ブラームス神社

  • 道中安全祈願

おみくじ

  • テンプレート改訂しました

独逸日記

  • ドイツ鉄道博物館のおみやげ
    2012年3月28日から4月4日まで、次女の高校オケのドイツ公演を長男と追いかけた珍道中の記録。厳選写真で振り返る。

ビアライゼ

  • Schlenkerla
    自分で買い求めて賞味したビールの写真。ドイツとオーストリアの製品だけを厳選して掲載する。

カテゴリー

カテゴリー「301 バッハ」の655件の記事

2024年4月21日 (日)

泣き、歎き、憂い、怯え

「Weinen,Klagen,Sorgen,Zagen」BWV12は復活祭第3日曜日用。イエスが十字架にかけられる前に弟子たちに予言する話。「近々私を見なくなるが、またすぐ現れるだろう」と。「あなた方は泣いて悲しむだろうがすぐ喜びに変わる」云々。女性の出産の話をまじえた説教だ。

BWV12はワイマール時代の作品。1714年4月22日初演となっている。冒頭、深い悲しみに包まれた短調が印象的だ。暗黒から光明と進行するが、その転換点に置かれているのがバスのアリアだ。リヒター盤ではディースカウ先生の出番になっていないのが不思議なくらいの重要な位置付けだ。

 

2024年4月19日 (金)

辞書は断念

「バッハ作品目録」の話。全作品が列挙されているとはすで何度も述べた。そこにはたった1小節の冒頭譜例も律儀に収載されている。しかしながら、その譜例には、音楽用語が抜けている。「Allegro」や「Agdagio」などの用語や強弱記号が脱落しているということだ。

残念だ。それらもろとも収載されていれば、バッハの音楽用語の貴重なデータベースになっていたはずだ。冒頭部分だけにとどまるにしても、用語が全部わかれば「バッハの辞書」に発展させることもできたはずだ。

2024年4月18日 (木)

人名索引より

先般買い求めた「バッハ作品目録2022年版」の話だ。巻末にほど近い814ページに「Personenregister」とある。「人名索引」だ。

バッハ作品目録中に出現するさまざまな人物の名がアルファベット順に集約列挙されている。人名に次いでBWV番号が付記され、その人物が言及される作品がたちどころにわかる仕組みだ。

なんと。

なんとそこにはブラームスもある。下記8カ所でブラームスが関与しているとわかる。

  1. BWV150 カンタータ150番
  2. BWV244-2 マタイ受難曲新版オルガンパートへの関与
  3. BWV596 ヴィヴァルディop3-11の編曲
  4. BWV944 クラヴィーアのための幻想曲とフーガ
  5. BWV951-1 アルビノーニの主題による幻想曲とフーガ
  6. BWV1001 無伴奏無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ フィナーレのピアノ編曲
  7. BWV1004 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ シャコンヌのピアノ編曲
  8. BWV1079 音楽の捧げ物

そりゃあバッハの息子たちやメンデルスゾーンにはかなわないが、8カ所も出てきてうれしい。ちなみにベートーヴェン2カ所、モーツアルト5カ所、シューマン15カ所、クララ・シューマン2カ所となっている。

2024年4月16日 (火)

ホッター先生ごめんなさい

「Ich habe Genug」BWV82の聴き比べファイルを作った話はすでにしてある。

我が家所有の同作品のCDをもれなく列挙した。つもりだったが、漏れがあった。ハンスホッター先生のCDだ。このCD冒頭にこのBWV82が収録されているのだが、そのあとブラームスの「4つの厳粛な歌」があったせいか、我が家のラックではブラームスの歌曲の位置におさまっていた。先の聴き比べファイル作成のときに見落としていた。

BWV82などバッハ先生のカンタータの余白に「4つの厳粛な歌」を収録するのは、ディースカウ先生にも見られた。

偶然とは思えない。

 

2024年4月14日 (日)

