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    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

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カテゴリー「780 スポーツ」の13件の記事

2020年7月24日 (金)

バッハ会長

国際オリンピック委員会の第9代会長だ。西ドイツ時代にフェンシングで金メダルをとったことがあるという。

そんなことはさておき、この人フルネームはThomas Bachという。

なんだかすごい。

 

 

2018年2月10日 (土)

オリンピックの準備

平昌オリンピックが始まったばかりというこのタイミングで、吉報を発信できる。

ブログ「ブラームスの辞書」は、2020年7月24日の東京オリンピック開幕までの記事備蓄を終えた。毎日更新の継続に必要な記事の備蓄ができたということだ。

2017年7月 9日 (日)

ウインブルドン

テニス全英選手権は、140年前の今日1877年7月9日、第一回が開催されたという。テニス4大大会では最古の歴史を誇る。

その年、ブラームスは6月9日からオーストリア南部の保養地ペルチャッハで夏の滞在に入っていた。9月17日にリヒテンタールに移るまでの長い滞在の間、おそらくテニスなんぞ眼中になかったはずだ。第二交響曲作曲が佳境にさしかかっていたからだ。

2016年8月 5日 (金)

気合入らぬ

リオデジャネイロでオリンピックが開幕する。開会式前にサッカー競技が始まるのも見慣れた光景だ。

以前ほどは熱狂しなくなっている。これがサッカーだと日本が出場しない欧州選手権でも気合が入るのだから不思議だ。

長男の中学の同級生が、出場するのが最大の見せ場だ。1年生の時に同じクラスだった女の子だという。

2015年1月12日 (月)

ジェッツ

まずは以下のリストをご覧いただく。

  1. 野球 メッツ Mets
  2. バスケットボール ネッツ Nets
  3. アメリカンフットボール ジェッツ Jets

上記全て、ニューヨークを本拠地にしているチームの愛称だ。お気づきの通り、韻を踏んでいる。3つとも「~ets」になっている。

これをなぜかと考えていて妄想が浮かんだ。アメリカンフットボールのジェッツは、かつての本拠地が空港に近かったことが由来だと説明されている。釈然としない。

ウエストサイドストーリーは、「ロミオとジュリエット」を現代ニューヨークに移植した作品。原作では、中世イタリア・ヴェローナを舞台にした家同士の確執が背景になっているところを、ニューヨークで対立している不良少年グループの抗争に転写している。この両グループの名前が「シャークス」と「ジェッツ」だ。

ニューヨークジェッツといえば、空港からジェット機への連想と説明されるより、ウエストサイドストーリーのとするほうが、私にはしっくり来る。ニューヨークのもう1チームがジャイアンツなどではなくて「シャークス」だったら、ダービーはもっと盛り上がるだろう。

コーヒーとは関係がないけれど、昨日からの流れで。2日連続のウエストサイドネタは、実は必然。乙女たちのマンボにブラームスのご加護を。

2013年9月 9日 (月)

東京2020

確かにピーターパンが舞い降りた。

1964年以来となる2020年夏季オリンピックの東京開催がきまった。前回の記憶はうっすらと残っている程度。56年前という長さに比べれば「今から7年」は長いようで短そうだ。ブログ「ブラームスの辞書」が掲げる2033年5月7日のゴールよりはずっと近い。

2020年東京オリンピックの開会式の日の記事に本日のこの記事をリンクする楽しみが増えた。長く継続しているとそういうことも起きてくる。

昨日ネヴァーランドに行ってきた。

2012年11月 6日 (火)

鴎外の見たスポーツ

鴎外の「独逸日記」に現れるスポーツを一覧化する。

  1. 踏氷の戯 1885年1月29日ライプチヒ。「踏氷を観た」という記述についで「男女氷履を穿き、手を携えて表面に遊戯す」とある。これは現代のスケートだ。鴎外は「Schlittschuhfahren」というスペルも併記する。ライプチヒ郊外の池での話。
  2. 九柱戯 1886年2月8日ドレスデン。円錐戯会の創業式に臨んだことが判る。円錐戯会には原文「Kegelclub」と添えられている。これはモーツアルトの室内楽にもその名を残すケーゲルシュタット九柱戯だ。ボウリングに似た球技。1886年6月7日の記述によれば、鴎外もプレイしたことが判る。
  3. 撞球戯 1885年5月29日ベルリン・カフェバウアーにて。本文記述には単に「球技を為す」としか書いていないが、場所がカフェだと明記されているから、自動的にビリヤードだと判る。「撞球戯」という単語は1885年12月25日、1885年9月5日、1886年11月16日にも出現する。特に1885年9月5日の記事から鴎外本人がこれをプレーしたことも判明している。鴎外はビリヤードの入門書「Das Billardspiel」という小冊子を持っていた。
  4. 打球戯 1885年8月27日。「午後打球戯を為す」と書いてある。この「打球戯」は種目が特定できない。「球を打つスポーツ」であることは間違いなさそうだ。野球、テニス、バレーボール、卓球、ゴルフ、ポロ、クリケットなど候補はたくさんある。ヒントはこの日付だ。この前後鴎外はザクセン軍の演習に参加している。この日は陣中泊だった。ドイツ3部作のひとつ「文づかい」は、この演習の経験を土台に書かれている。その「文づかい」の中にクリケットが現れる。主人公がクリケットをプレーしたが思うに任せなかったことが取り入れられている。おそらく打球戯はクリケットだと思う。
  5. 水泳 1886年9月5日 シュタルンベルク湖畔レオニーの記述。「水浅き処に家建つ。床無し。婦人の遊泳するところなり」とある。当時女性の水泳は一目につかぬよう衝立を張り巡らせていた。その習慣の目撃証言になっている。
  6. 海水浴 1885年8月23日。友人のトーマスがリューゲン島ザスニッツの浴場にいるので手紙を出したとある。「浴場」は「海水浴場」だ。リューゲン島のザスニッツには1876年夏にブラームスが滞在し、第一交響曲の構想を練ったところ。ドイツでは有名な避暑地で海水浴のメッカだった。もちろんブラームスも海水浴をしたことが、ヘンシェルによって証言されている。
  7. 角てい 字が打てない。「角」偏に「底」という字。1886年7月30日。シュタルベルク湖畔で、日本人の連れと相撲をとった。
  8. 競争 かけっこだ。相撲と同じ1886年7月30日。仲間と競争を為す。鴎外は負けたけれど相撲と違って頭痛にはならなかったという。

