舞踏譜
昨日話題にした本「バッハを弾くためのバロックダンス入門」の件。
最大の驚きは舞踏譜の存在だ。踊りを踊るための図形。ステップや身体の回転などが図形上に記載されていて、図形としても美しい。
宮廷舞踏の本場フランスには200以上も保存されているという。
これを見て踊れたのかというシンプルな驚き。楽譜とセットで保存されている曲もあるらしい。楽譜から音楽への転写には苦労が絶えない素人ではあるが、舞踏譜に比べれば慣れてもいる。
バッハはそれら舞曲のリズムや音型だけをしっかり維持しながら、取り入れているとの指摘と合わせて恐れ入るばかり。
組曲やパルティータなどでおなじみのバッハの舞曲に別角度から情報が肉付けされる。
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