イスラエルの牧者よ耳を傾け給え

復活祭後第二日曜日用には「Du hirte Israel hore」BWV104である。「イエスはよき羊飼い」云々のお説教の後に演奏される。

まず目につくのはオーボエ族の総動員だ。オーボエ本体についで、オーボエダモーレとオーボエダカッチャが続く。「愛のオーボエ」と「狩りのオーボエ」だ。

特にだ。第5曲バスのアリアは、愛のオーボエを従えたフィッシャーディースカウ先生の子守歌とも聞こえる。

2024年4月12日 (金)

BWV発番の謎

BWVの部立てが、残された作品のヴォリュームの大きい順だということは腹に落ちた。だから先頭にカンタータがおかれているということだ。だからカンタータの番号はBWV番号と一致してくれる。「カンタータ第1番BWV1」ということだ。

一方で別の疑問の湧く。じゃあそのカンタータ200曲の配置はどう決められたのかだ。

きっと書いてあるのだろうが、まだ見つけられない。教会暦順でないことは確かだ。もしかして1950年のBWV1出版の時点で、認識されていた作曲順か。

2024年4月11日 (木)

BWVの部立て

「バッハ作品目録2022年版」の話。BWV番号順に全作品がジャンル別に列挙される。折角なのでそのジャンルをドイツ語で抜き出してみる。ウムラウトは赤文字にしてある。末尾の数字はページを表す。

  • Kantaten und verwandte werke 25
  • Motetten 294
  • Messen,Magnificato 302
  • Passionen,Oratrien 321
  • Viestimme Chorale 365
  • Werke fur Orgel 410
  • Werke fur Clavier 488
  • Werke fur Laute und Lautenclavier 565
  • Kammermusik 569
  • Orchesterwerke 588
  • Kanons,Musikalisches Opfer,Die Kunst der fuge 609
  • Theoretische Aufzeichnungen 623
  • Ubersicht:vergebene Nummer in BWV2,2a,3 625

以上。慣れればこれで十分だ。およそ600ページのうち、なんと269ページがカンタータに費やされている。だからこれらが先頭に来るのだ。私をバッハに導いた一連の無伴奏作品やブランデンブルク協奏曲は、室内楽と管弦楽作品に含まれるがたったの40ページでしかない。その少なさに唖然とする一方で、同時にその濃さを改めて実感した次第。

気づけて良かった。

 

2024年4月 7日 (日)

死人の中より甦りしイエスを覚えよ

復活したイエスが弟子たちに手とわき腹を見せる云々。「Halt im Gedachtnis Jesum Christ」BWV67だ。

聴きどころは2つ。まずは、ペーター・シュライヤー先生がオーボエダモーレを従えて歌う第2曲のアリア。

で、第5曲はバスと合唱のためのアリア。ディースカウ先生の独唱がイエス様で、合唱が人々という構成だが、複数の拍子が同時に鳴るという凝った作り。3拍子と4拍子が巧妙にせめぎ合う。

2024年4月 4日 (木)

復活祭オラトリオ

BWV249を背負う。およそ半分は羊飼いのカンタータからの転用と目されている。独唱4名の対話体という特異な性格。などど理屈が先走ってもいけない。復活祭用のカンタータとはまた別の深い味わいがある。

2024年4月 2日 (火)

平安汝にあれ

「Der Friede sei mit dir」BWV158は復活祭3日目用。いわば復活祭三が日の最終日だ。自筆譜が失われていることで、いろいろ議論の余地があるとされている。そもそも初演日が怪しいらしい。もともと2月2日「マリア清めの祝日」用に作られていたのを、2曲差し込んで改変したとか云々。復活後弟子たちの前に現れたイエスの言葉である。

なんと申しても第2曲、ソプラノ合唱に溶け込みきったディースカウ先生が美しい。独奏ヴァイオリンとの絡みと合わせて必聴。全4曲のうち3曲にバス独唱がある。BWV82ほどではないがバスの見せ場。

