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カテゴリー「797 職場のオケ」の14件の記事

2024年9月20日 (金)

人間メトロノーム

まさに緊急事態だった。今週火曜日の弦練習。コンマスを含む数人が欠席となった。集まったのは私を入れて以下の5名。

  • 第一ヴァイオリン 1名
  • 第二ヴァイオリン 2名
  • ヴィオラ 私1名
  • チェロ 1名
  • コントラバス なし

幸いだったのは、第二ヴァイオリンとチェロのパーリーの参加だ。これでマイスタージンガーをどうせよと言うのか途方に暮れたが、もっとすごい緊急事態が降って湧いた。

なんと私が振った。練習を振るなんぞ1981年6月大学オケのパート練習以来だ。練習指揮などというものおこがましい。「人間メトロノーム」がふさわしい。各自が課題を持ち寄って順に合わせる練習のメトロノームを務めたということ。

18時から20時までたっぷり休憩無しで弾き込んだ。日頃各自が感じているカ所の深掘りとパート間の連携の確認に費やした。ずれた場合に戻る集合場所の確認も念入りに行った。遠足の自由時間後に、集合場所が決められているような感覚。そもそもずれるのが前提になっているのがすごい。

よいこともある。ヴィオラはセカンドやチェロと同じ事をやっている場合が多いので、私が抜けても不自由はない。何より指揮には音程がない。変な音を出して迷惑をかけるくらいならメトロノームになる方がいいかもしれぬ。

終わったあと、昼間ランチに行きつけの中華料理店になだれこんで反省会。餃子と生ビールの完璧なアンサンブルを楽しんだ。

 

 

 

2024年8月31日 (土)

パートリーダー受諾

先日の「介護付き個人練習 」後の飲み会で職場のオケのヴィオラパートのパートリーダーへの就任を受けてしまった。

3時間ぶっ通しの練習の後、コンマス氏がいきつけのお店で食事でもと誘ってくれて、即決。

これがまた完璧な台湾系餃子ショップ。

周囲は混雑で3名がなんとか潜り込んだ。混雑と喧噪の中、われわれのトークも弾むうちに、ヴィオラのパーリーがおらんという話になった。

最初、弦が一人しかいなかったときからのメンバーということもある。親切でボウイングを施したりもした。飲み会には欠席しない。まだ私を含めて3名しかいないヴィオラパートだが、当然ながら最年長。周りは皆20歳は歳下。

一方、全然弾けていない。演奏会までに弾けるようになるかどうかも怪しい。

これらもろもろを考慮して、餃子とビールの勢いもあってトップ奏者ではなく、パート世話人だと条件を付けて引き受けた。

これにて弦楽器のパートリーダーが全て決まった。むろんそこでも私が最年長。それどころか私の子供らの世代だってちらほら。

ブラームスとバッハのご加護に餃子の効能を加えてもまだ足りない。初孫の手も借りたいくらいだ。

 

2024年8月29日 (木)

介護付き個人練習

職場のオケの話。8月26日のことだ。普段は都内で練習しているのだが、この日は神奈川県での弦分奏だった。

当日になって5名が次々とキャンセル。全体練習に加えて弦楽器だけの練習の必要性だけは、みなわかっているのだが、平日の業務終了後であることや、普段と違う練習場所ということなど、事情があってのことだが、不安。

名目、18時から20時までということだったが、余裕をもって17時に到着すると一人すでに来ていたコンマス氏が「やばいっす。今日は二人かもしれません」まあそりゃあれだけキャンセルがあればそれも想定内と平静を装って準備。

どうせ2人ならさっさと始めましょうかとなって念入りにチューニング。ヴィオラの難所をメトロノームを付けて二人でさらった。いやはや効果的。一人で練習していてもよくわからんところなのだが、第一ヴァイオリンと一緒だと音楽の起伏やテンポがわかる。音程の悪いのも分かる。わかると直せる。

とりわけマイスタージンガーの練習番号E、シャープが4個に転ずるところ。

あそこもここもとばかりに次々と第一ヴァイオリンとヴィオラのからむ場所を弾く。延々と弾いて90分。トイレ休憩のあと最初からやろうということになって、今度はメトロノーム無しで通す。弾けぬは弾けぬが、なんとか通る。相手のしていることがわかる。

その通しがラストにさしかかったところで、もう一人メンバーが現れた。セカンドのパーリーを務める女子だ。「おくれてすみません」と言いつつ入ってきた。見れば19時。規定の時間まで1時間ファースト、セカンド、ヴィオラで合わせられる。

セカンドが入ってみるとまた視点が増える。こりゃありがたいとばかりにまた最初から。あっと言う間に20時になった。ほぼ3時間ぶっ通し。疲れたが心地よい。コンマスとセカンドのトップ二人を私の個人練習に付き合わせたとみることもできる。名付けて「介護付き個人練習」。

 

 

2024年8月19日 (月)

一人夏合宿

私の楽器演奏の話。

所属するの職場のオケの初演奏会が決まったせいもある。弦楽器の分奏練習もやった。課題はいくつもあるが、解決方法はシンプルだ。練習しかない。それも個人練習。みんなと合わせる前に楽譜通りに弾けるようになっていないとアンサンブルどころではないのだ。浮上した課題全てが個人練習で解決する。この歳になって35年のブランクを埋めるのだからコツコツとやるしかない。

