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カテゴリー「601 運営方針」の124件の記事

2024年11月29日 (金)

BWV140の魔力

カール・リヒター先生についての書物で、共通して論じられているのが、リヒター先生とバッハの出会いのエピソードだ。

少年時代にはじめて接して感動した作品が名指しされている。BWV140「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」だ。とりわけ第4曲のテノールのアリアだ。独唱に先立つヴァイオリンとヴィオラのユニゾンの部分に心酔したことがバッハの傾倒のきっかけだったと回想されている。

同曲のリヒター先生の演奏は群を抜く。ピリオド楽器含め様々な音源があふれた現代、それらを手元において自在に聴き比べもできるのだが、リヒター先生のその場所の聞かせ方は最高だ。同じフレーズが2小節後に確保される場所の、ピアニシモに打ちひしがれるかの美音は、どんな解釈も吹き飛ぶ。ピリオド楽器がどれほど「バッハ時代の忠実な再現」と力説しても私の心が動かない原因の一つとまで断言できる。

2024年8月24日 (土)

一旦けじめ

旧盆にブラームス先生がファーバー先生を伴って我が家に来てくれるという趣向を打ち出して、初孫ネタに一区切り付けたい。

人生屈指の吉事ではあるのだが、きりが無いからだ。新盆と旧盆の間ほぼ1ヶ月初孫ネタで埋まってしまった。加えて、この先も区切り区切りで必ず初孫に触れるがメリハリが大切だ。ブログ「ブラームスの辞書」がゴールと掲げる2033年5月7日のブラームス生誕200年のメモリアルデーには、この子は8歳だ。

引き締めて行かねばと自分に言い聞かせている。

2023年12月14日 (木)

契約満了年

いやはやそれにしてもである。そう大谷翔平選手のことだ。

10年計画でオプトアウト無しと報道されているから、ドジャースに骨を埋める覚悟が透けて見える。その契約満了年は2033年ということになる。

何という奇遇。

我がブログ「ブラームスの辞書」がゴールと唱え続けてきたブラームス生誕200年のメモリアルイヤーではないか。その年の5月7日まで記事の毎日更新を掲げてきた。この先ゴールまでの10年を大谷選手の活躍を見ながらカウントダウンをするということに他ならない。幸福と申すべきか。

金銭感覚がおいつかないのは諦めているが、なんの私だって負けていない。ブラームスとバッハの二刀流であると負け惜しみの一つもひねり出しておく。

2023年10月31日 (火)

ランダム月間

おきづきだろうか。

今月5日。グールドのDVDに驚いた話が途切れた後、昨日までの記事の流れのことだ。意図的に違う内容の話を連ねた。「話は変わるけど」と前置きして記事を始めたいくらい。

2005年ブログを開設した当初は、どちらかというとそのノリだった。いつしか関連する記事を意図的に連ねる「特集」が始まり、やがて特集主体になった。すると特集からはずれる小ネタの発信がとどこおるという弊害も沸いて出た。

ときどきこうしたランダム発信を織り交ぜてガス抜きを試みる。

2023年8月24日 (木)

もっと知りたい

記事のネタ探しはしばらくは続く。けれども悲観はしていない。私自身の心の中に「もっとブラームスを知りたい」という気持ちがある限り大丈夫だ。

ブログの方針として「ブラームスネタ限定」を標榜しているが、このところ風向きが変わってきている。「ブラームス限定」を無闇に厳格に考えるより、視野が広がる。それが結果としてブラームスへの理解を深めることに通じると感じる。ベートーヴェンはもちろんそれが源実朝であってもだ。

知識の裾野を拡大することで一層ブラームスが浮かび上がる。私はもっともっとブラームスを知りたい。

 

 

 

2023年5月 4日 (木)

チャットGPT

今何かと話題。

質問にたちどころに答えてくれるソフトくらいの認識しかない。キーワードの提示でそれらしい文書を作ってくれるともいう。様々な大学が、これを規制しようとする動きがあると聞く。そらそうで、通常の試験対策や卒論を含む論文もにも悪用されかねない。試験や論文は学生の到達度を測定するための仕組みだから、大問題なのも理解できる。カンニングや盗用が古来禁じられているのはご存じの通りだ。このチャットGPTとやらは、それらよりもかなり深刻度が高そうだ。就活にだって影響があるはずだ。誤解覚悟で申せば、カンニングや盗用、替え玉受験は当事者たちが工夫も苦労もするし、どきどきと不安にもなるはずなのに対し、わずかなコストで手軽にそれらしく仕上げるという厄介者だ。