なかなか面白い。これだけの字数を費やして一番言いたかったことは、サッカーが無ということだ。ドイツの古いクラブはその発生を19世紀に遡るのだが、鴎外はこれを日記に残していない。

2012年3月29日 (木)

ユニバーシアード

学生のオリンピック。「ユニバーシティ」と「オリンピアード」の合成語と説明される。オリンピックと同様に夏季大会と冬季大会がある。開催は2年おき奇数年である。1967年東京を皮切りに神戸、札幌、福岡の計4回が日本で開催された。

第二次世界大戦の影響を脱し、東西陣営合同で開催された1959年トリノが第1回とされている。第2回ブルガリアのソフィア大会では、表彰式が国威発揚の場にならぬよう配慮され、国歌演奏のかわりに「ガウデアムス」が演奏された。世界学生共通の宝という位置づけだ。

我が家にも思い出がある。1995年第18回大会の開催地は福岡だった。そのころ福岡に住んでいた我が家、次女の誕生を待つ夏が祭典の舞台となった。閉会式を見ていて驚いた。大会旗の閉納の場面でどこかで聴いた曲が演奏された。「ガウデアムス」だった。

次女の誕生はその3日後だ。

2011年3月16日 (水)

トリプルクラウン

英語で「三冠」のこと。スポーツで主要な3つのタイトルを1者が独占すること。個人や団体あるいは馬にも奉られる。野球では普通打撃三冠を指す。「ホームラン」「打率」「打点」である。競馬だと「日本ダービー」「皐月賞」「菊花賞」だ。もちろん希な偉業である。

長男の誕生日でもあった昨日、次女が中学を卒業した。我が家の子育てレースのしんがりを行く次女だから、これで我が家は長男の小学校入学から13年を経て義務教育から開放される。大きな地震の記憶も生々しい中の卒業式は、別の意味で長く記憶に残るだろう。入学式が大雨にたたられて以来、主要な行事が毎度悪天候になるというめぐり合わせの次女だが、最後の最後まで何かに憑かれている。

その開放の儀式は感動的だった。母はお決まりの涙であった。亡き妻に代わって3人の子供を慈しんできた母には、トリプルクラウンの称号が相応しい。

次女は中学最後の1年間を皆勤で乗りきった。つまりこれは「3年皆勤」の達成を意味する。中学生ともなると3年間皆勤は珍しくもないけれど既にが2人とも中学3年間皆勤の実績を確定させていた中で、狙って獲った皆勤賞だ。我が家の子供たちは3人とも、中学校の3年間欠席早退遅刻が無い。

これこそ我が家のトリプルクラウンだ。

2010年10月 4日 (月)

引き分け以上

サッカーのリーグ戦終盤の争いの中で、「勝ちか引き分け」を条件に優勝が決まることがある。こうしたケースにおいてマスコミではしばしば「引き分け以上で」という表現をする。

さらに制度としての「引き分け」が存在する日本プロ野球においても登場する。規定による最終回表の攻撃が終わり、タイスコアだった場合、後攻めチームの「引き分け以上」が確定する。

4月20日の記事「火星探査」で、有人火星飛行とブラームス生誕200年までの記事継続を競わせたいと書いた。それがモチベーションになるという趣旨だ。今記事の備蓄を進めていて、その目標は定年退職までにゴールまでの備蓄を終えてしまうことである。もし計画通りに備蓄が進めば、2020年に定年を迎える頃米国との勝負で「引き分け以上」が確定する。

ブログの先付け公開機能を活用して、2033年5月7日まで毎日抜けがないよう公開を設定すればOKだ。米国が有人火星飛行に成功すれば引き分けで、失敗なら勝ちだ。私の身に万が一のことが起きても記事の公開は進むと言えば進むのだが、何だか面白くない。やはりその日を元気で迎えて祝賀記事を拝みたいものだ。

問題は「引き分け以上」を確定させるに必要な7000本以上の記事に目途が立っていないことだ。

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