ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

カテゴリー「614 課題」の3件の記事

2010年9月17日 (金)

余裕がない

はじめての年間企画「ドヴォルザーク」を終えて反省を一つ。どうも記事の羅列に余裕がない。2009年上半期の企画「歌曲」でも感じたことだ。半年で80本の記事を公開した「歌曲特集」は、会期の後半になってほぼ毎日歌曲ネタになった。ドヴォルザーク特集ではその点を反省して、記事の前半傾斜を心がけたが結果としてはやはりドヴォルザークネタをピチピチに詰め込んだ状態になった。原因は当初の想定よりドヴォルザークネタが多くなったことに尽きる。

こういうことが無いようにカレンダリングにいそしんだが、ドヴォルザーク特集開催中は、アンテナが研ぎ澄まされてしまい、次々と芋づる式にネタを思いついた。会期当初に用意したドヴォルザークネタは150本だ。半年で80本の歌曲ネタより濃度は低く収まるハズだったが、特集が始まってから112本も湧いて出るとは考えていなかった。

かといってドヴォルザーク特集の会期を1年以上にするのは、得策ではない。濃度を下げるために会期を延ばすのは、場当たり的と感じる。あるいはドヴォルザーク特集の開幕を1年延期してカレンダリングを徹底するという手もあるが、いくつかの記事がタイミングを逸することになるから認めにくい。

アンチドヴォルザークの読者がいればきっとブログ離れを起こしていると思う。

2008年7月28日 (月)

国際汎用性

言語の違う国々においての使い勝手とでもしておく。

サッカーの試合は言葉の通じぬ国同士でもスムーズに遂行される。そこでは審判が第三国から選ばれるのも常識だ。ルールに対する共通認識が高いとこういうことになる。線審の旗が上がった時、どちらのチームもオフサイドがあったと認識できる。「OFF SIDE」というか「オフサイド」というかに関わらずである。ストリートサッカーであれば尚更だ。ボール1個あれば22ヶ国からかき集められた子供たちであってもサッカーが出来る。

共通認識が進んでいるという意味では音符もかなりのものだ。仮に20カ国からかき集めてきたオーケストラでも、楽譜を配ってテンポを示してやれば合奏できる。一部のイタリア語は音符と限りなく一体である。

ドイツ語満載のマッコークルは相当国際汎用性が低いと思いきや、豊富な譜例があるおかげで不便は感じない。

先ごろドイツ国立図書館の蔵書となったわが「ブラームスの辞書」はどうだろう。

楽譜の上で半ば世界語となっているイタリア語と少々のドイツ語がアルファベット順に並んだ形態はなかなか国際汎用性が高い。さらに見出し語が現われる作品の番号を「op~」という形で掲載しているから、「楽章」「小節」という単語さえ覚えれば、位置の特定は容易である。コメントは日本語だから日本語のわからぬ人にはさっぱりだろうが、それらが素人の屁理屈であることを考えると、かえって客観性が増すかもしれない。

そういう観点から眺めると、パート名をカタカナで記したのは失敗だった。「Pf」「Vn」「Va」のようなアルファベットの略号にすれば国際汎用性はもっと高まったと思う。

後の祭りである。

2005年6月 9日 (木)

困った問題

ブラームス専用の音楽用語辞典は、著者の目から見ても困った問題を抱えている。

一つは、この執筆を通じて何らかの傾向が読み取れたとしても、他の作曲家で同じ分析をしてみない限り、「ブラームスの特質だ」とまで断言は出来ないことである。残念ながら私自身はブラームス以外の作曲家で同じことをトライする気にはなれない。一通り楽譜をそろえるだけで膨大なお金と時間がかかってしまう。時間と金ならばまだ良いほうで、意欲が全く湧かない。それが父や神童や楽聖であってもである。

ニつめは、楽譜の版の問題だ。ブラームスの意思がキッチリと反映した楽譜を参照しながらデータベースを作れるかどうかである。世の中に流布している楽譜がブラームスの意図をキッチリと反映されているとは限らない。我が家にある楽譜は、多分玉石混交だろう。

複数の楽譜を所有している作品についてはそれらをよく比較することにした。出来るのはここまでだ。我が家の楽譜が校訂者の意図で塗り固められていない楽譜であることを祈るばかりである。悲観ばかりしている訳ではない。仮に校訂者の意図が相当量混じった楽譜だった場合、どうなるか?少なくとも校訂者の癖にはたどり着けることになる。よく考えるとそれも重要なことだ。将来、ブラームスの意図と校訂者の意図を見分ける手法の確立に発展する可能性も無いとはいえまい。

