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カテゴリー「795 グッズ」の70件の記事

2024年12月12日 (木)

弦は道連れ

愛用のヴィオラのA線をラーセンに代えて1ヶ月経過した。

第一印象は何に付け明るくて、よくも悪くもオープンだと感じた。ここにきてなじんできた。A線ハイポジションのキンキンした感じはおさまった。弦を代えるくらいで私の腕前が上がるはずはないから、これは弦の恩恵に違いない。レスポンスの良さが、キンキンに直結しないということなのだろう。これにコスパを求めてはなるまい。

もう一つ気のせいかもしれないが、このところD線、G線、C線の鳴りに丸みが出てきたかもしれない。A線の交換で他の弦の鳴りが変わるとも思えないのだが、どうしたものだろう。

A線の鳴りが落ち着いたことで腕の脱力が進んだかとポジティヴに想像するが、単なる気のせいという落ちも充分にある。

2024年10月19日 (土)

チャイルドシート事情

初孫のためのチャイルドシートをマイカーに取り付けた。

我々の子育ての頃にだってチャイルドシートはあったけれど、当時とは規制が段違いに厳しくなっている。抱っこひもで抱いて母親がシートベルトは御法度だ。そのくせタクシーや路線バスには抱っこやおんぶで乗れる。二種免許の運転手さんは、運転が上手だから、そういうことになるのかと感心しきりだ。

で、今どきのチャイルドシートは大きくて頑丈だ。とりつけも難しい。我が家に孫たち家族は同居していないが、頻繁に遊びに来るには、駅との送迎を考えてもマイカーにチャイルドシートはもはや必然だ。とりつけの難しさを考えるに、付けっぱなしが合理的だ。

かくして大人一人分のスペースをがっつり占有することとなり、孫のおらんときには乗車定員が1名減となる。

よいではないか。

2024年9月14日 (土)

カーボンマック

楽器のメンテナンスと並ぶ、いやそれ以上の問題があった。

楽器のケースだ。

今の巨大ヴィオラ購入と同時にケースもそろえた。1992年のことだからもう32年前だ。今回15年の空白があったとは言え楽器の方は、弓の毛替えまでいれればそこそこ構ってやれていたが、ケースは本当に何もしていない。

外見はもちろんだが、あちこちに傷みもあったほか、なんと言っても筋金入りのハードケースだから重いのだ。その重みが楽器の保護に直結しているとわかってはいるが重い。ベニア板でできた箱を持ち歩くに等しい。

職場オケの練習に通うようになると、これを持ち歩くことになる。いかんせん重い。オケの練習には飲み会がセットなので、車で行く訳にはいかないのが厄介に拍車をかける。若い頃は気にもとめなかったが、還暦過ぎの親父には重すぎる。

先のメンテナンスのために店頭を訪れたときの最大の用件は、実はケースだった。なんせ巨大ヴィオラなので通販という訳にはいかない。実際に入るのかこの目で確認しないと気が気ではない。店頭在庫をあれこれ見たが、入るのはカーボンマック社の製品だけだった。内部の収納が着脱可能なことが寄与している。弓と肩当て、弱音器と松ヤニもなんとか収まる。

<メリット>

  • 持ち運びが楽。
  • 今のケースが傷んできている。
  • 今どきのおしゃれなケース。

<デメリット>

  • およそ75000円の出費。
  • 楽譜が入らない。
  • そもそも会社のオケの練習はあと10回もない。

ノイシュヴァンシュタイン城のテラスから、パラシュート無しで飛び降りるかどうか思案が続く。

2024年8月28日 (水)

眼鏡屋はホルン

楽器練習用に中距離用眼鏡をあつらえた話は既にしておいた。そこから思わぬ奇遇にたどりついた。

眼鏡ショップに事情を説明するのにマイスタージンガーのパート譜を持参した。今の遠近両用が中途半端である旨を説明するためだ。かれこれ25年のつきあいがある眼鏡ショップのご主人は、からりとわかってくれた。「シャープとナチュラルの見分けがつかぬ」という説明ですんなりわかるとは意外で、「もしかして音楽やってました?」ときいたところ「はい」というお返事。「へっ?」てなもんだ。25年前からしょっちゅう通っているのに知らなかった。

そういえば音楽の話なんぞしたことはなかった。

「して、何か楽器でも?」と尋ねると「ホルンを少々」という夢のような回答。どうりでマイスタージンガーも腹に落ちたわけだ。一連の職場オケネタでしばし時間を忘れて盛り上がった。

奇遇に奇遇を重ねて今、機が熟してきている。

2024年8月27日 (火)

練習専用眼鏡

意外な難問だ。

昨年秋の白内障と剥離の手術から半年以上経過し、視力が安定してきた。眼鏡は遠近両用であつらえた際、「遠近」のうちの遠は、自動車の運転を想定した。一方の近は、スマホやパソコンの使い勝手を想定した距離に合わせた。30~40cmくらいだ。スマホだとこれでも遠いくらい。

