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    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

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カテゴリー

カテゴリー「610 取材メモ」の32件の記事

2017年1月12日 (木)

210円の至福

ユリウス・オットー・グリムの素性を知りたくて、古書店をうろついていた。吸い寄せられるように手に取ったのが「グリム兄弟」というタイトル。新潮選書・高橋健二著で昭和43年刊行。お値段は210円。定価は450円になっている。

残念ながら目的の人ユリウス・オットー・グリムについての記述は無い。もちろんブラームスについても書いてはいない。しかしドイツ民謡に浸しておいた脳味噌が、機敏に反応した。ドイツ語学、文献学、民俗学の観点からグリム兄弟の業績に触れることが出来そうだとばかりに購入した。

案の定お宝だった。ブラームスを聴くための台座として文献学、歴史学、民俗学を足元に敷き詰めることが出来る。特に民謡の収集活動との類似性はただただ興味深いばかりである。ブラームスの民謡ラブは、何の土台も無い中からポッと出たという訳ではなかった。

2015年4月23日 (木)

人体実験

物騒なタイトルだが今しばらくご辛抱いただく。

ブログ「ブラームスの辞書」は2033年5月7日まで一日も欠かさず記事を発信したいと考えている。ただ記事を書くだけではダメで、ブラームスにこじつけた記事であることが譲れぬ条件になっている。これまでの所ブラームスまたはブログ「ブラームスの辞書」に関係するネタが7割を超えている。

問題はあとおよそ20年、このペースが維持できるかということだ。駅伝を例に採るまでもなくオーバーペースはブレーキの元だ。今この時点での気負いすぎは良くない。しかし同時に強い意志だけは持っていなければならない。このバランスが難しい。

私に出来ることは自分の脳味噌を信じることだ。脳内でブラームスネタが枯渇してしまう日が来るのかについての確証はない。今のところ、ブラームスネタのひねりだしには自信がある。自分の健康の方が信頼性が低い。次に気をつけるのは事故だ。不慮の事故に合わぬよう気をつける。もっとも注意すべきは交通事故。被害に遭うのももちろんだが、加害者になってしまうことにも気をつけねばならない。場合によってはパソコンにさわれなくなる。

ブラームスネタをひねり出し続けることが出来るかどうかは、自分を使った人体実験に近い様相を呈して来ている。

スペシャルコンサートまであと16日。

2015年4月17日 (金)

選択と集中

「選択と集中」は我がブログの方針。2005年5月30日のブログ開設の日に既に存在したわけではない。開設後コツコツと継続して行く中から順次固まっていった。ブロガーにとって記事の枯渇は最大の危機。これを何とか回避するための心構えと言い換えても良い。

私にとっては「絞込みと解放」と言い換えることも出来る。

まずは「絞込み」について。記事のネタをブラームスに限定すること。「音楽」や「クラシック」では広過ぎる。かといって「ブラームスの交響曲第1番冒頭のコントラバスに付着するペザンテについて」では細か過ぎる。ネタを一週間繋げばいいのか、1ヶ月なのか、はたまた1年なのかで、絞込みの程度を加減せねばならない。私の場合は10000本の目標に照らして最適な範囲を選んだ結果「ブラームス」に落ち着いたということだ。勝算は何もないが直感で。

「絞込み」や「選択」には他にも側面がある。いくつかの自主規制のことだ。「同曲異演比較」「おすすめCD」「演奏家論」は意図的に避けている。ブラームスのレア物CDネタだけは適宜挟み込みを可能とした。

続いて「解放」の件。いったん「ブラームス」を選んだら、今度はそこを軸足に縦横に記事を広げる。時には少々の逸脱を伴いながら、ブラームス関連ネタをとことん掘り起こす。表面上は「絞込み」と逆の作業になる。もちろん先ほどの自主規制には抵触させない他、一見逸脱に見える記事も、大局的には枠内にとどまるという規律も大切だ。

ブラームスに話題を絞ったことは正解だ。その後の解放も的確だと評価できる。快適に記事が思いつけている。軸足を常にブラームスに置いておくのは、制約のようで実は逆。それこそが推進のエネルギーになっている。

スペシャルコンサートまであと22日。

2015年4月 7日 (火)

膨張の痕

2003本目の記事から3003本目の記事まで1000日間、企画を敷き詰めるというプロジェクトがアラビアンナイト計画だった。一昨年7月3日をもってめでたくコンプリートした。当初想定していなかった次女の高校オケネタがブレークして100本以上の記事が確保できたのだが、悩ましい問題も露呈した。

