第3楽章冒頭
  6. 「うら~のにーわで、ポチが鳴く、こーこ掘れこーこ掘れ」ドヴォルザーク「アメリカ」四重奏曲冒頭。
  7. 「ダブトン、ドラ3」マーラー第5交響曲第3楽章エンディング。

学生たちはこの手の替え歌が好きだ。さりげなくセンスも問われる。アルコールが入った席でよく歌われる。学生歌にも、同じ旋律が別テキストで歌われる異稿が数多く派生している。替え歌あるいは聞き倣しのノリは学生歌の神髄という気がする。上記の7番は私が発案者だ。大学4年の秋、マーラーに挑む中、マージャン卓を囲んでいて思いついた。

さて前置きが長くなった。ブラームスにも聞き倣しがあった。

  • 「お~れはど~にももてない男だ」交響曲第3番第4楽章
  • 「あじ、さば、うに、いか、たい、かに、とろ、えび」交響曲第4番第1楽章冒頭。

あまりに出来が良い場合、そうとしか聞こえなくなるという副作用も報告されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年10月24日 (日)

連帯の歌

記事「酒宴好き 」を書きながら見つけた。オリジナルは「Bundeslied」D258という。カタカナにしてみるがいい。「ブンデスリート」だ。サッカーのドイツ国内リーグ「ブンデスリーガ」と似ている。「Bundes」には「連邦」の意味もある。テキストはゲーテだ。同じテキストにベートーヴェンも曲を付けているが、とりわけライヒャルト作曲について、ゲーテがコメントしている。「この曲は愉快な仲間が宴会にあつまるたびに喜ばしく歌われてきた」と。学生が集まりで歌った。つまり学生歌だ。

シューベルトは1815年8月19日、友人の結婚式のためにゲーテのこのテキストに曲を付けたという。集う若者を鼓舞する4拍子の明るい佳作。

2021年5月23日 (日)

賛美歌ガウデアムス

第一交響曲のフィナーレ歓喜の主題が賛美歌集に収載されていたと驚いた ついでにもう一つ。賛美歌142番が気になる。

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これは名高い学生歌「ガウデアムス」だ。大学祝典序曲のエンディングに現れる。若人を鼓舞するという点で学生歌の痕跡が残る。ブラームスの大学祝典序曲のエンディングにおいてはハ長調であったが、こちらは変ロ長調となっている。これもまた移調されている。

2013年7月22日 (月)

ビール純粋令

「Reinheitsgebot」と綴る。「Rein」は「純粋」で「Heits」がつくと「純粋であること」になる。「Gebot」は「規格」「法令」の意味である。「ビール純粋令」と和訳されているが「ビール」にあたる単語はなくシンプルに「純粋令」といった程度になる。ちなみに「Reinheit」は音程が良いという意味もある。ビールの純粋さを示す言葉と、音程の正確さを指す言葉が同じとは、何だかドイツ的で嬉しい。

1516年バイエルン公ウイルヘルム4世によって制定された。「ビール製造は、大麦、ホップ、水、のみを使用する」という趣旨の法律だ。ドイツ語でそれぞれ「Gerste」「Hopfe」「Wasser」という。面白いことに現在も通用する最古の食品関連法規だと目されている。裏を返せば、当時ビールに混ぜ物をして不正な利益を得る不届き者が大勢いたということだ。

制定当時の適用範囲はバイエルン公国内だったが、ドイツ帝国の成立時にバイエルン王国が全ドイツへの適用拡大をプロイセンに迫ったという。その後ワイマール体制、ナチス独裁、東西冷戦、ドイツ統一、EU体制という具合に体制が変わったが、「ビール純粋令」だけは維持されてきた。非関税障壁だと位置付けられる一幕もあったが、ドイツの醸造家は以前にもましてこれを遵守している。ブランドイメージの維持に資するところ大なのだ。

学生諸氏や時にブラームスは、ビール純粋令を守った音程の良いビールを飲んでいたということだ。

2013年7月16日 (火)

学生歌の中のお酒

学生歌の理解を深めるために無くてはならないのが「お酒」である。学生歌が歌われるのはほとんどが酒宴の場面だ。学士会の公式な酒宴は4~5時間に及ぶという。酒宴の進行にはさまざまなしきたりがあり、場面場面で唱和される歌が決まっている。1回の酒宴で歌われるのは十数曲らしい。全員が歌詞を暗記している訳ではないから、歌集が重宝する。歌集は上製本で四隅にはビール樽に用いられる鋲が打ち込まれている。これによりテーブルに置かれた場合、卓面と歌集の間に約7mmの隙間が生じることになる。ビールをこぼしても歌集を濡らさない工夫らしい。歌集が酒宴に持ち込まれることが前提になっている。その際にビールを誰かがこぼすリスクも考慮されている。

