刊行15周年
本日は書籍「ブラームスの辞書」刊行から丸15年の記念日だ。
私はまだ45歳だった。相当な昔のはずだがあっという間だった。2033年なんてすぐやってくる。
本日は書籍「ブラームスの辞書」刊行から丸15年の記念日だ。
私はまだ45歳だった。相当な昔のはずだがあっという間だった。2033年なんてすぐやってくる。
初めての自費出版「ブラームスの辞書」刊行から本日で丸10年となった。
ここまでに売れたのは90冊と少々。弱小自費出版本としては御の字。親兄弟親戚でもない人が、買い求めてくれている。
思えば10年あっという間だった。本の宣伝用にと立ち上げたブログ「ブラームスの辞書」が、本を宣伝することも今ではほとんどなくなった。本の宣伝というよりも、著者である管理人のキャラの説明に大半の労力を割いている。明らかになるのはブラームスのキャラなんぞではなく、私のキャラだ。
6番目の室内楽、弦楽六重奏曲第2番への言及を遮って、今日は10周年のお祝い。
本日7月11日は書籍「ブラームスの辞書」の刊行記念日。2005年刊行だから7周年である。加えて本日はブログ「ブラームスの辞書」創設から2600日の記念日でもあるから、二重のお祝い。その2600日間記事の抜けが無い。
ビスマルク特集に次女のオケネタがなだれこんで、記事がダブつくという嬉しい悲鳴の中、こうして記念日ネタを放っている。7年目の刊行記念日と2600日が同じ日になったおかげで、一本の記事ですませることができた。
イベントや出来事あるいは目標の達成を永く記憶するために立ち上げるプロジェクトのことか。やろうとしているプロジェクト開催のための大義名分を強引に紐付けるという思惑も一部混入していると思う。
昨日書籍「ブラームスの辞書」は、刊行4周年を迎えた。20万アクセスへの到達と合わせて謝恩クイズを実施中だ。つまりこれが「記念事業」である。
さて、刊行4周年や20万アクセスはさておき、先般買い求めた電子辞書の有効活用を考えている。声楽曲のテキストへの理解を深めるというのが真っ先に思い浮かぶ。歌曲特集が電子辞書購入に私を走らせた原動力だったことは事実だが、歌曲特集が一段落してしまった今、タイミングとしては焦点が甘い。
電子辞書をまさしく骨の髄まで活用出来るネタがあった。
マッコークルだ。世界最高の「ブラームス作品目録」である。書籍「ブラームスの辞書」の執筆に先だって購入したが、現在でも調べ物に重宝している。全編一面のドイツ語というのが玉にキズだが、これはマッコークルの責任ではない。調べるとなるとドイツ語の辞書が手放せない。簡単な単語なら判るようになってきたが、突き詰めるには心許ない。
今回購入した電子辞書を使って「マッコークル専用の独和辞典」をブログ上で作成することにした。マッコークルをサクサクと理解するために最低押さえておきたい単語を列挙するというコンセプトだ。いわば「マッコークル斜め読みのための独和辞典」だ。
8月には別途単月プロジェクトの予定がある。9月以降1年間の大型プロジェクトを立ち上げるので、7月中に完成くらいの緩い目標をとりあえず設定することとする。
あれから早4年である。初めての自費出版本「ブラームスの辞書」が納本されたのが、2005年7月11日だった。自分の著作物が印刷されて本になるのは、嬉しい。「ブラームスの辞書」が刷り上がった時の嬉しさは、今も鮮明に覚えている。
ロベルト・シューマンの助力もあって、二十歳そこそこのブラームスは、自作が印刷されることとなった。それもライプチヒのブライトコップフのような一流出版社の刊行だ。1854年のことである。ブラームスだって相当嬉しかったはずだ。
さて我が「ブラームスの辞書」は、ここ最近慶事が続く。
謝恩クイズの期間中に3つの慶事が訪れることになる。だから何としても6月28日出題にこだわったというわけだ。
「ブラームスの辞書」の刊行から今日で丸3年になる。ドイツ国立図書館への献本が3周年に間に合ったことが花を添えている。
バカ売れを期待しては酷というものだ。これからも粛々と販売を継続して行くだけだ。一方でブログ「ブラームスの辞書」へのアクセスは順調だ。年内の通算15万アクセス到達も現実味を帯びてきた。
さて、ブログ「ブラームスの辞書」が書籍になる。ココログのキャンペーンのお陰だ。「ブラームスの辞書」3歳の誕生日が、次なる書物の発刊を待ちながら迎えることになるとは思わなかった。その事に言及するのは今日で4回目。本を待つ気持ちを1回は記事にするのがココログ出版の事務局のみなさんとの約束だ。この気持ちを素直に記事にしていたら毎日になってしまう。適当に時間をおいて記事にしているという訳だ。
もちろん手に取った後にも出来映えや感想を記事にする。そうするとココログ出版のサイトに「お客様の声」という形で紹介されることもあるという。本を作ってもらうばかりか2冊も頂戴出来た上に、感想を紹介してもらえるなんて何だか凄い。弱小ブログ「ブラームスの辞書」にも愛の手がさしのべられたという感じに近い。
私はと言えば運を使いきりはせぬかと心配する小市民である。
「ブラームスの辞書」満2歳の誕生日である。
既に100冊以上が私の手許を離れた。うち7冊程度が海外にあると思われる。約10箇所の図書館にも蔵書されている。販売に回ったものが38冊だ。月2冊をノルマにしたから本来は48冊売れていなければならないが10冊の予算未達である。