元々用意してあった企画が、会期内に発信できないという嬉しい悲鳴だ。その結果、ドリンク3部作となるはずだった3本のうち、会期内に公開出来たのは冒頭に掲げた「ワイン」だけになってしまった。残る2本「ビール」と「コーヒー」はアラビアンナイト計画終了後に回され、既に発信を終えている。大所帯「鉄道特集」も無事発表も発信を終えている。これら「ビール」「コーヒー」「鉄道」は、次女高校オケネタ膨張の煽りをうけて敢え無く後回しになった企画のうち、記事数ベスト3だった。3企画合計で400を超える。そして現在展開中の「ビスマルク」も、一部の記事が延期された結果である。

次女のオケネタの膨張の勢いがどれほどだったか判る。記事数20~30本程度の中規模企画もいくつか後回しになっているから、今後定期的に公開してゆくことにする。

2015年2月26日 (木)

ブラームス起点

ブログ「ブラームスの辞書」はネタをブラームス関連に絞ることを譲れぬ方針としている。もしかすると本日の記事は若干の方向転換の表明になる可能性がある。

記事一本一本が必ずしもブラームスと関連が無くてもよいと思いはじめている。ブラームスを起点にさまざまな切り口の話題を展開することは不変だが、個別にはブラームス不在の記事も混入することはあり得る。表面的には規制緩和だ。

すでにその兆候は現れ始めている。ブラームスを起点にドヴォルザークを眺め、民謡や学生歌を俯瞰した。ブラームスの伝記に現われるこまごまとした事項をキッカケに、ドイツ語やドイツ史を語りたい。極めようと思えば、民俗学や方言にまで裾野を広げる必要がある。地誌、鉄道、食事、文学、美術等ブラームス自身の興味の広がりを忠実にトレースしたいと心から思う。あるいはブラームスが無意識に関与した世相などにも興味がある。

ブラームス起点であるこということにはこだわり続けるが、これが読者の目に緩慢な規制解除と移映らぬよう気持ちをこめる覚悟である。あえてブラームスを起点とすることで発生する歪みもろともブログの個性として受け入れるつもりだ。

2013年9月 8日 (日)

ビアグルッペン

ドイツビールの世界も弱肉強食で、吸収合併の話には事欠かない。本日は企業グループの観点からサッカークラブへのサポート状況をまとめる。

<ビットブルガーグループ>

直接サポートがレヴァークーゼン、ボルシアMG、ホッフェンハイム、デュイスブルク、ザールブリュッケン、アーヘンの6クラブ。傘下のケストリツァーがハレをサポートし、LicherがサポートするFSVフランクフルト、ヴィースバーデンの2クラブ、Wernnesgrunがサポートするエルツゲビルゲアウエ、ケムニッツ、エアフルトを加えると総計12クラブをサポートする。

<BHIグループ> ハイネケン社とパウラナー社の合弁だが、事実上ハイネケン。

パウラナーがサポートするバイエルン。クルムバッヒャーのニュルンベルク。ホプフナーがサポートするザントハウゼン。ハッカープショルがサポートする1860ミュンヘンとレーゲンスブルクの2クラブ。合わせて5社なのだが、グアルディオラ率いるバイエルンのスポンサーということもあって注目度はトップクラス。

<フェルティンスグループ>

結局シャルケをサポートするフェルティンスだけなのだが、スタジアムにネーミングライツを張っているのはブンデスリーガ唯一なので気合いは入っている。

<カルルスベルクグループ>デンマークのCarlsberg社

Carlsberg社の直接サポートはヘルタベルリンだけ。子会社のホルステンがハンブルクをサポートするほか、ザンクトパウリのアストラはホルステンのブランドなので実質3クラブ。

<ラーデベルガーグループ>

ラーデベルガー本体は直接のサポートはない。ベルリナーキンドルがサポートするバベルスベルク、ベルリナーピルスがサポートするウニオンベルリン、ブリンコフスがサポートするボルシアドルトムント、ヘニンガーがサポートするオッフェンバック、トゥッヒャーがサポートするフュルト。合計5クラブ。

<ハウスクラーマーグループ>事実上Warsteinerグループです。

本体Warsteinerが直接サポートするのが、デュッセルドルフとミュンスターの2クラブ。パダーボルナーがサポートするパダーボルン、ヘルフォルダーがサポートするオスナブリュックを合わせて4クラブ。