学生歌で歌われる「お酒」は、不思議なことにほぼビールに限られる。先に紹介した本に記載された学士会用語辞典には「ビール」にまつわる語彙が圧倒的に多い。ワイン大国ドイツでもあるのだが、どうも学生歌には登場しない。

2012年4月 5日 (木)

学生歌特集総集編

学生歌特集の総集編をお送りする。

  1. 2011年12月06日 ホッホシューレ 大学祝典序曲の非公式初演。
  2. 2011年12月07日 学生歌特集のはじまり。
  3. 2011年12月08日  Deutsche Studentenlieder 頼りになるCD。
  4. 2011年12月09日 またもヴェルニゲローデ 頼りになるCD。
  5. 2011年12月10日 民謡と学生歌 切っても切れない。
  6. 2011年12月11日 合わせ技 学生歌特集の序奏としての民謡。 
  7. 2011年12月12日 何でも学生歌 民謡と学生歌の曖昧な境界。
  8. 2011年12月13日 ドイツ学生歌の世界 古書店での掘り出し物。
  9. 2011年12月14日 私家版学生歌ベスト10 おなじみの学生歌。 
  10. 2011年12月15日 メッテルニッヒ体制 学生運動の引き金。
  11. 2011年12月16日 学生歌を織り込む 学生歌を引用した作曲家。
  12. 2011年12月17日 学士会所属の作曲家 加入状況調査①
  13. 2011年12月18日 学士会所属の有名人 加入状況調査②
  14. 2011年12月19日  三月革命 学生運動の加速。
  15. 2011年12月20日 ドヴォルザークと学生歌 どうも関わりが薄い。
  16. 2011年12月21日 南に向かって プラハ・カレル大学の学生歌。
  17. 2011年12月22日 ゲッティンゲン大学 ゲッティンゲン大学の名称。
  18. 2011年12月25日 もみの木 古い学生歌。
  19. 2011年12月26日 カールスバート決議 学士会の弾圧。
  20. 2011年12月27日 連弾試演 大学祝典序曲をクララと連弾。
  21. 2011年12月28日 ドイツ学生連盟 学士会の上部団体。
  22. 2011年12月30日 細か過ぎる大学祝典序曲 学生歌ネタは皆解説。
  23. 2011年12月31日 歓喜に寄す 第九とは別旋律の学生歌。
  24. 2012年01月01日 学士会用語辞典 学生歌のための独和辞典。
  25. 2012年01月03日  万能下の句 根岸の里の侘び住まい。
  26. 2012年01月04日 ベルンハルト・ショルツ 大学祝典序曲初演。
  27. 2012年01月05日 ファーラースレーベン 国歌作詞の詩人。
  28. 2012年01月06日 受賞の理由 ラテン語の肩書き。
  29. 2012年01月07日 ブレスラウという接点 ファーラースレーベンと。
  30. 2012年01月08日 乾杯の歌 学生時代の儀式。
  31. 2012年01月11日  クナイペ 居酒屋転じて学士会の宴会。
  32. 2012年01月12日 大学進学率 19世紀ドイツの数値。
  33. 2012年01月13日 口笛紋章 学士会を象徴する旋律。
  34. 2012年01月14日 Bundeslied 学士歌は替え歌。
  35. 2012年01月15日 学生牢 学生たちを収監する。 
  36. 2012年01月16日 Katzenmusik 猫の音楽とは。
  37. 2012年01月17日 ビスマルクの罪状 驚くべき決闘の回数。
  38. 2012年01月18日 シャウエンブルク学生歌集 学生歌の集大成。
  39. 2012年01月19日 宴会の作法 大酒飲みは必須。
  40. 2012年01月20日 呉越同舟 エルクとジルヒャー。
  41. 2012年01月21日 独逸日記 留学生は学士会を知っていたか。
  42. 2012年01月22日 ラインの守り 同志社大学のカレッジソング。
  43. 2012年01月23日 軍楽隊の編成 大学祝典序曲の軍楽隊版。
  44. 2012年01月24日 Das Fuchslied 新入生の歌。
  45. 2012年01月25日 FAF異聞 学生歌の歌詞に見るFAF。
  46. 2012年01月27日 オスミンとペドリロ 酒宴作法の反映。
  47. 2012年01月28日 シューマンの学生歌 黒赤金。
  48. 2012年01月29日 便溺 岩倉使節団の見た学生。 
  49. 2012年01月30日 カルミラブラーナ 学生歌の源泉。
  50. 2012年01月31日 学士会の名前 学士たちの命名センス。
