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カテゴリー「609 舞台裏」の49件の記事

2021年1月 2日 (土)

やはり作れた

生誕333年のバッハを題材にかるたを作ると決めたのは2016年11月だった。ブログ「ブラームスの辞書」のゴール2033年までにバッハのメモリアルイヤーが無いことから、2018年の生誕333年を無理やりメモリアルイヤーに見たてることでモチベーションを上げた。

記事を積み重ねる中、バロック特集に昇華したが、話の中心にいたのはバッハだった。かるたをひねりだすのは楽しい。下記の通り、このたび公開した「バッハいろはがるた」は5作目だ。

  1. ブラームス
  2. ドヴォルザーク
  3. ビスマルク
  4. クララ
  5. バッハ ←New

ビスマルクが少々異例だが、まずは順当だ。「ベートーヴェン」「ワーグナー」などできそうで出来ない人々も多い中、バッハは王道。

 

 

 

 

 

2020年1月 2日 (木)

カルタ算用

クララ特集末尾に訪れた元日だから、昨日の「クララいろはがるた 」はベタな展開だった。しかし避けては通れぬノリではある。だから禁句を増やして難易度を上げてみた。

ブログ「ブラームスの辞書」のゴールにたどり着くにはあと13回元日をやり過ごす必要がある。そのうちいくつをカルタでまかなうかは真剣な検討に値する。作曲家や演奏家ばかりが切り口では心許ないだろう。

双六に行ければかなり展望が開けるのだが。

2017年8月19日 (土)

キーワード検索

ブログの運営も12年を超えた。このほど面白い機能を発見した。管理画面で記事の一覧を呼び出すと、検索窓が表示される。ここにキーワードを入れると保存してある記事が簡単に目的の記事にたどり着けるのだ。今までその対象は記事のタイトルだけだと思っていたが、これがどうやら違っていた。記事の中にそのキーワードが含まれていても対象になることがわかった。

これはかなり便利。公開前の記事も検索の対象になる。過去の記事を引用せねばならなくなったとき、いつの記事だったかなかなか判明しないときがある。備蓄記事を含めると5000本の中から効率よく目的の記事を割り出すのは、記憶だけでは限界がある。タイトルが判っていなくても、ポイントとなる言葉を入力することで絞込みが容易になった。

今までこの機能を知らずにいたなんてどうかしている。

2017年4月13日 (木)

拾遺写真集

たった5泊7日の旅行だというのに、延々3ヶ月関連記事を放ち続けた。まだまだ続けることは可能だけれど、さすがに後ろめたさも出てくる。

後でブログネタにする予定であるからこそ、現地での心の持ちようが全然違う。公式テーマである「墓参」「ビール」「鉄道」のほかにも小さなエポックの連続だった。絶景だけではない。気づけば何でもエポックになる。だから3ヶ月続けることが出来た。

記事の流れの都合で収載から漏れた写真のうちめぼしい物を以下に公開する。

20161231_151641

20170101_102422
20170101_104100
20170101_101911


2017年2月 3日 (金)

備蓄中間点

ブログ「ブラームスの辞書」は、2005年5月30日の創立だ。その後しばらくして、2033年5月7日のブラームス生誕200年の記念日まで毎日更新を目標に据えた。開設当初1日に複数の記事を更新したこともあり、目標達成には10252本の記事が必要だ。

昨日までに4314本の記事を公開した。昨日、備蓄記事が812本に達した。合わせて5126本となる。つまり2033年5月7日のゴールに必要な本数の半分に到達したということだ。そのことを祝う記事を2019年4月25日に公開タイマーでセットした。

公開を進めるドイツ旅行のレポートに割り込んでまで触れておくべき吉事だ。

2017年1月27日 (金)

報告の遅れ

昨年12月28日に日本を発って、5泊7日のドイツ旅行だから、1月3日には帰国していたのだが、そのことを反映した記事の発信は1月22日まで控えた。本来なら真っ先に記事にしたいところなのだが、そうもいかぬ事情があった。

