クララのレパートリー2
昨日クララ・シューマンのレパートリーの中のピアノ協奏曲を調べたところだ。生涯で最低1回はコンサートで弾いた曲という定義だ。ついでに独奏曲もと思ったが、なかなか資料がない。かろうじてベートーヴェンのピアノソナタだけはリストが見つかった。
- 3番変ホ長調
- 8番ハ短調「悲愴」
- 13番変ホ長調
- 14番嬰ハ短調「月光」
- 15番ニ長調「田園」
- 17番ニ短調「テンペスト」
- 21番ハ長調「ワルトシュタイン」
- 22番ヘ長調
- 23番ヘ短調「熱情」
- 26番変ホ長調「告別」
- 29番変ロ長調「ハンマークラヴィーア」
- 30番ホ長調
- 31番変イ長調
以上だ。32曲から13曲が抽出されている。過半数に満たないが手堅く要所を押さえてある感じ。強いて申せば16番と18番「狩」も欲しかったところだが、悲愴とテンペストとワルトシュタインがあって満足。公開の席上での演奏記録だけなので、身内の集まりでは他の曲も弾いていたかもしれない。短調優勢だった協奏曲と違ってこちらは長調優勢だ。
そうそう、当時クララはベートーヴェンの演奏と解釈の第一人者だった。
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