その他のカテゴリー

001 用語解説 002 ドイツ旅行① 003 ドイツ旅行② 004 ドイツ旅行③ 050 空席状況 051 お知らせ 052 総集編 053 アラビアンナイト計画 054 セバスチャン 055 令和百人一首 056 拾葉百首 060 ブラームス神社 061 縁起 063 賽銭 070 ドイツ分室 071 地名辞書 072 地名探検 073 地名語尾辞典 074 地名語尾 075 ドイツ語 076 ドイツ方言 077 ドイツ史 078 ハプスブルク 079 人名辞典 080 イベント 081 謝恩クイズ 082 かるた 083 のだめ 084 お盆 085 中国出張 086 英国研修 087 ブログ出版 088 意訳委員会 089 ドヴォルザークイヤー総集編 090 ドヴォルザーク作品一覧 091 平均律与太話 092 暦 093 バロック 094 ドイツバロック 095 イタリアンバロック 100 作曲 101 編曲 102 楽譜 103 音符 104 楽語 105 テンポ 106 音強 107 拍子 108 調性 109 奏法 110 演奏 111 旋律 112 音型 113 リズム 114 和声 115 対位法 116 形式 117 編成 118 ヘミオラ 119 テキスト 120 ベースライン 121 再現部 122 微調整語 123 語彙 124 表情 125 伴奏 126 ジプシー音楽 140 ソナタ 141 変奏曲 142 フーガ 143 ロンド 144 コラール 145 間奏曲 146 スケルツォ 147 ワルツ 148 レントラー 149 緩徐楽章 150 セレナーデ 153 カプリチオ 154 トリオ 155 序奏 156 シャコンヌ 157 メヌエット 158 舞曲 159 カンタータ 160 ブラームス節 161 分布 162 引用 170 楽器 171 ピアノ 172 ヴァイオリン 173 ヴィオラ 174 チェロ 175 コントラバス 177 オーボエ 178 クラリネット 179 ファゴット 180 ホルン 181 トランペット 182 トロンボーン 183 チューバ 184 ティンパニ 185 トライアングル 186 チェンバロ 187 オルガン 190 鍵盤楽器 191 弦楽器 192 木管楽器 193 金管楽器 194 打楽器 195 メゾソプラノ 196 アルト 200 作品 201 ピアノ曲 202 歌曲 203 器楽 204 室内楽 205 交響曲 206 協奏曲 207 管弦楽曲 208 合唱 209 重唱 210 民謡 211 オルガン 212 オペラ 213 カノン 214 連弾 215 練習曲 216 学生歌 230 ドイツレクイエム 231 交響曲第1番 232 交響曲第2番 233 交響曲第3番 234 交響曲第4番 235 大学祝典序曲 236 ヴァイオリン協奏曲 237 ピアノ協奏曲第1番 238 ピアノ協奏曲第2番 239 二重協奏曲 248 弦楽六重奏曲第1番 249 弦楽六重奏曲第2番 250 ピアノ五重奏曲 251 クラリネット五重奏曲 252 弦楽五重奏曲第1番 253 弦楽五重奏曲第2番 254 弦楽四重奏曲第1番 255 弦楽四重奏曲第2番 256 弦楽四重奏曲第3番 257 ピアノ四重奏曲第1番 258 ピアノ四重奏曲第2番 259 ピアノ四重奏曲第3番 260 ピアノ三重奏曲第1番 261 ピアノ三重奏曲第2番 262 ピアノ三重奏曲第3番 263 ホルン三重奏曲 264 クラリネット三重奏曲 265 ヴァイオリンソナタ第1番雨の歌 266 ヴァイオリンソナタ第2番 267 ヴァイオリンソナタ第3番 268 チェロソナタ第1番 269 チェロソナタ第2番 270 クラリネットソナタ第1番 271 クラリネットソナタ第2場 272 FAEソナタ 300 作曲家 301 バッハ 302 シェーンベルク 303 ドヴォルザーク 304 ベートーヴェン 305 シューマン 306 メンデルスゾーン 307 モーツアルト 308 ショパン 309 シューベルト 310 ワーグナー 311 マーラー 312 チャイコフスキー 313 Rシュトラウス 314 リスト 315 ヘンデル 316 ヴィヴァルディ 317 ヴェルディ 318 ヨハン・シュトラウスⅡ 319 ビゼー 320 ブルックナー 321 ハイドン 322 レーガー 323 ショスタコーヴィチ 324 テレマン 325 