  51. 2012年02月02日 Paukarzt 決闘に立ち会う医学生。
  52. 2012年02月03日 ゲーテの決闘 ゲーテ決闘の記録。 
  53. 2012年02月04日 Pauken ティンパニのほかにも。
  54. 2012年02月05日 我が思いの全ては これも学生歌。 
  55. 2012年02月06日  狐の騎行 新入生の通過儀礼。
  56. 2012年02月07日  狐の年 シューマンは新入生。
  57. 2012年02月08日 シュモリスとフィドゥツィット 盟友関係の確認。
  58. 2012年02月09日 親称と敬称 いわゆる「Du」と「Sie」
  59. 2012年02月10日 Dutzen Duと呼び合う仲になる。
  60. 2012年02月11日 黒赤金 シューマンの学生歌のCD。
  61. 2012年02月12日 死神 これもまた学生歌。
  62. 2012年02月13日  びっくりの続き 死神のシューマン版。
  63. 2012年02月14日 鹿狩 キャンパスの鹿狩り。
  64. 2012年02月16日 学生歌のノリ シューマンのこだわり。
  65. 2012年02月18日 何千回もあいさつを またまたグッドジョブ。
  66. 2012年02月20日 仮入会 ゲッティンゲン大学学士会手続き。
  67. 2012年02月22日 ゲルマン部族の名前 ドイツの古代史を彩る。
  68. 2012年02月23日  学士会名誉会員 ブラームスを名誉会員に。
  69. 2012年02月24日 DS 合唱系学士会。
  70. 2012年02月25日 正確な歌唱 ちゃんと歌える。
  71. 2012年02月26日 絶妙な辻褄 学生歌は必然。 
  72. 2012年02月27日 ある仮説 ヴィアドリーナを諦めた理由。
  73. 2012年02月28日 Dudeldei WoO33-25だった。 
  74. 2012年03月02日  根本的な疑問 ブレスラウ大学の学士会名が不明。
  75. 2012年03月03日 左手pizz チェロの難所。
  76. 2012年03月04日 無修飾センプレ 大学祝典序曲166小節目。
  77. 2012年03月05日 後打ち強調 「新入生の歌」の特徴。
  78. 2012年03月06日 大学生聯合会 鴎外「独逸日記」中の学士会ネタ。
  79. 2012年03月07日 鵞鳥売りの少女 ゲッティンゲンのシンボル。
  80. 2012年03月10日 転校 ドイツの学生は転校が多い。
  81. 2012年03月12日 Eiche ドイツを象徴する木。 
  82. 2012年03月13日 ランデスファーター 撃剣系学士会の儀式。  
  83. 2012年03月14日 美しい整合性 収集民謡の中の学生歌。
  84. 2012年03月16日 セカンドの見せ場 ランデスファーターの桧舞台。
  85. 2012年03月17日 ラテン語 学生たち愛用。 
  86. 2012年03月18日 tenerae amabiles ガウデアムウスの婦人礼賛。
  87. 2012年03月19日  Pater Patriae ローマ皇帝の称号。
  88. 2012年03月20日 クォドリベート再考 ガウデアムスの歌詞の中。
  89. 2012年03月21日 バッハと学生歌 学内裁判の描写。 
  90. 2012年03月22日 我らは立派な校舎を建てた 引用の1曲目。
  91. 2012年03月23日 第5第6のネタ 4曲にとどまらぬ引用。
  92. 2012年03月24日 イェーナの学士会 コッツェブーの悲劇。 
  93. 2012年03月25日 一学部一教授 教授=学部長らしい。 
  94. 2012年03月26日 ドクター 博士号所有者の称号。
  95. 2012年03月27日 ヴィアドリーナ再考 やめた理由。
  96. 2012年03月28日 ザラマンダー再考 重要な酒宴作法。
  97. 2012年03月29日 ユニバーシアード 福岡大会の思い出。
  98. 2012年03月30日 スッペ風 スッペの隠れた癖。
  99. 2012年03月31日 読む大学祝典序曲 世界一詳しい大学祝典序曲。
  100. 2012年04月01日 大学祝典序曲再考 新たな提案または確認。
  101. 2012年04月03日 学生歌ネタ100本 本特集が大台突破。
  102. 2012年04月04日 Beanus  長女念願の大学入学。
  103. 2012年04月05日 学生歌特集総集編。本日のこの記事。

