無伴奏ヴィオラの夕べ
先週金曜日10月4日だった。都内でヴィオラのリサイタルを聴いてきた。
ティモシー・リダウト先生による古今の無伴奏ヴィオラ作品を集めたコンサート。
最近、私自身がヴィオラを練習し始めていることもあって、興味津々というばかりに出かけたが圧倒された。
聞けば先生の生年は1995年。つまり我が家の次女と同い年。新進気鋭の若手奏者という謡い文句だが、その演奏は堂々たるもの。
これがヴィオラの音かという驚き。楽器を通じて小さなホール全体が共鳴する感じ。ヴィオラ独特の暖かくてまろやかな音色なのに切れ味めいたメリハリもついて回る。特にだ。バッハやテレマンなど、元々ヴァイオリン用にと書かれた作品を5度下げてヴィオラで弾いているというのに、いつしかそれを忘れた。
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