ブクステフーデ 326 パッヘルベル 327 シュメルツァー 328 フローベルガー 330 プレトリウス 331 シュッツ 350 演奏家 351 クララ 352 ヨアヒム 353 ミュールフェルト 354 アマーリエ 356 ビューロー 357 クライスラー 358 ヘンシェル 362 シュットクハウゼン 400 人物 401 ファミリー 402 マルクゼン 403 ジムロック 404 シュピッタ 405 ビルロート 407 ビスマルク 408 ハンスリック 409 フェリクス 411 マンディ 412 ヴィトマン 416 カルベック 417 ガイリンガー 418 エルク 419 グリム兄弟 420 森鴎外 421 ルター 422 源実朝 431 アガーテ 432 リーズル 433 マリエ 434 ユーリエ 435 オイゲーニエ 436 ベルタ 437 リースヒェン 438 オティーリエ 439 シュピース 440 トゥルクサ 441 バルビ 442 シシィ 443 メルケル 500 逸話 501 生い立ち 502 性格 503 学習 504 死 505 葬儀 506 職務 507 マネー 508 報酬 509 寄付 510 顕彰 511 信仰 512 友情 513 恋 514 噂 515 別れ 516 こだわり 517 癖 518 読書 519 リゾート 520 旅行 521 鉄道 522 散歩 523 食事 524 ワイン 525 タバコ 526 コーヒー 527 趣味 528 手紙 529 ジョーク 530 習慣 531 住居 532 恩人 533 指揮者 534 教師 535 暗譜 536 美術 537 ビール 550 楽友協会 551 ジンクアカデミー 552 ハンブルク女声合唱団 553 赤いハリネズミ 554 論争 555 出版社 556 初版 557 献呈 558 伝記 559 初演 560 校訂 571 ウィーン 572 ハンブルク 573 イシュル 574 トゥーン 575 デトモルト 576 ペルチャッハ 577 ライプチヒ 578 デュッセルドルフ 579 フランクフルト 580 ベルリン 581 アイゼナハ 582 リューベック 583 ニュルンベルク 590 イタリア 591 イギリス 592 チェコ 600 ブログMng 601 運営方針 602 自主規制 603 アクセス 604 検索 605 カテゴリー 606 記事備蓄 607 創立記念日 608 ブログパーツ 609 舞台裏 610 取材メモ 611 マッコークル 612 シュミーダー 613 一覧表 614 課題 615 カレンダリング 616 ゴール 617 キリ番アクセス 618 キリ番記事 630 記念 631 誕生日 632 命日 633 演奏会 634 正月 635 ヴァレンタイン 636 クリスマス 637 ブラームス忌 638 ブラスマス 639 クララ忌 641 愛鳥週間 642 ランキング 699 仮置き 700 思い 701 仮説 702 疑問 703 お叱り覚悟 704 発見 705 奇遇 706 区切り 707 モチベーション 708 演奏会 709 感謝 710 よろこび 711 譜読み 712 音楽史 720 日本史 721 日本人 722 日本語 723 短歌俳句 724 漢詩 725 三国志 727 映画 728 写譜 730 写真 731 数学 732 レッスン 733 ビートルズ 740 昔話 741 仲間 742 大学オケ 743 高校オケ 760 家族 761 父 762 母 763 妻 764 長男 765 長女 766 次女 767 恩師 768 孫 780 スポーツ 781 野球 782 駅伝 783 バスケットボール 784 サッカー 785 アントラーズ 786 バドミントン 790 コレクション 791 CD 792 ipod 793 楽譜 794 書籍 795 グッズ 796 愛器 797 職場のオケ 800 執筆の周辺 801 執筆の方針 802 ブラダス 803 校正 804 譜例 807 パソコン 808 ネット 809 ドボダス 810 ミンダス 820 出版の周辺 821 パートナー 822 契約 823 装丁 825 刊行記念日 840 販売の周辺 841 お買上げ 842 名刺 860 献本 861 ドイツ国立図書館

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