初胃カメラ
昨日市のがん検診を受けたきた。
人生初の胃カメラだった。肺、前立腺、大腸、肝炎は職場の健診のメニューにあるから、今回メニュー外ということで決意した。退職したら市の健診の世話になるから今からお試しだ。
結果は異状なし。基礎疾患のデパートなので気をもんでいたがまずは一段落。
ブログを2033年まで続けるためにも大切だ。
昨日市のがん検診を受けたきた。
人生初の胃カメラだった。肺、前立腺、大腸、肝炎は職場の健診のメニューにあるから、今回メニュー外ということで決意した。退職したら市の健診の世話になるから今からお試しだ。
結果は異状なし。基礎疾患のデパートなので気をもんでいたがまずは一段落。
ブログを2033年まで続けるためにも大切だ。
アメリカはニューヨークに本社を置く世界最大の製薬会社。「ファイザー」と発音されてはいるのだが、スペリングは標題の通りだ。
怪しい。ドイツっぽい。
案の定創業者チャールズ・ファイザーはドイツからの移民だった。本名は Karl Christian Friedrich Pfizerという。チャールズはKarlの英語表記かと納得。彼はシュトゥットガルト近郊のルートヴィヒスブルクに生まれた。1824年3月22日のことだ。薬剤師として修業していたのだが、25歳1848年に米国に移住した。タイミング的に三月革命挫折に失望しての移住かと。
翌年父から借金してチャールズファイザー社を設立。これが現在まで続くファイザー社の起こりである、
本日は歌曲ともシューベルトとも関係がない。
そうそう私自身が二度目の新型コロナワクチン接種を終えて副作用もなく3日経過した。ファイザー社製造のワクチンであった。
前回の大掃除は5年前だった。自室の大掃除のことだ。
この度また大掃除を企てた。実は5年前も感じていた課題がこのほど解決したことが大掃除を決意するきっかけとなった。CDの保管だ。千数百枚におよぶ捨てるに捨てられないCDの処遇こそが大懸案だった。時間をかけて掃除してもCDの収納はいくつかに分散になる。それが課題だった。このほど大壁面収納のオリジナルラックが実現したことで、周辺の事情が一変することになった。どう片付けようとも中途半端で、全体の足を引っ張っていたCD収納が、逆に全体の牽引役になった。
効果は劇的だ。
それからもう一つ、地味に大切なこと。次女の高校オケへの関与が一段落したことで、関連の書類を大量に処分できたことだ。スペースという意味ではこれもバカにならない節約となった。
来年早々に迫った定年退職にむけた心の準備の一環と位置付けうる。
理由はどうあれ、お部屋の模様替えが終わった。見違えた。きれいになったのは部屋だけではない。心のリセットが進んだ感じ。物がどこにあるのか頭に入っているというのは気分がいい。
物を大量に捨てた。今までゴミの中で生活してたと実感させられた。帰宅が楽しくなった。きれいな自室に戻り、音楽を聴くことでゆとりも生まれる。これだけ大量に捨てながら、一方で「やはりこれだけは絶対に捨てられない」という判断もたくさんした。大事なものが改めて浮き彫りになった感じがする。
「とりあえず取っておくか」と保管したものは、ほぼ廃棄に回った。そういうものだ。家族からの「やるときゃやるのね」という視線が心地よい。
次の目標は「この状態の維持」だ。
2005年7月11日の刊行以来、私の手許を離れた「ブラームスの辞書」がこのほど100冊に達した。販売が31冊で残りが贈呈である。うち8冊が海を渡ったと思われる。私を含めた家族の分5冊は、カウントされていない。
私の手許にはまだ200冊以上残っている。最近のペースを見る限り10年では無くならないだろう。この先売れることよりも、名刺代わりに贈呈されることのほうが多いのかもしれない。
出版にあたって一番考えたのが印刷部数だった。当初は50部で十分とも思ったが、無理して300部にした。おかげでまだ楽しみが続くということだ。人生の分岐点で出会う人たちに私の一面を手早く知ってもらうには良いツールである。
もし全部手許を離れてしまったら、すごく寂しいと思う。
「Neuebahn」と綴られるドイツ語。「新しき道」というほどの意味。1853年9月ヨハネス・ブラームスの訪問を受けたロベルト・シューマンがブラームスを紹介するために寄稿した記事のタイトルである。
「この若者、只者ではない」と紹介するのみならず、「天才だ」と断言する論調になっている。考えてもみて欲しい。このときロベルト・シューマンが聴いたブラームスの作品は、後世の我々が「初期」と呼んでいる創作期に属するいくつかの作品に過ぎない。わずかな兆候から天才を見抜いたシューマンの見識を素直に喜びたい。
ブラームスの楽壇デビュウはこうしたシューマンの後ろ盾のもとに進んだのである。現代に生きる我々は、その後ブラームスが辿った道を知っているから、ロベルト・シューマンの卓見慧眼がひときわ、まぶしく感じられる。シューマン亡き後、ブラームスの創作を支えたクララは、それが身に沁みていたと思われる。「ロベルトの予言通りね」と。
新しき道。
今日から、私は新しい職場に出勤する。1996年5月から勤めてきた職場を10年4ヶ月で去ることになった。妻の他界に始まった我が家の、長い復旧の道のりは、私自身の職場がずっと変わらないという安定感の上に成り立っていたと言ってよい。
その間父の急逝はあったが、新たに家も建て、母の献身を得て子供らを育ててここまで来れた。10年の間異動が無いという配慮は、子供たちの成長、「ブラームスの辞書」の出版という成果を結実させた。思えば、妻の他界の時、福岡に勤務していた私を、育児の助けが得やすい東京に異動させる異例の辞令を発した会社の英断に応えるべく勤め上げた職務が昨日終わったのだ。
今日から「新しき道」が始まる。行く手にブラームスのご加護があることを祈ってやまない。
最終校正が今終わった。今日は朝からかかりきりだった。66ページ進めた。
実際には完全版下として出版社に手渡すので、A5版の紙に印刷しなければならない。ページ番号の位置や余白の確認も残っている。そして何より譜例を決められた位置に糊で貼り付ける作業が控えている。しかし昨年6月19日に我が家にパソコンが届いてから約一年、ほぼ予定通りの脱稿となった。今はそれを素直に喜ぶことにする。校正は、何度やっても間違いが出るとは、この業界の常識だそうだ。だから校正は、きりが無いとも言える。ある時点で開き直って「エイッ」と打ち切らないと、いつまでたっても本にならない。つまり今日「エイッと打ち切る決心ができた」ということだ。切り貼りの途中で発見した誤りは、まだ修正が可能だが、本になってしまったあと判明する誤りは、永遠にキズとして残ることになる。それもまた一興である。
173の譜例は既に出来上がっている。「allegro2003」という楽譜製作ソフトを使って作成した譜面を、本文に挿入するのに相応しい大きさに縮小し、さらにそれを短冊状に切っておいた。約1ケ月もかかったが、終わるのが惜しいくらい楽しい作業だった。
明日一日微調整。月曜日には、はずせない出張があるので、A5への出力が完成するのは14日か15日になるだろう。これで切り貼りをする台紙が完成することになる。173箇所の切り貼りには根をつめれば3時間か4時間のハズだ。17日には完成するだろう。よって出版社への手渡しは週末の18日か19日となりそうだ。
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