2012年4月 4日 (水)

Beanus

おそらく「ビアヌス」と読む。新入生のことだ。ラテン語然とした語感だが成り立ちは複雑だ。ラテン語で「Banus est Animal Necius Vitam Studiosorm」の頭文字を繋げたもの。全体では「新入生とは学生の生活を知らぬ生き物だ」という意味だ。「Vitam」の「V」は「U」に差し替えられている。

さんざん話題にしてきた「Fuchs」よりも古い時代の言い回しだ。

長女本日念願の大学入学。

2012年4月 3日 (火)

学生歌ネタ100本

一昨日の記事で「学生歌特集」に属する記事が100本に到達した。いやはやかなりのサプライズだ。「歌曲」「民謡」が「交響曲」や「室内楽」より多いのは周知の通りだが、民謡から派生した「学生歌ネタ」がこれほど膨らむとは思っていなかった。

ブラームスもきっと喜んでくれる。

おっと今日はブラームスの命日。

2012年4月 1日 (日)

大学祝典序曲再考

「大学祝典序曲」op80を演奏したことが、中学高校と6年続いたベートーヴェンへの傾斜に終止符を打った。19歳の夏、一番好きな作曲家がブラームスになるキッカケになった曲だ。以来何度も聴いてきた。

解説書にはブレスラウ大学からの学位授与に対する返礼であることが記され、4つの学生歌が登場することも必ず言及される。だから、それらの背景を知りたくて学生歌を調べてみた。たとえて言えば未盗掘古墳みたいなものだ。お宝情報の山だった。

学生歌の引用は「大学祝典序曲」があまりに有名なために、かえって周辺の細かい事情に疎くなっていたと反省せざるを得ない。日本ではお受験のテーマにもなるほどのメジャーな旋律だから、解説書がその周辺に言及するだけで判ったような気になっていた。

少なくともドイツ語圏においてクラシックと呼び慣わされている業界の作曲家が、学生歌を知識として持ち、それらを作曲したり引用したりというのは、日常茶飯のことだったと考えねばならない。「大学祝典序曲」は例外ではなくて「ワン・オブ・ゼム」だということだ。ドイツ語圏の社会には学士会活動が広く認知され許容されている。ブラームスの生きた19世紀後半は、台頭した中流市民が貴族に成り代わって音楽を下支えした。ここでいう中流階級が、大学経験者つまり学士会経験者だと考えるとどれほどの誤差を含むのだろう。

ドイツの著名人の多くが学士会活動に関わっていたことを知るにつけ、その裾野の広さを痛感させられた。学生歌を引用すると言うことは、そうした基礎が聴き手大衆の側にキチンと存在することを踏まえていると解さざるを得ない。ブラームスが「大学祝典序曲」で引用した学生歌は、知らぬ者のない学生歌なのだ。曲中にこれらが出現すれば、旋律はおろか歌詞まで即座に思い浮かぶ人々に向かって放たれたと見るべきだ。

ブレスラウ大学への返礼のために「学生歌を繋げた」というような取って付けたような位置づけではあり得ない。民謡に注ぎ込まれた熱意と愛情と同等の思いが、学生歌にも注がれたと考えねば、「大学祝典序曲」そのものを見誤る。

2012年3月31日 (土)

読む大学祝典序曲

「大学祝典序曲」op80に著名な学生歌が引用されているという切り口から、議論を重ねてきた。カテゴリー「216 学生歌」には、「大学祝典序曲」には直接関係のない記事もあるが、「大学祝典序曲」がなければ、学生歌について調べようなどと考えなかったに決まっているから、広い意味では「大学祝典序曲」ネタである。

ご案内が遅れた。お気づきの方も多いと思うが、カテゴリー「大学祝典序曲」を創設した。作品単独で1個のカテゴリーを設けるのはこれが初めてだ。私のブラームスラブを決定づけた作品でもあり、単独カテゴリーの付与は当然である。期間にしておよそ4ヶ月、全部通して読むことで、世界一詳しい(当社調べ)大学祝典序曲の解説になるハズだ。

これが「読む大学祝典序曲」だ。

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ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
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