1月3日夕方の帰国で、帰宅は夜になった上に翌4日は初出勤であった。お土産や写真の整理もできていない中バタバタと記事にしてもまともな記事にならないと踏んだ。

さらに、グリム兄弟の長兄ヤコブの誕生日が1月4日ということもあり、かねて準備のグリム兄弟特集を予定通り発信することで時間を稼いで、満を持してという手法を選んだ。凝り性の遺伝子のなせる業である。

2016年9月 2日 (金)

意外な機能

ブログ「ブラームスの辞書」の運営において備蓄記事は最重要事項である。2033年5月7日までの継続を何としても実現するためのリスク管理の根幹でさえある。分厚い備蓄に由来する心の安寧こそが、記事を思いつくゆりかごになっている。

未公開記事を定期的に読むことにしている。ほぼ読書代わりだ。自分で書いたのに、記憶から落ちてしまっている記事もあって、本当の読書に負けない効果もある。公開済みの記事は定期的に目を通していて、誤植をこっそり手直ししているが、未公開記事だって同様だ。それらに目を通すことで事前に誤植が発見できればこれに勝ることは無い。

何よりも、繰り返し記事を読み直すことで表現の無駄を削ったりも出来る。あらたなアイデアのキッカケになることもあるのでバカにしたものではない。

2016年2月13日 (土)

旅のあと

昨日をもって長きにわたったブログ開設10周年企画「室内楽ツアー」が終わった。開幕は10周年記念日を19日後に控えた2015年5月11日だった。あれからほぼ9か月。記事の本数は252本を数えた。いやはや本当に楽しかった。「ブログ開設10周年記念企画だから」などど振りかぶって立ち上げる以上、そこそこ記事が堆積しないと様にならないから、まあこの本数に届いてほっとしている。

長らくのご乗車お疲れ様でした。

既にお気づきの事と思うが、私はブラームスが大好きである。

2015年11月22日 (日)

ラズモフスキー

ベートーヴェンから弦楽四重奏を献呈されたロシアの貴族。中学高校とベートーヴェンにのめりこんだ末、大学でヴィオラを始めた私にとって、とりわけ3番が憧れの対象だった。3番ハ長調の終楽章は、長大なフガートになっていて楽章冒頭はヴィオラが延々とソロを張る。

実は実は、ブラームスはまさにその終楽章だけをピアノに編曲したとされている。出版はされていないのが残念だ。カルベックの報告だけが唯一の根拠で、彼がブラームス研究の第一人者であることだけが頼みの情報。他の研究者は誰も報告しておらず、クララやヨアヒムなど知人たちの手紙にも言及が無い。その編曲の時期は一切不明で、手がかりもない。

室内楽の終楽章が長大な長大なフガートになっている点、それを先導するのがヴィオラである点を考慮すると、すぐ思いつくのが弦楽五重奏曲第1番ヘ長調だ。その参考のために研究した可能性が否定できない。

2015年4月 6日 (月)

200年祭ごっこ

ビスマルク生誕200年を祝ったばかりだが、これには若干の事情が隠されている。時は2012年秋アラビアンナイト計画終盤にもビスマルク特集があった。このときちょうど次女の高校オケ生活が佳境にさしかかっていたせいで、次女ネタが頻度高く噴出したために、本来のビスマルクネタが行き場を失った。このとき押し出されたビスマルクネタの受け皿になったのが、生誕200年という切り口だった。

ビスマルク関連記事約20本を生誕200年の記念日周辺に公開することで帳尻を合わせたということだ。

そう、1816年以降1832年までの間に生まれて、ブラームスと縁浅からぬ人物の生誕200年がこの先次々とやってくる。2019年にはクララ、2031年にはヨアヒムが控えている。ブログ「ブラームスの辞書」では、2019年と2031年に彼らの生誕200年を祝う企画を計画中だ。具体的に申せば、そのときに備えて記事の備蓄を始めているということだ。2019年は4年後でしかないのだが、ヨアヒムの2031年は16年後だからかなり先の話になる。

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    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
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