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カテゴリー「108 調性」の82件の記事

2016年10月22日 (土)

紅葉踏み分け

百人一首にある歌。

奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聴く時ぞ秋は悲しき

猿丸大夫の作とされる。

山の紅葉が踏まれていることは確かだ。誰が踏み分けているかについては古来論争がある。「鹿」か「作者」かだ。歌を普通に読んでいるだけではどちらともとれる。

「奥山に紅葉踏み分け」でブレスをすれば「作者」で、「鳴く鹿の」まで一息なら「鹿」だ。音楽で申せばフレージングだ。冒頭から始まるスラーが、どこまで伸びるのかみたいなモンだろう。鹿が山の中にいることは、どちらの解釈でも同じだが、作者がどこにいるのかは、解釈が割れる。だからフレージングやブレスは、大事なんだと娘に説明するよい材料だ。

作者はブレスの場所やアーティキュレーションなんぞ明示したりはしない。まるでバッハのようだ。判断を読者に任せる。このことでかえって鑑賞の幅が広がると感じる。読者はただそれを楽しめばいいが、演奏者には一定のスタンスが求められる。

ブラームス作品に頻発する曖昧な感じは、この歌に通じるような気がしてならない。どちらともとれる感じを意図的に晒して聴き手の判断を問うのだ。調性、旋律、フレージングなどがこの手の意図的曖昧さで味付けされていると思う。

本日、次女の後輩40代と41代のオーケストラ部の「甲子園」ともいうべき、日本学校合奏コンクール全国大会が福島県郡山市で開かれる。中間テストとの両立も求められながら「受験一瞬音楽一生」とばかりに、演奏に磨きをかけてきた成果を披露する。

一部保護者たちはまさに今、北上中の紅葉前線を踏み分けて応援に駆けつける。たった9分の演奏を聴きに陸奥路を駆け上る。そりゃあ、コンクールだから不運も理不尽もあるだろうが、今日の演奏がいかなるものになろうと、私は断固乙女たちの演奏を支持する。

そこでささやかな歌を一首献じて心からのエールとする。

福島に紅葉踏み分け行く親の声聞く時ぞ我ら千葉女子

お粗末。

2016年1月21日 (木)

不思議な音

クラリネット五重奏曲の話をする。この作品はロ短調とされている。

第1楽章の冒頭は2本のヴァイオリンで始まる。D音とFis音だ。調号はシャープ2個なので、この瞬間はロ短調という感じがしない。聴きようによってはニ長調とも感じるハズだ。音楽が進むにつれてだんだん短調の影が忍び寄って来る感じだ。ブラームスは全て承知でこうした効果を狙ったと思う。

この旋律のどこで短調と判るかが本日の話題だ。私の感覚だと3小節目8分音符で数えて4拍目の嬰イ音(Ais)が決め手と思う。この音が鳴ることで冒頭の曖昧さが完全に払拭されて「ああ短調なのだな」と判る。ロ短調の主音であるH音ではないところが面白い。

試しに娘にこの旋律4小節をピアノで聴かせる。第1ヴァイオリンのパートだ。長調か短調かと問えば、少し考えて短調と答えてきた。「おおお」ってなもんだ。彼女はこの作品のことを全く知らないから「ロ短調」という先入観が無い。にもかかわらず短調だと言うのは、旋律自体に何かを感じる証拠だ。さらに「旋律がどの音にさしかかった時、短調だと感じたか」と問う。短調と感じた瞬間に手を上げさせる。念のためピアノを弾く私に背を向けさせて聴かせる。私の弾き方や表情を読ませない為だ。

結果はやはり「嬰イ音」だ。これを正解と言っていいのか自信が無いが嬉しい。

2015年11月28日 (土)