忘れた頃に注文が入るという売れ行きは相変わらずだ。10回目の誕生日には売り切れになっていることを期待しているが、どうなることやら。
4人目の子供という感覚が強い。4人目は人間ではないが、かわいさは同等だ。血を分けた分身という意味合いが共通している。
2歳と言えば、人間様ならそろそろ公園デビュウの年頃である。
昨年の7月11日に「ブラームスの辞書」が納品された。ちょうど大阪への出張が入っていたので、納品の知らせは新幹線を待つ東京駅のホームで受け取った。一日千秋の思いで大阪出張を切り上げて東京に戻ったが、実際に本と対面したのは12日だった。
あれからもう一年が経った。その間私の手許を離れたのは82冊だ。そのうちの24冊が代金と引き換えだ。10年で全部売り切るための目標は月間2冊の販売だから数としては予定通りだ。
「ブラームスの辞書」の奥付には「発行年月日2005年6月15日」と書いてあるから、私を筆頭とする関係者がこの世にいなくなった後は、実際の納本日である7月11日は忘れ去られる運命にある。
あの日の感動は、子供が生まれたときの感動にさえ匹敵している。だからせめてブログにそれを書き残しておきたい。
7月11日の納本から一ヶ月が経過した。
その間に41冊が私の手元から離れた。うち販売は1冊である。当初の販売目標は月2冊なので、予定達成率50%である。残り40冊のうち音楽系の知人への提供が19冊。図書館への寄贈が3冊だ。残る18冊が、音楽系でない知人への提供である。音楽系でない知人への提供は、主に出版に際しての功労者であるが、この配布は既に一段落した。音楽系の知人への配布もあと数冊で予定終了だ。あと20冊程度を図書館への寄贈を中心に考えている。道は必ずしも平坦ではあるまい。先週は都内の某音楽大学の図書館に寄贈を申し入れたところ、門前払いだった。ド素人の自費出版本に対する当然の警戒心の賜物だろう。ご縁がなかったと諦めるしかない。
41冊をお配りした先から、いくつかの反応も帰ってきている。今のところ本の装丁やデザインに対する感想にとどまっている。「中身の感想を述べるほど熟読していない」のがその原因らしい。どうやら熟読には相当の根気が要るようだ。書き手としてはそんなつもりはないのだが。。。もっと気軽に読んで欲しいところであるが、内容からしてそうもいかんらしい。
それにしても1冊だけとはいえ、よく売れたものだ。自分の著書が売れるということがこんなに嬉しいものだとは思わなかった。そのほかに嬉しかったのは、「ブラームスの辞書」を差し上げることがキッカケで、何人かの旧友と久々の会話が楽しめたことだ。彼らの褒め言葉は心に沁みる。「ばかじゃねえの」や「ちっとも変わってねえな」が極上の褒め言葉である。
次なる狙いは「ブラームスの辞書」がキッカケで新たな友人が出来ることだ。
7月11日が納本記念日だから今日で一週間になる。
2003年の冬に「ブラームスの辞書」の執筆を決意したとき、既に頭の中では完成形が固まっていた。ブラームスが楽譜に記した音楽用語だけを集め、それをアルファベット順に収録して、ビシバシとコメントまで加える。タイトルも「ブラームスの辞書」で決まっていた。その日から先週11日までの2年半の間、誰かに「ブラームスの辞書」のことを相談したことも少なくない。頭の中にイメージは出来ているのに、周囲の人間に対してなかなかキリリと伝えることが出来なかった。ド素人の自費出版なのだから、ある程度仕方の無い面でもあるが、悔しい思い出も少なくない。ましてや音楽の知識の少ない人に対しては、説明など無力だった。本当に限られた人だけが、私の趣旨を知って後押ししてくれた。
翻って、この一週間で事情は激変した。「ブラームスの辞書」現物が世の中に存在していることの意義は、とてつもなく大きい。現物を「ハイ」と指し示すことで百万語を費やす説明よりも、速く正確にコンセプトを伝えることが出来るようになった。音楽の知識が少ない人たちも、いったんは手にとってくれる。400ページの重みを感じてくれる。譜例さえ絞らねば1000ページの本にだってすることが出来たはずだ。文字の詰まり方を見れは、内容を不当に膨らませた400ページでないことは、誰にでもわかるはずだ。
一方音楽に造詣のある人たちには、同じ反応が現れた。「バカじゃなかろうか」である。著者の私に対して直接口にするしないは別なのだが、悪い意味はない。褒め言葉として受け取っている。「ここまでやるか?」に近いニュアンスである。この一週間で既に29冊が私の手元を離れた。まだ全部を読み終えた人は誰もいないが、もう少したつと、まとまった量を読んだ人から感想が舞い込むと思う。「よっぽど暇なんだね」の感想は正直者の証である。それらがこれからどう変わって行くか、あるいは変わらないのかに、興味がある。
本のできばえは、2年半前にイメージした通りかそれ以上である。だから、「ブラームスの辞書」が評価されるもされないも、全ては内容の反映であると看做すことが出来る。
日本人はブラームスの音楽が好きだと思う。よって少なからぬ数の「ブラームス関連本」が出版されている。私の本は今それらの中で、よちよち歩きを始めた。
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