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カテゴリー「720 日本史」の89件の記事

2020年2月11日 (火)

皇紀2680年

「皇紀」とは神武天皇即位を基準に据えた暦年体系だ。明治5年の制定。記紀で初代天皇とされている神武天皇の即位は西暦紀元前660年2月11日とされている。おお、そういえば建国記念日にあたる。

名機「ゼロ戦」の「ゼロ」は、正式採用が皇紀2600年だったことからの命名だ。先行する「九十六式艦上戦闘機」も同様に皇紀2596年に正式採用された経緯による。

もしかして本日は皇紀2680年のメモリアルデーなのか。

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2020年2月 9日 (日)

御首塚

これで「みしるしづか」と読む。源実朝は健保7年1月27日、右大臣拝賀のために参拝した鶴ケ丘八幡で公暁に暗殺された。公暁は実朝の首を取り、三浦義村の邸宅にたどりついたところを誅殺された。鎌倉幕府の正史「吾妻鏡」では実朝の首の所在は言及されていないが、神奈川県の秦野市に実朝の首を祀ったという五輪塔があると聞いて出かけた。それが「御首塚」だ。

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セバスチャンまで神妙に見える。

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特別に飾ったお花を手向け、これまたスペシャルなお線香を焚いて、心鎮めてお参りした。合わせて「令和百人一首」へのご加護をお願いした。周辺は公園状に整備されており、金槐和歌集に因んだ植物が植えられている。

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あたりはゆったりとした田園風景。鎌倉時代の遺構が出土するなど、当時の有力御家人の本拠地だった可能性が高いと言われている。

2020年1月 6日 (月)

寄る年波

もしかすると年のせいか。最近価値観が変わる。たとえば歴史上の人物の好みに変化が表れたと感じる。日本に限らず単に「歴史」と言ったらそれはほぼ「政治史」に近い。そうでないときは「音楽史」「文学史」「建築史」という要領でジャンンルが指定される。歴史を無条件に「政治史」と見ていたときと比べ「好みの人物」が変わるということだ。

私に歴史好き、和歌好き、のDNAを残してくれた父の影響だから文句も言えぬが、「英米好き」「源氏好き」が刷り込まれていた。このところどうも風向きが変わった。

  1. 日独伊 今、第二次大戦の当事者で言うなら英米仏露より日独伊の方が断然好きだ。
  2. 平家 父に聞かされた源平の争乱は義経主役で、平家は引き立て役だったけれど、今は平家の方にひかれる。
  3. 足利幕府 尊氏と義満ばかり特筆されるが、文化面では義政最重要。
  4. 大内、今川、朝倉 ゲーム「信長の野望」を楽しんでいると真っ先にやられる側だが、文化的には興味深い。
  5. 小田原北条氏 秀吉の全国統一の仕上げ「小田原征伐」でやられる側だが、最後まで団結していた。
  6. 判官びいきは義経主役だが、むしろ今は実朝だ。

などなど。

2020年1月 5日 (日)

官位と官職

耳慣れぬ言葉だけれど、意外に身近にある。「水戸黄門」は、「水戸在住の中納言」の意味で「黄門」は中納言の唐名だ。「判官びいき」は源義経の官職名に由来する。

官位は「一位」から「初位」までに「正従」「上下」が組み合わされてかれこれ30段階ある。最高位は「正一位」。没後の追贈なら「贈正一位」となる。三位以上がいわゆる貴族で、五位以上で天皇との直接面会が出来た。天皇愛玩の動物がしばしば五位に任じられるのはそのせいだ。

官職は中央と地方に分かれる。長官(かみ)次官(すけ)判官(じょう)主典(さかん)の4段階。「大岡越前守」「吉良上野介」でおなじみだ。中央官職の最高位は「太政大臣」だ。お雛祭りでおなじみの「右大臣」「左大臣」などが、重要閣僚クラス。正一位から従二位までが相当する。正従の三位は大納言か中納言で、四位は参議。百人一首の歌人名には、名前不記載で官職名の表記がかなり見られる。「入道前太政大臣」(西園寺公経)、「後徳大寺の左大臣」(藤原実定)、「鎌倉右大臣」(源実朝)などだ。「権中納言定家」は藤原定家だ。「権」は「ごん」と読む。定員外の任命だということを示す。太政大臣や右大臣左大臣は定員外で任命されないので「権太政大臣」などはあり得ない。

 

 

 

 

 

 

2019年9月29日 (日)

定家神社

先日、群馬県高崎市にある定家神社に行ってきた。百人一首の撰者として名高い歌人・藤原定家が祀られている。

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退屈していたセバスチャンを連れて行った。あたりは佐野という。