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

001 用語解説 002 ドイツ旅行① 003 ドイツ旅行② 004 ドイツ旅行③ 050 空席状況 051 お知らせ 052 総集編 053 アラビアンナイト計画 054 セバスチャン 055 令和百人一首 056 拾葉百首 060 ブラームス神社 061 縁起 063 賽銭 070 ドイツ分室 071 地名辞書 072 地名探検 073 地名語尾辞典 074 地名語尾 075 ドイツ語 076 ドイツ方言 077 ドイツ史 078 ハプスブルク 079 人名辞典 080 イベント 081 謝恩クイズ 082 かるた 083 のだめ 084 お盆 085 中国出張 086 英国研修 087 ブログ出版 088 意訳委員会 089 ドヴォルザークイヤー総集編 090 ドヴォルザーク作品一覧 091 平均律与太話 092 暦 093 バロック 094 ドイツバロック 095 イタリアンバロック 100 作曲 101 編曲 102 楽譜 103 音符 104 楽語 105 テンポ 106 音強 107 拍子 108 調性 109 奏法 110 演奏 111 旋律 112 音型 113 リズム 114 和声 115 対位法 116 形式 117 編成 118 ヘミオラ 119 テキスト 120 ベースライン 121 再現部 122 微調整語 123 語彙 124 表情 125 伴奏 126 ジプシー音楽 140 ソナタ 141 変奏曲 142 フーガ 143 ロンド 144 コラール 145 間奏曲 146 スケルツォ 147 ワルツ 148 レントラー 149 緩徐楽章 150 セレナーデ 153 カプリチオ 154 トリオ 155 序奏 156 シャコンヌ 157 メヌエット 158 舞曲 159 カンタータ 160 ブラームス節 161 分布 162 引用 170 楽器 171 ピアノ 172 ヴァイオリン 173 ヴィオラ 174 チェロ 175 コントラバス 177 オーボエ 178 クラリネット 179 ファゴット 180 ホルン 181 トランペット 182 トロンボーン 183 チューバ 184 ティンパニ 185 トライアングル 186 チェンバロ 187 オルガン 190 鍵盤楽器 191 弦楽器 192 木管楽器 193 金管楽器 194 打楽器 195 メゾソプラノ 196 アルト 200 作品 201 ピアノ曲 202 歌曲 203 器楽 204 室内楽 205 交響曲 206 協奏曲 207 管弦楽曲 208 合唱 209 重唱 210 民謡 211 オルガン 212 オペラ 213 カノン 214 連弾 215 練習曲 216 学生歌 230 ドイツレクイエム 231 交響曲第1番 232 交響曲第2番 233 交響曲第3番 234 交響曲第4番 235 大学祝典序曲 236 ヴァイオリン協奏曲 237 ピアノ協奏曲第1番 238 ピアノ協奏曲第2番 239 二重協奏曲 248 弦楽六重奏曲第1番 249 弦楽六重奏曲第2番 250 ピアノ五重奏曲 251 クラリネット五重奏曲 252 弦楽五重奏曲第1番 253 弦楽五重奏曲第2番 254 弦楽四重奏曲第1番 255 弦楽四重奏曲第2番 256 弦楽四重奏曲第3番 257 ピアノ四重奏曲第1番 258 ピアノ四重奏曲第2番 259 ピアノ四重奏曲第3番 260 ピアノ三重奏曲第1番 261 ピアノ三重奏曲第2番 262 ピアノ三重奏曲第3番 263 ホルン三重奏曲 264 クラリネット三重奏曲 265 ヴァイオリンソナタ第1番雨の歌 266 ヴァイオリンソナタ第2番 267 ヴァイオリンソナタ第3番 268 チェロソナタ第1番 269 チェロソナタ第2番 270 クラリネットソナタ第1番 271 クラリネットソナタ第2場 272 FAEソナタ 300 作曲家 301 バッハ 302 シェーンベルク 303 ドヴォルザーク 304 ベートーヴェン 305 シューマン 306 メンデルスゾーン 307 モーツアルト 308 ショパン 309 シューベルト 310 ワーグナー 311 マーラー 312 チャイコフスキー 313 Rシュトラウス 314 リスト 315 ヘンデル 316 ヴィヴァルディ 317 ヴェルディ 318 ヨハン・シュトラウスⅡ 319 ビゼー 320 ブルックナー 321 ハイドン 322 レーガー 323 ショスタコーヴィチ 324 テレマン 325 ブクステフーデ 326 