デビュウ記念日
1979年1月7日。大学オケでの私の初舞台だった。ブラームスの第二交響曲がその素材。これこそが今に至るも揺るがないブラームスラブの源泉である。
前年4月10日の入団で、ヴィオラをはじめた私がそこから10ヶ月でブラームスを弾いたということ。ゼロからヴィオラをはじめてたどり着いたのがそこだった。
今になってそのことに言及するには深い訳がある。職場オケの発足とそこへの参加によって復活したヴィオラ演奏によって、1年間熱心にヴィオラを練習した。15年のブランクによる劣化からの復旧作業だった。
ゼロから初めて10ヶ月目のブラ2デビュウへの坂道と、この1年の取り組みの坂道を今、心の中で比べている。46年前の坂道にも匹敵すると感じているからだ。
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