駒止めて袖打ち払う陰も無し佐野の渡りの雪の夕暮

この歌にある佐野らしい。

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よい雰囲気。季節の違いはあるけれどお歌の通りの夕暮時だ。しかし、この説明書きにも境内にもお歌の情報がない。もったいない。定家は、この辺りに滞在したか通過したか。すぐそばを流れる烏川と中山道の交点にあるのが「佐野の渡し」だということだ。近所にはその名の通りの無人駅がある。

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すぐ先が烏川になっている。

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すぐそばに今時珍しい木製の橋。佐野橋というらしいが表示が無い。生活の足に徹している感じ。

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下流。左手の森の奥に定家神社がある感じ。

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上流。上信電鉄の鉄橋。

定家のお歌は一顧だにされていない感じがするが、ここで夕暮を詠む必然性だけは実感できた。清少納言「枕草子」以来の「秋は夕暮」という常識を破って「雪の夕暮」と結んだ理由は不明のままだ。「秋の夕暮」と結んでも秀句の位置づけは揺らぐまい。

車止めてお歌を偲ぶ跡もなし佐野の渡りの秋の夕暮

字余り。

 

 

2019年5月10日 (金)

東京遷都150年

1869年5月9日、明治天皇が東京に着いた。遷都のためだ。昨日はその150年のメモリアルデーだ。おりしも令和改元の8日後だ。ブクステフーデの命日と重なっていなければ昨日の記事になっていたはずの話題である。

そして150年という時間の長さを思い遣る。1600年から1750年までの150年間と定義されるバロック時代と同じ長さが、東京遷都後に流れたということだ。

歴史系音楽ブログを自称するブログ「ブラームスの辞書」として避けて通れぬ話題。

2019年5月 2日 (木)

令和算と平成算

このまま予定通り、2033年5月7日まで毎日更新が出来れば、ブログ「ブラームスの辞書」は平成に5131本、令和に5121本、合計10252本の記事を積み上げることになる。これはなかなかの芸当だ。

ブログ「ブラームスの辞書」は2005年5月30日の創設から7月31日までの63日間に、記事を110本公開した。経過日数より記事の方が47本多い。8月1日以降今日まで一日1本を守っているが、当初はそうではなかったということだ。もしもである。この日数と本数のずれが47ではなく37だったら、令和と平成に同じ5121本ずつの記事がたまったということだ。

ブログ開設は平成17年だ。陛下の生前退位など全く想定していないことを考えると。この偶然は恐ろしい。

2019年5月 1日 (水)

改元

本日記事を更新したことで、ブログ「ブラームスの辞書」は平成と令和にまたがるブログとなった。めでたい。2005年5月30日開設のブログ「ブラームスの辞書」には平成に14年間5131本の蓄積がある。

2033年5月7日をゴールと決めているから、残りの期間もちょうど14年なる。記事の数にして5121本。平成に5131本を受けて令和に入り、5121本が堆積するとゴールとは偶然もいいところだ。わずか1週間前に「ブログの大折り返し点」を祝ったばかりである。平成と令和にちょうど14年ずつまたがるブログである。

BACHのスペリングに現れるアルファベットをB=2、A=1、C=3、H=8という具合に加算すると14になる。古来行われてきた有名な数遊びだ。吉兆である。

年号が改まったところで、おバカなこだわりが変わるわけではない。

2019年4月 2日 (火)

三代を生きる

昨日町内会役員の引継ぎがあった。母は後任者への引継ぎを9時30分からにセットした。新元号発表前に引継ぎを終えるためだ。役目をきっちりと果たして、新たな気持ちで発表の瞬間を待ちたいということだったらしい。母の母、つまり私の祖母譲りの性格だ。その祖母は明治生まれだ。共働きの両親に代わって日常的に私の面倒を見ていた父方の祖母もまた「明治の女」であった。私が幼かったころ周囲には「明治大正昭和」を生きた人がたくさんいた。母は「これで私も昭和平成令和を生きることになる」と感慨深げだ。まだまだと気を引き締める母を見て力をもらった。

 

2018年12月 9日 (日)

四社参り

昨日、先般買い換えたばかりのマイカーの慣らし運転をかねて、母をドライブに連れ出した。行く先は信濃の国一之宮、諏訪大社。

同社は下記4社の集合体である。

  1. 下社春宮
  2. 下社秋宮
  3. 上社前宮
  4. 上社本宮

これを全て参詣することを「四社参り」という。何よりも家内安全を祈ってきた。

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下社春宮の威容。

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下社秋宮の手水は温泉になっている。

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上社前宮の手水は、せせらぎを引き込んだもの。

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四社参りコンプリートの記念に、品のよい巾着をいただいた。

日帰りで、一日の560kmくらい走った。帰りに少々の渋滞にはまったものの、快適だった。燃費が16.8km/Lとは心強い。

もちろんセバスチャンも同行した。

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