ジェラール・コセ
フランスの名高いヴィオラ奏者。この度の自室整理の収穫はなんと言ってもこれかと。
書棚の隅から出てきた。いつ入手したかわからないから、何年放置とも言えない。日本語の解説はないけれど、名高いヴィオラ奏者のエラートへの録音の集大成というのは明らか。
全13枚に名高いヴィオラ音楽が集められている。ヴィオラコンチェルトやヴィオラソナタの他にも、ヴィオラのある室内楽まで入っている。以下に取り上げられている作曲家を五十音順に列挙する。
- ウェーバー
- グラズノフ
- クルークハルト
- シューベルト・フランツ
- シューベルト・ヨゼフ
- シューマン
- ショスタコーヴィッチ
- チャイコフスキー
- バッハ
- ブラームス
- ブルッフ
- ブロッホ
- フンメル
- ベートーヴェン
- ヘルツォーゲンベルク
- ベルリオーズ
- ヘンデル
- ホフマイスター
- メンデルスゾーン
- モーツアルト
- ラフマニノフ
- リスト
とりあえず、このリストを見るだけで楽しいと分かる。テレマンの抜けが気になる程度。ヨゼフ・シューベルトとは紛らわしい。共演者もヴァイオリンのデュメイが嬉しい他、オーボエにシェレンベルガーもいる。ブラームスの2曲のヴィオラソナタの余白にop91の2曲がある。アルト向けの歌曲にヴィオラ伴奏がついている作品で、アルト独唱がナタリー・シュトゥッツマンだ。このCD集を入手した理由はこれかもしれない。
この先、老後の楽しみとしてヴィオラに親しむにあたり、座右に置くのもありかと。
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