いつかお力を
昨日に続きベートーヴェンの話題。
ブログ「ブラームスの辞書」は2033年5月7日ブラームスの生誕200年の日まで、途切れずに記事を更新し続けることを目的にしている。あと13年、4524本の記事をひねり出さねばならない。
ベートーヴェンは、ブラームスにとっての位置づけの大きさや高さに比して、取り上げた回数が極端に少なかった。中学高校でベートーヴェンに没頭していたにもかかわらず、半ば意識的にベートーヴェンを避けてきた。
昨今のコロナ禍の影響がこんなところにも出てきた。感染拡大によって定着した在宅勤務により、バッハ→グールド→ベートーヴェンという順序でピアノ作品を聴く流れになってきた。高校時代にのめりこんだピアノソナタを今懐かしく聴いている。32曲どれを聴いても懐かしく感じる。同時に10代の自分がベートーヴェンのピアノソナタの何に惹かれていたのか思い出せずに苦笑している。
大学2年以降ブラームスにのめり込み、そこからドヴォルザーク、バッハ、ドイツバロックへと興味を広げた末、還暦を過ぎてまたベートーヴェンを聞きなおすというのも悪くない。
ブログ記事確保の意味でも、この先きっと、楽聖ベートーヴェンの力を借りる日が来る。
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