チャットGPTを使った文章をたちどころに見抜くソフトが後追いで現れて、各大学がそれを装備するというイタチごっこの予感もする。そもそも学生の能力を測るツールが試験や論文に偏り過ぎていた反省もいるのかとも思い詰める。一人の教師が多くの生徒学生を受け持ちすぎていて、そうとでもしないと評価が追い付かないとも思える。一人一人の人格を正確に把握することなく、評価だけしようと思う弊害をこのソフトがついてきたのかとさえ感じる。個人面談での評価だってそれなりに弱点はあるが、何事もバランスかと。

前置きが長くなった。

このソフトならブログの記事も簡単に作成してもらえるに違いない。「ブラームス」「楽譜」「用語」「癖」とでもインプットしたらそれらしい文章が矢継ぎ早ということなのかと思うと背筋が寒くなる。試験も論文も、受けたり書いたりに苦労があるからこそこうしたソフトの生まれる余地があるにちがいないけれど私はブログの執筆をいやだと思っていないから、絶対に使わないはずだ。

ブラームスや音楽についていろいろと文章を書いていくことをこの先の人生の支えにと思ってた矢先のことで、ちょっとむきになった。

2023年1月12日 (木)

3年計画

2020 年1月24日から、ブログ「ブラームスの辞書」上で自らの還暦を祝うために「令和百人一首」を企画した。名高い「小倉百人一首」にあやかって私的百人一首の自選を試みた。延々と半年もブラームスネタを中断して和歌ネタを連ねた挙句に、ハンドルネームを「実朝の弟子」に改めた。その「令和百人一首」に源実朝の歌1首を取り入れてはいるものの、実朝ラブの表出は限定的だった。

そして昨年9月17日源実朝生誕830年のメモリアルデーから実朝特集に踏み切った。かれこれ4か月かけて私の実朝ラブを説明してきた。気が付けば、特集「令和百人一首」の立ち上げから丸3年が経過した。3年前特集「令和百人一首」を立ち上げたときから温めていた構想が無事コンプリートした。還暦過ぎてあまりに長い企画はリスクを伴うかとも案じたがなんとか乗り切った。楽しかった。

古典和歌と実朝は、きっとブラームスやバッハとともに私の老後を内面から支える支柱になるだろう。

2022年3月19日 (土)

話の脈絡

徳島坂東のドイツ俘虜収容所の話の翌日からお金にまつわる話を続けた。

その途中に、住宅ローンの完済 の話を忍び込ませた。3月14日に25年ローンが終わるのを自ら祝うマネーネタのささやかな羅列であった。

こう見えて周到。

 

2021年1月31日 (日)

バッハ特集333本

カテゴリー「301 バッハ」に所属する記事が282本となってドヴォルザークに追いついたことは既に話しておいた。「282本」というのはブログ開設以来の通算本数のことだ。

今度は、バロック特集開幕以来の記事の本数のお話だ。

昨日の記事で、バロック特集開幕以来発信した同カテゴリー所属の記事の本数が「333」に達した。今まで慎重に言及を避けてきたが、これは予定の行動だ。「バロック特集」そのものが、バッハの生誕333年を祝しての企画だった。だから、じっとひそかに狙っていた。

2018年元日のバロック特集の開幕の時点では、まだ333本のバッハ記事を確保できていなかった。3月15日の生誕333年メモリアルデーには備蓄を終えていた。けれどもずっとこれを秘密にしていたということだ。

特集に入ってから333本、通算では464本となるのだが、ブラームスにはすでに4千本以上の記事が堆積していることを考えれば、申し訳ないくらいだ。

バッハ関連記事333本をもってブログ「ブラームスの辞書」からバッハへのお祝いとする。

 

 

2020年7月17日 (金)

ひとまず決着

昨日、鴎外先生とブラームスさんを見送ったことで、1月10日から続いた和歌への脱線をひとまずお開きとする。

明日から徐々に本来のネタに回帰する。リハビリが要りそうだ。

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    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
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