お盆が昨日まで12連休だった。結果毎日2時間楽器を触った。練習とは言えないレベルだが「毎日楽器に触る」を目標に始めた。朝起きて自室の清掃後、すぐに楽器のケースを開ける。これが意外と効き目があった。空いた隙間時間に楽器に触ろうという魂胆だ。従来ならスマホをいじって無為に過ぎる時間を練習に振り向けることだ。

どん底から少しだけ船底が浮いた気がする。左手と右手両方が少しずつ思い出してきた。心なしか楽器が鳴ってくれるように思える。

2024年7月17日 (水)

お披露目コンサート

職場のオケが演奏会をすることになった。

12月20日夕刻。場所は本社。曲目は検討中。身内にのみ公開らしい。

嘱託生活満了の40日前。間に合うのもまた運命かも。

2024年5月23日 (木)

自然発生的

職場オケのメンバー専用サイトの中に、パートの小部屋が用意された。

バイオリンの小部屋ではささやかな議論が始まったいた。4月の練習で参加は6名。まだまだ寄せ集めだ。第一と第二のメンツ分け、コンサートマスターの選定など、その気になればやることは多いとばかりに、それらの議論が始まっているのだ。あるいはパート練習の必要性まで論じられている。

すごいな。

上司から命じられてもいないのに、自然発生的にこの議論が始まる。集まったのは各職場に分散しているメンバーで通常は業務上の接点など皆無だというのに。会社の組織目標は意図的定期的に通知され周知徹底がはかられるもので、得てしてそれらが浸透しない前提になっている一方で、まだよちよち歩きの職場オケは、誰から言われるでもなく、眼前の課題が認識されて解決策が議論されている。

これを音楽の力、オーケストラの魅力とせずになんとする。

音楽と仲間を信じてゆこう。

2024年5月22日 (水)

メンバー専用サイト

久々に職場のオケの話題。

Teamsを使ってメンバー専用サイトが立ち上がっていた。ひとまず登録されたのが三十数名。おおおってなもんだ。弦楽器がまだまだ足りないとはいえ順調だ。

練習日程や曲目連絡、そして出欠登録が重要な機能。そしてそして何より練習後の懇親会への参加申し込みなど、核心をはずさぬ使い方が早くも実現していて感心するばかりだ。

驚くのは練習参加人数に対する懇親会参加者の比率。練習に来た人は高い確率で飲み会にも流れる。4月は練習28で飲み22だった。近い将来練習欠席で飲みだけ参加などという輩も現れよう。練習参加者より飲み会の出席者の方が多いという「仮分数状態」もあり得る。

練習曲目にフィンランディアと花のワルツが加わった。

2024年1月23日 (火)

練習予定

社内オケだというのに、メンバー専用のサイトが立ち上がっていた。社内とはいえ、様々な部署のメンバーが集まることを考えると、連絡事項を効率的に伝えるためには便利だ。我々の大学時代にはネットなどというものはないし、スマホはもちろん携帯電話もなかった。だから大切な連絡事項は部室のロッカーの扉に掲示されていた。

まだまだよちよち歩きの社内オケだというのにこの手の体裁だけは早々と整っている。

さっそくのぞいてみると、練習予定が掲示され、各自そこから参加可否を入力することになっている。練習曲目も掲載されている。持ち物は「楽器と楽譜と譜面台」だと書いてある。練習後の懇親会の出欠まで登録せよとは手回しがいい。

これらこそオケの醍醐味。

2023年12月28日 (木)

年末練習

一昨日夜、職場のオケの2回目の練習があった。

初回よりさらにメンバーが増えて14名。前回の「田園」「フィガロ」に代えて「マイスタージンガー前奏曲」だ。二回目の白内障の手術で写譜が出来ず諦めた。

今回はコントラバスを除く弦楽器が各1名が集まった。コントラバスのパートはバスクラが代行したので弦のパートが全部鳴ったのが収穫。私はといえば、指揮者とさしで向かい合う位置でヴィオラを弾いた。セカンドヴァイオリンとチェロに挟まれて幸せだ。どちらともユニゾンがある。一人で練習するより数段効率がいい。課題は練習番号「E」、シャープ4個に転調するところ。見せ場なのに全く弾けぬ。4回程度通して最後には、どこを弾いているかだけは理解できるようになった。

そして飲み会という王道のながれ。参加メンバー14名誰も脱落せずに宴会場へ移動。

熱い夜が早々と更けていった。

仲間と音楽を信じて行きたい。

2023年11月28日 (火)

卓上譜面台

 マイルーム化の隠れた効果に、自室での楽器の練習がある。家族に対する負い目もあって楽器から遠ざかっていたが、自室でなら気兼ねなく弾ける。オケの練習には持ち運び優先で市販の譜面台を用いるけれど、広げたりと畳んだりも面倒とあって、自室練習には卓上譜面台を用意した。

知り合いの大工さんにお願いして作ってもらったオリジナルだ。

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こんな感じでテレビの前において使う。折り畳みの譜面台よりもサクッと始められる。チューナーやスコア、鉛筆も手近におけて便利。

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