パッヘルベル 327 シュメルツァー 328 フローベルガー 330 プレトリウス 331 シュッツ 350 演奏家 351 クララ 352 ヨアヒム 353 ミュールフェルト 354 アマーリエ 356 ビューロー 357 クライスラー 358 ヘンシェル 362 シュットクハウゼン 400 人物 401 ファミリー 402 マルクゼン 403 ジムロック 404 シュピッタ 405 ビルロート 407 ビスマルク 408 ハンスリック 409 フェリクス 411 マンディ 412 ヴィトマン 416 カルベック 417 ガイリンガー 418 エルク 419 グリム兄弟 420 森鴎外 421 ルター 422 源実朝 431 アガーテ 432 リーズル 433 マリエ 434 ユーリエ 435 オイゲーニエ 436 ベルタ 437 リースヒェン 438 オティーリエ 439 シュピース 440 トゥルクサ 441 バルビ 442 シシィ 443 メルケル 500 逸話 501 生い立ち 502 性格 503 学習 504 死 505 葬儀 506 職務 507 マネー 508 報酬 509 寄付 510 顕彰 511 信仰 512 友情 513 恋 514 噂 515 別れ 516 こだわり 517 癖 518 読書 519 リゾート 520 旅行 521 鉄道 522 散歩 523 食事 524 ワイン 525 タバコ 526 コーヒー 527 趣味 528 手紙 529 ジョーク 530 習慣 531 住居 532 恩人 533 指揮者 534 教師 535 暗譜 536 美術 537 ビール 550 楽友協会 551 ジンクアカデミー 552 ハンブルク女声合唱団 553 赤いハリネズミ 554 論争 555 出版社 556 初版 557 献呈 558 伝記 559 初演 560 校訂 571 ウィーン 572 ハンブルク 573 イシュル 574 トゥーン 575 デトモルト 576 ペルチャッハ 577 ライプチヒ 578 デュッセルドルフ 579 フランクフルト 580 ベルリン 581 アイゼナハ 582 リューベック 583 ニュルンベルク 590 イタリア 591 イギリス 592 チェコ 600 ブログMng 601 運営方針 602 自主規制 603 アクセス 604 検索 605 カテゴリー 606 記事備蓄 607 創立記念日 608 ブログパーツ 609 舞台裏 610 取材メモ 611 マッコークル 612 シュミーダー 613 一覧表 614 課題 615 カレンダリング 616 ゴール 617 キリ番アクセス 618 キリ番記事 630 記念 631 誕生日 632 命日 633 演奏会 634 正月 635 ヴァレンタイン 636 クリスマス 637 ブラームス忌 638 ブラスマス 639 クララ忌 641 愛鳥週間 642 ランキング 699 仮置き 700 思い 701 仮説 702 疑問 703 お叱り覚悟 704 発見 705 奇遇 706 区切り 707 モチベーション 708 演奏会 709 感謝 710 よろこび 711 譜読み 712 音楽史 720 日本史 721 日本人 722 日本語 723 短歌俳句 724 漢詩 725 三国志 727 映画 728 写譜 730 写真 731 数学 732 レッスン 733 ビートルズ 740 昔話 741 仲間 742 大学オケ 743 高校オケ 760 家族 761 父 762 母 763 妻 764 長男 765 長女 766 次女 767 恩師 768 孫 780 スポーツ 781 野球 782 駅伝 783 バスケットボール 784 サッカー 785 アントラーズ 786 バドミントン 790 コレクション 791 CD 792 ipod 793 楽譜 794 書籍 795 グッズ 796 愛器 797 職場のオケ 800 執筆の周辺 801 執筆の方針 802 ブラダス 803 校正 804 譜例 807 パソコン 808 ネット 809 ドボダス 810 ミンダス 820 出版の周辺 821 パートナー 822 契約 823 装丁 825 刊行記念日 840 販売の周辺 841 お買上げ 842 名刺 860 献本 861 ドイツ国立図書館

フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
2024年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