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カテゴリー「791 CD」の389件の記事

2026年4月 1日 (水)

アンテナの劣化

昨日も話題にした本「クラシックCD異稿・編曲のたのしみ」についてもう少々。主要作曲家の作品について、異稿や編曲物の音源を紹介するコンセプトだ。昨日の記事ではブラームスの章から未入手のCDを列挙したが、取り上げられている作曲家は以下の通りだ。

 

    1. モーツアルト

 

    1. ベートーヴェン

 

    1. シューベルト

 

    1. メンデルスゾーン

 

    1. シューマン

 

    1. ブルックナー

 

    1. ブラームス

 

    1. チャイコフスキー

 

  1. ドヴォルザーク

 

巻頭であらかじめ宣言しているのは、小品の編曲物は対象からはずされている。「キリがない」というのがその理由。「トロイメライ」や「アヴァマリア」「子守唄」なんぞ想像するのも恐ろしいから、あらかじめ非対象にするのも納得だ。

 

もちろん律儀に最初から読んだ。自分の側に対応する引き出しがあるかどうかで面白さが変わる。ブラームスは言及される全ての作品が頭で鳴るばかりか、多くのCDを持っていた。だてに30年以上ブラームスラブを継続させているわけではないと判った。次にホルホルと反応したのはベートーヴェンではなくてドヴォルザークだった。ドヴォルザークはこうしたCDがそもそもあまり出ていないから、我が家のコレクション程度でも、ほとんど所有状態だった。アメリカ四重奏曲の木管五重奏版をなんとか入手したいと願うくらいだ。他の作曲家は概ね「へぇ~」とか「ふ~ん」くらいなレベル。教えられることは凄く多いのだけれど、「CD欲しい」に直結しない。

 

唯一悲しかったのはベートーヴェン。中学高校とあれほどのめりこんだのに、本書の細かな言及に脳味噌がついて行かない。読みながら作品が脳内を走らないのだ。ブラームスは言うに及ばず、すでにドヴォルザークにも及ばない。感性のアンテナが著しく劣化しているということだ。

 

 

2026年3月21日 (土)

アメリンクという魔術

工事中

2026年3月 5日 (木)

シューマンのネーニエ

「ネーニエ」は「Nanie」(aはウムラウト)と綴る。ブラームスのop82が名高い。友人の死を悼んで作曲されたものだ。テキストはシラーである。「Nanie」をドイツ語の辞書で引くと「ローマ風の挽歌」とある。れっきとした普通名詞だ。

 

実は先般買い求めて驚喜している「シューマン合唱曲全集」全4枚組の4枚目に「Nanie」がある。「女声三部合唱のための3つの歌」の1番だ。テキストはLudwig Bechsteinという人。バラと小鳥に囲まれた弔いの描写のように見える。

 

演奏時間2分にも満たない小品ながら心地よい。

2026年3月 3日 (火)

欲しいものリスト

2006年に刊行された「クラシックCD異稿・編曲の楽しみ」という本がある。有名作曲家9名を対象に、作品の異稿や本人または他者による別編成への編曲物のCDを紹介する内容。その中の第7章がブラームスのために割かれている。

 

いやはや興味深い。もう5年前の本だから、ここに載っていないCDを私が持っている場合もあるが、目から鱗のCDがザクザクと紹介されていて、身体に毒だ。本日は同書に紹介されているもののうち、私が所有していないものを列挙しようと思う。所有しているCDをネタにブログ記事が書かれるというケースは割とみかけるが、持っていないCDをネタにするのは少数派だろう。

 

    1. 交響曲第1番 第2楽章の初期稿

 

    1. ヴァイオリンソナタ第1番のチェロ版のト長調バージョン

 

    1. 二重協奏曲のチェロ協奏曲版

 

    1. 弦楽五重奏曲第2番の弦楽合奏版

 

    1. クラリネット三重奏曲 クラリネットをヴァイオリンに差し替え

 

    1. ホルン三重奏曲 ホルンをクラリネットに差し替え

 

    1. クラリネットソナタ第2番 管弦楽伴奏

 

    1. クラリネットソナタ フルート版

 

    1. クラリネットソナタ ファゴット版

 

    1. クラリネットソナタ サクソフォーン版

 

    1. シューマンの主題による変奏曲op9 管弦楽版

 

  1. インテルメッツォイ長調op118-2 ヴァイオリンとピアノ版

 

ため息ばかりだ。同書に紹介されているCD、持っているものが意外と多くて驚いた。上記の中には今となっては入手困難なディスクもあるから、気長に探そうと思う。

 

 

2026年3月 2日 (月)

お宝ブックレット

CDの作品解説が載っているブックレットには、しばしば貴重な情報が書かれている。昨日の記事「初期型2楽章」で買い求めたCDもお宝ブックレットだった。日本語は無し、独仏英の三ヶ国語なのだが、そこにブラ1初演のポスターの写真が掲載されていた。プログラムが全てわかる。第一交響曲の前に某歌手によって「五月の夜」op43-2が歌われていた。現代ではありえぬ取り合わせだ。

 

もっとサプライズがあった。各楽章が以下の通り表現されている。

 

    1. Sostenuto-Allegro

 

    1. Poco Adagio

 

    1. Allegretto Grazioso

 

  1. Adagio-Allegro con brio

 

唖然とはこのことだ。これを現行の楽章と比較する。

 

    1. Un poco sostenuto-Allegro

 

    1. Andante sostenuto

 

