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カテゴリー「795 グッズ」の41件の記事

2023年9月 9日 (土)

残響実感

念願かなって取り揃えたCDプレーヤーの話。オルガン作品の再生で目から鱗、いや耳から鱗が数枚落ちた。言葉で表すのは難しいと申してきたが、ヒントとなる現象に気付いた。

オルガン作品のエンディングで、和音が全力で鳴らされる。まさに音圧というにふさわしいのだが、その直後も聞き逃すまい。オルガニストが鍵盤から手を放した瞬間からしばらく、空間に音が残る。この度買い求めたプレイヤーで再生すると、空間を満たすこの音がやけに鮮明なのだ。

文字通り「残響」だ。残響が途切れるまでが音楽なのだと心から実感する。

オルガン以外のジャンルではあまり実感できない感覚。

幸せだ。

2023年8月31日 (木)

8月終わる

5日に次女が我が家を巣立ってから25日たった。その間次女の部屋跡地マイルーム化周辺の話題に終始した。台風やら線状降水帯やらで大変な報道が相次ぐ中ではあったが我が家はほぼ平常通りの暑い夏を過ごした。

なんといってもCDプレイヤーの購入のおかげだ。所有CDすべてをもう一度聴き直したくなる衝動に駆られている。

残りの人生に音楽とブログは欠かせぬと再確認ができた8月であった。

 

2023年8月27日 (日)

香十徳

北宋の詩人・黄庭堅がお香の功徳を詩にしている。

  1. 感覚鬼神 感覚が研ぎ澄まされる。
  2. 清浄心身 心身を清浄にする。
  3. 能除汚穢 穢れを除く。
  4. 能覚睡眠 眠気を覚ます。
  5. 静中成友 心をいやす。
  6. 塵裡愉閑 忙しいときに寛ぐ。
  7. 多而不厭 多くても邪魔にならない。
  8. 寡而為足 少なくても香る。
  9. 久蔵不朽 保存が利く。
  10. 常用無障 続けて用いても無害。

お香の効能を漢字40文字で言い表している。四文字熟語10個という見た目の美しさが際立つ。お香の功徳はもちろんだが、漢字の機能性まで明らかとなる。

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昔の人の知恵の結晶たる10箇条ではあるのだが、今あえて私が1つだけ加えたい。それは「お香が音楽鑑賞を邪魔しない」ことだ。

2023年8月26日 (土)

香を焚く生活

次女の部屋跡地マイルーム計画の根幹が音楽鑑賞環境の充実にあることは既に述べてきた。「部屋に物が少ない」をコンセプトに徐々に進行中だ。このうち無視できぬ要素が「お香」だ。子供たちは「煙たい」などとネガティブだったが、マイルームになれば遠慮はいらぬとばかりに、工夫にも熱が入る。

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まずは掛け香。ドアノブに掛けるだけ。畳のヘリの生地を袋状に縫った中にお香が入っている。場所を取らぬ工夫ということだ。

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こちらはにおい袋。

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こちらはオーソドックスな線香。気分でさまざまなヴァリエーションがある。

もっとも大事なこと。お気づきだろうか。お香はリモートにはなじまない。音声や画像は「Zoom」など昨今のリモート系ソフトで遠隔でも共有が可能だが、香りはどうにもならぬ、言葉で説明も出来ぬ。

同じお香を焚いても、その日の気候やこちらのコンディションで微妙に味わいが変わる。合成香料を慎重に回避して天然ものに特化すれば、楽しみは無限だ。

2023年8月23日 (水)

偶然の導き

今年2023年が「私のクラシック音楽鑑賞50周年」だった。2月には更新するマイカーにCD再生機能がないと判明して、常用USBの作成に踏み切った。やがてそれが所有するCDの再点検に発展した。そして8月に次女が結婚のため家を巣立って、次女の部屋跡地のマイルーム化を進めた。上等なCDプレイやーを買い求めた。

「音楽鑑賞歴50周年」「マイカー更新」「次女結婚」が今年2023年に一度にやってきた。これは偶然なのだが、家庭での音楽鑑賞環境の充実という意味で、空前の変革となった。

2023年8月22日 (火)