楽器を触るようになってはたと困った。巨大ヴィオラを構えて楽譜に相対すると楽譜までの距離は80cm程度となる。遠近どちらでも中途半端だ。実際に楽譜を見ると細かい文字が読めない。最も困るのは「♯」と「♮」が見分けられないことだ。

やはり楽譜は正確に読み取れたほうがいい。読み取った上でそれを正確に音に転写するのは目の役割ではないが、おさえておきたいと思い詰めた結果、練習用に眼鏡を購入した。

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既にもっている遠近両用の中間として使うから、今回はシンプルなレンズでいい。放っておくといつも黒縁になってしまうのでたまにはと、つや消しの赤を選んで気分を変えた。遠目には茶色だから気に入っている。

 

2024年7月 6日 (土)

マタイで競演

昨日、オーボエのマンフレート・クレメント先生の画像を探した話をした。

リヒター先生指揮のマタイ受難曲のDVDにも出演なさっているということで盛り上がったが、さらにうれしい落ちがついてきた。

そのマタイの演奏、コールアングレを吹いているのは、シェレンベルガー先生だった。バッハのカンタータ選集のDISC18で師弟競演が聴けると喜んだが、こちらは画像付きである。

 

2024年7月 5日 (金)

クレメント先生のお顔

リヒター先生のカンタータ選集で、ディートリヒ・フィッシャー・ディースカウ先生に匹敵する位置付けにあるオーボエのマンフレート・クレメント先生だというのに、お顔がわからない。どこかに画像でもないものかと探していたらあっさり見つかった。

我が家にあるリヒター先生指揮のバッハ・ブランデンブルグ協奏曲のDVDにお姿が写っていた。出番があるのが1番と2番。特に2番ではオケの前面に立っての独奏とあって何かと目立つ。

その気になって探すと、リヒター盤のマタイ受難曲やロ短調ミサのDVDにも出演しておられる。

その出で立ちは「品のいい紳士」という表現でピタリだ。

その上オーボエの音がきれいということだ。もう惚れ惚れだ。

2024年6月 5日 (水)

負けじとブライトコップフ

ベーレンライターのエコバッグに続いてブライトコップフを発見。バッハの作品目録も同社なので勢いで購入。

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見ての通りの色なので私がもって歩くには勇気も要る。

2024年5月16日 (木)

額縁ライフ

ベッドの足下にブラームスの絵を飾ったり、枕元にバッハの絵をおいた話、母の日に絵を贈った話、そして昨日のカレンダーネタは、一連の共通項がある。

それが額縁だ。元々ブラームスの絵を納めるための額縁探索がきっかけだった。中途半端な大きさの絵だからオーダーメイドの額縁が必要になり、近所のショップを探し当てた。

親身になって相談に乗ってくれた。おかげさまで大満足。結果、額縁を見る目が変わった。絵や写真を見たときに額縁に目がいくようになった。額縁で絵がぐっと引き立つ。額縁の内側の絵や写真周辺の紙の領域も重要だと再認識。色・素材・価格などさまざまな要素が複雑に絡み合う。

その後、魅入られたように通い詰めた。上記4件このお店で買い求めたという次第。

おバカの上に凝り性を上塗りしている。

2024年4月27日 (土)

睡眠の質

いやはや何とも劇的だ。次女の結婚で空いた部屋をマイルーム化する計画の柱の一つがベッドだった。悩みに悩んで畳のベッドにした。従来、フローリングの床に畳のマットを敷いた上に布団を敷いていたが、なんせ上げ下ろしが億劫でベッドにするのは念願だった。そのベッドはマットレスにしないで畳敷きを選んだということだ。その上に敷くマットにお金を惜しんではいけないと知人から親身の忠告があり、ベッドと拮抗する金額のマットを奮発した。

驚くべき効果とはこのこと。あれから半年、睡眠の質が劇的に向上した。けしてふかふかとは言えぬが、それが腰痛にはいいらしいと聞いてはいた。私自身腰痛持ちではないので聞き流してはいたが、これがなんと肩こりにもいいようだ。単にベッドに腰かけているだけで気持ちがいい。いつしか寝床に入るのが楽しみになっていた。

基本21時にはベッドに入り、朝5時起床という枠組み。ときどき20時就寝ということもある。羊を数えることもなく、あっという間に眠りに落ち、たいていは夜中に1回トイレに立つもののその間ぐっすりだ。8時間以上の長大な睡眠時間が安定的に確保されている。しかもそれが早起きと両立している喜び。

寝具でこれほど違うとは。少々出費がかさんでも、毎日のことだと思うと踏ん切りもつく。

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    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
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