    1. Unpoco allegretto e Grazioso

 

  1. Adagio-Piu andante-Allegro non troppo ma con brio

 

全楽章が現行とは違っていた。何だかとても繊細。ブラームスがこういう言葉尻にこだわっていたことが良くわかる。

 

 

2026年3月 1日 (日)

喉から手

欲しくて欲しくて仕方ない物に対して「喉から手が出るほど」と形容されることがある。

毎度毎度のブリリアント社さんの仕業が悩ましい。ブラームスの独唱曲二重唱曲全集が出ている。12枚組で6000円ほど。収録されている曲は既に殆ど持っている曲ばかりなのだが、12枚のディスクのうち1枚が超お宝だった。「28のドイツ民謡」WoO32が収められているのだ。これは未入手だ。「49のドイツ民謡集」WoO33はCDの種類も豊富だが、こちらはなかなかみかけない。この28曲欲しさに6000円の出費は、いかにも痛い。思い切って購入した後にのこのこバラ売りでもされたらと思うと、手が出ない。

耳から手が出そうだ。

2026年2月17日 (火)

子供たちの肖像

ブラームスのドイツレクイエムの下地となった作品を探していて、うれしい発見があった。ドイツレクイエム第4曲「Wielieblich sind deine Wohnungen」にヨハン・ローゼンミューラー(1617-1684)が付曲した代物を収めたCDだ。ローゼンミューラーさんはバッハ出生の前年に没している人だ。

 

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ご機嫌なジャケット。グスタフ・アドルフ・シュパンゲンベルクという人が1866年に描いた「ルターと家族」という作品。楽器を持っているのはルター本人だ。奥様は描かれていないが、ルターの6人の子供の内の4人とみていい。

 

 

 

 

 

 

 

 

2026年1月 1日 (木)

ニューイヤーコンサート

第一部

  • 01 オペラ「ジプシー男爵」序曲
  • 02 ポルカ「おしゃべりなかわいい口」
  • 03 ポルカ「雷鳴と稲妻」
  • 04 「田園のポルカ」
  • 05 ポルカ「水車」
  • 06 ポルカ「クラップヘンの森で」
  • 07 「ピチカートポルカ」
  • 08 「こうもり」序曲

第二部

  • 09 ワルツ「春の声」
  • 10 ペルシャ行進曲
  • 11 トリッチトラッチポルカ
  • 12 ポルカ「観光列車」
  • 13 ポルカ「ハンガリー万歳」
  • 14 「騎士パズマンのチャルダッシュ」
  • 15 ポルカ「騎手」
  • 16 ワルツ「美しく青きドナウ」
  • 17 ラデツキー行進曲

指揮はカルロス・クライバー。

我が家にはクライバーの指揮で1989年と1992年がある。そりゃあもうDVDだから本当に美しい。

他の指揮者ではこうはいかない。

 

 

2025年11月28日 (金)

はよCD

BWV1178とBWV1179が初演された。

いかんいかん。なんか落ちつかない。どうしてもCDで聞かないと。

どちらもシャコンヌで、ニ短調とト短調。困った困った。

2025年9月23日 (火)

マインドシェアの可視化

昨日の記事「ギガバイトランキング 」の続き。

これをやろうと思うのだから世の中涼しくなってきたということかと申すと、そうでもない。もう2年半くらい前からなので、暑さに関係なくやっていた。じっくりじっくりパソコンにCDをアップロードも一段落したということだ。

所感をいくつか。

  • 覚悟は出来ていたがブラームスがバッハに負けている。ブラームスもバッハも全作品がほぼ自宅にある。だから漏れがないよう全て収録した。バッハに同曲異演の収録は最小限だ。ブラームスでは、室内楽や管弦楽でかなりな数、同曲異演が入っていてこの数値だから、バッハはよっぽどのことだ。
  • これはマイカーで聞きたくなるという切り口に絞っての常用USBだがそこを配慮してもこの二人はすごい。
  • 私の脳内作曲家ランキングがどうなっているか、定量的に語る切り口がなかったが、これは一定の物差しになる。
  • マイカーにUSBを差し込んで、目的の曲にたどり着くには、さまざまなモードがある。「入れた順」「アルバム」「ファイル」が用意されているが、「入れた順」はそのUSBに取り込まれた順番だ。「アルバム」はアルバムのアルファベット順。この2種類、実は全く役に立たない。いれた順なんぞ覚えてられないし、スクロールが大変。アルバムのアルファベット順にしても、アルバム名が不規則過ぎてどうにもなん。
  • でもって頼みの綱は「ファイル」これが使える。これこそが使える。アップロード時にUSB内部に自動生成される。そのアルバムの名称を修正して、事前に作成した作曲家毎・作品毎のファイルにドラッグする。これにてギガバイトの合計値も楽々である。本機能がなかったら、「ギガバイトランキング」なんぞ思いつかなかった。
  • ブラームスとバッハの異常値は、想定内だ。むしろその2人に次ぐ3位が気がかりだったが、ハイドンというのが意外であった。交響曲、ピアノソナタ、弦楽四重奏、ピアノ三重奏これら、全て入っているので、同曲異演なんかゼロだがこうなる。
  • それから、やっぱりヴィヴァルディだ。これは四季だけの仕業ではない。まさかドヴォルザークの上に来るとは!
  • で、ブクステフーデ、パッヘルベル、テレマンも上位だ。

自分でもよくわからんかった、自分のマインドシェアの記念碑として貴重だ。

もしかして、これって相当おバカか。

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