ヴォリュームだけに非ず

マイルーム化計画の根幹にと買い求めたCDプレーヤーが嬉しく鳴ってくれる。自室化したおかげで、周囲に気兼ねなく音を出せるので従来より音量を絞っていない。演奏がリアルにクリアに聞こえる原因は、そこにもあるのかと考えてもみた。

けれども従来のプレイヤーで音量を上げてもやはりそうはならない。同じCDを新旧プレイヤーで聴き比べてみると、ほどなく音量の要因は微細だと気付かされる。従来のプレイヤーで音量を上げてもただうるさくなるだけだ。

ピアニシモからフォルテシモまでの幅と圧倒的な余裕感。これを世の中ではダイナミクスレンジとでも言うのだろう。この歳になって実感させられるとは。

2023年8月20日 (日)

隣室の音

私の在宅スペースとマイルーム化が進む部屋は隣りあわせだ。安普請のドア一つを隔てるだけ。

マイルームで新規購入のCDプレイヤーを使って再生した音が、ドアを隔てて漏れ聞こえる。気のせいかこれがまろやかでいい音である。何でだろう。丸みというか温かみというか。在宅勤務中のながらモードにしてはもったいない。かといって過剰にのめり込むのも気が引ける。

どうしよう。

2023年8月19日 (土)

サンプラーCD

次女の部屋の跡地マイルーム化の真っただ中。新たに購入したCDプレイヤーの機能を試すため一通り再生している。

<ブラームス:ヴァイオリン協奏曲> シェリング独奏のこの演奏はたいてい何を買ってもいつも再生のトップ。

<バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータニ短調> これもシェリング。驚いた。オケの曲よりずっと違いが判る。隣で引いてくれているようだ。

<バッハ:ゴールドベルク変奏曲> グールド。いやいやこれも鮮やか。うなり声が妙にリアル。

<ヴィヴァルディ:ヴァイオリンソナタ集> ビオンディのヴァイオリン。これもクリアでリアル。

<シューベルト:歌曲集> ディートリヒ・フィッシャーディースカウ。サプライズ。隣で歌ってくれているよう。

<ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲「アメリカ」> アルバンベルク四重奏団。チェロが深い。なんたって深い。

<ブラームス:交響曲第4番> カルロス・クライバー指揮ウィーンフィル。第二楽章が念入りに響く。

<ヴィヴァルディ:四季> ビオンディ。これもまたきれい。ソロのバックでチェロが延々と引き延ばす低音の色つや。

<バッハ:無伴奏チェロ組曲> マイスキー。こりゃすごい。

<バッハ:コラール集> ニコルマット指揮ヨーロッパ室内合唱団。いやはや人の声もまたよろし。

<バッハ:アンナマグダレーナバッハの音楽帳> レオンハルト盤。アメリンクの美声が透き通る。

ジャンルや編成の大小をできるだけ網羅して駆け足の鑑賞だったけれど、なんだかもう嬉しくて。こんなに違うのか。この先きっと何を聴いても発見があるだろう。

2023年5月26日 (金)

作曲家ファイル

先日演奏会に出かけたときに興味深い買い物をした。

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作曲家ファイルだ。もちろん私はブラームスを即買いだったが、他の作曲家もかなりな品揃えがあった。A4の普通のクリアファイルだが、やはりまんまとはまる。

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裏面にはブラームスの作品番号表だ。op1からop122までずらりと列挙される。難を言うとこれらがみな英語表記ということくらい。ハードルの高さ覚悟でドイツ語にしてほしかった。

ほくほく。

 

2021年11月 5日 (金)

あつもり

今なおブレーク中のゲーム「あつまれ動物の森」。略して「あつもり」だ。昨年夏に娘たちがはまり、私もあっという間に引き込まれて、よいコミュニケーションツールとなっている。「季節の移ろい」「物集め」「着せ替え」「模様替え」の諸要素が楽しくてんこ盛りされていて飽きない。私は「隠岐の島」の村民代表つまり「島守」を務めている。

本日付で大規模なバージョンアップがあるという。これでもうひと盛り上がりだと娘たちは忙しい。

そこで2首。

伊勢武者の敦盛とのみ思ひきや森にぞ集ふ四方のけだもの

人住まぬ島にて一人ながらへば天に任する日々のつれづれ

おそまつ。

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