<インベヴグループ>

ビール界最大の巨人は、ベックスがサポートするブレーメン。ディンケラッカーがサポートするハイデンハイム。ハッセレーダーがサポートするハノーファー、シュヴァーベンブラウがサポートするシュトゥットガルトキッカーズ、レーヴェンブロイがサポートする1860ミュンヘン。合計5クラブ。

<カールスベルクグループ>こちらは冒頭が「K」

本体がサポートするカイザースラウテルン1クラブ。

<クロンバッヒャーグループ>

本体支援の4クラブ、フランクフルト、ヴォルフスブルク、シュトゥットガルト、ビーレフェルトだけ。

<エッティンガーグループ>

サッカークラブへのサポートは無し。謎。トップブランドなのに。

<TCBグループ>

フェルトシュロッセンがサポートするディナモドレスデン。

2013年7月10日 (水)

ここ掘れワンワン

民話「花咲かじじい」のキーポイントとなるフレーズ。2組の夫婦が登場する。彼らは隣人同士だが性格は反対。善悪を象徴する存在だ。善人の老夫婦の飼い犬が吐くセリフが本日のお題「ここ掘れワンワン」である。言われた通り畑の真ん中を掘ってみたらお宝がザクザク出てきた。同じ事を悪人夫婦がするとそうは行きませんという筋立てだ。

ブラームスに言われた通り「ドヴォルザーク」や「民謡」の畑を掘ってみたのがそもそもの始まりだ。そこはブログネタの山だった。ブラームスが愛したというだけで、ドヴォルザークや民謡に深く触れたいという気持ちになれた。ここ3年はそれだけで記事が湧いて出た。ブラームスがどんな気持ちでドヴォルザークや民謡と対峙したのか少しは理解出来た気がする。

お楽しみはこの先だ。こうしておいてブラームスの作品を改めて聴くと、景色が全く変わる。

本日のたとえで申せばブラームスは花咲かジジイに登場する白い犬だ。彼が「掘れ」いうもの全てが探査の対象になる。この先もその方針でよかろう。

問題は私が「正直じいさん」かどうかである。

2013年7月 6日 (土)

裏企画

アラビアンナイト計画進行中の1000日間心がけていたことがある。アラビアンナイト計画の完遂は一度も疑ったことは無かった。アラビアンナイト計画を達成して手持ちの企画を出し尽くしてしまったと思われるのが嫌だというささやかな見栄があった。だから達成の後こそが大切だと思っていた。

アラビアンナイト計画後はじめて立ち上げる企画の水準を保たねばならないと強く考えた。どんなにネタに苦しんでも再開第1号用にとっておきの企画を確保せねばならない。

当初こうして思いつめていたが杞憂だった。ビスマルク特集や次女のオケネタの膨張で、期間内に発信できない企画が数本発生した。今後それらを順を追って公開する予定だ。毎日びっしり敷き詰めても2年分くらいにはなる企画備蓄の厚みだ。

2012年3月31日 (土)

読む大学祝典序曲

「大学祝典序曲」op80に著名な学生歌が引用されているという切り口から、議論を重ねてきた。カテゴリー「216 学生歌」には、「大学祝典序曲」には直接関係のない記事もあるが、「大学祝典序曲」がなければ、学生歌について調べようなどと考えなかったに決まっているから、広い意味では「大学祝典序曲」ネタである。

ご案内が遅れた。お気づきの方も多いと思うが、カテゴリー「大学祝典序曲」を創設した。作品単独で1個のカテゴリーを設けるのはこれが初めてだ。私のブラームスラブを決定づけた作品でもあり、単独カテゴリーの付与は当然である。期間にしておよそ4ヶ月、全部通して読むことで、世界一詳しい(当社調べ)大学祝典序曲の解説になるハズだ。

これが「読む大学祝典序曲」だ。

2011年3月15日 (火)

毎度毎度の一工夫

昨日の記事「献呈者名簿」で、ブラームスから作品を献呈された人々の名簿を掲載した。企画「献呈」のオープングに伴う措置だ。献呈ネタを延々と連ねる前に、話題の中心となる基礎資料を先に提示しておく意味がある。その後の記事の中で必要に応じてリンクを貼って引用することが出来るからだ。

「初演」特集でも会期冒頭に「都市対抗初演ダービー」を公開してその後の指針を示したし、「初版」特集でも「初版出版社一覧」を早々に公開した。まさに基礎資料の提示という意味がある。

毎度毎度の手法ながら、話の展開を明確にするためには大変有効だ。

その他のカテゴリー

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フォト

ブラームスの辞書写真集

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    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
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