予行練習

チェロソナタ第2番は特異な調性配置で異彩を放っている。

  • 第1楽章 ヘ長調
  • 第2楽章 嬰ヘ長調
  • 第3楽章 ヘ短調
  • 第4楽章 ヘ長調

浮きっぷりという意味ではとりわけ第2楽章の嬰ヘ長調だ。調号で申せばシャープ6個になる。前後はフラット系の楽章に囲まれているから目立ちまくりだ。ちゃきちゃきの遠隔調で、古典派の伝統からみれば、逸脱もいいところだ。

さらにその浮きまくる第2楽章は、20小節ほど進んだところにある複縦線を境にフラット4個のヘ短調に転ずる。複縦線のアウフタクトのチェロは、FナチュラルからDesに飛躍する。同時にピアノはと見ると「Cis-Eis」を放ち嬰ハ長調で第一部を終えている。何のことはない。ピアノの放つ「Eis」は、実音「F」だ。

ピアノの放つ「Cis-Eis」をチェロの側では「Des-F」という具合に異名同音的に読み替えている。20小節目の冒頭、チェロが「Des」にたどり着いた瞬間、ピアノには休符が与えられ調の決定が保留されているように見える。主役のチェロはすぐさま2拍目に半音下の「C」にたどり着くのだが、今度はピアノの左手が「Des」に移ってしまう。気まぐれな追いかけっこのせいで、すっきりと調が確定しない。

この時点で意図も効果も曖昧ながら「フラット4個のFmoll」を見せておくことには、重要な意味がある。次の第3楽章ヘ短調への予行練習の意味がある。

2015年11月17日 (火)

減七の味付け

ピアノ三重奏曲第2番ハ長調の話。

第3楽章冒頭には「Scherzo」と明記された8分の6拍子。調号としてフラット3つが奉られている。8分の6拍子のスケルツォがいつもハ短調になるというブラームスの癖通りの展開だ。「pp」が「sempre」でと念押しされながら、ヴァイオリンとチェロがユニゾンで、「C→Es→G」という具合に、ハ短調主和音を刻みながら登って行く。テンポがPrestoということもあって何やら神秘的な感じがする。

ピアノパートに目を転ずる。そこには「pp sempre」に「leggiero」が追加される。小節の前半6個の16分音符を見るといい「C→D→Es→Fis→A→C」になっている。最初の3つはともかく、ラストの3つ「Fis→A→C」から小節後半の「Es」にかけての並びは「Cm」から減七和音に逸脱している。1小節目と2小節目は、小節の途中で減七和音に揺らぐということだ。ダイナミクスが「pp」な上に、テンポが速いので聴き手がはっきり確信出来ないまま通り過ぎてしまう。「8分の6拍子のスケルツォは、いつもハ短調」というブラームス自身の癖を逆手に取るスパイスだ。

こうした揺らぎの構造は、フィナーレの冒頭1~2小節でも保存される。小節後半に減七和音への揺らぎが見られる。

2015年10月27日 (火)

ナチュラルの代わり

ヴァイオリンソナタ第1番第1楽章。「3つのD」で立ち上がった第1主題はオクターブ下の「D」に向かって梯子を降りる。「ドシソレー」という具合だ。この部分「レドシソレ」は、その後第1楽章全体にちりばめられた梯子。全部で16回観察できる。上下両端がオクターブというのが譲れぬ特色だ。

両端がオクターブであることにこだわらず、最後の音が省略された4音圧縮型にまで、注意を広げるといろいろと興味深いと申し上げて、再現部直前の4小節を例に挙げたところだ。

本日はもう一つの見せ場。

33小節目、ピアノの右手に「シッシシー」がある。「シラソミ」がそれに続く。その後、オクターブ下の「H」にたどり着けば分類B型になるはずだ。「H」に到達するはずの34小節目冒頭には「Eis」が置かれている。最後の「E」から4度降りて「H」に行くはずが、期待を裏切って半音上昇するということだ。

「H」の代わりにおかれている「Eis」は「ミにシャープ」だ。ピアノの鍵盤で申すなら実音「F」である。同時に鳴るのは「A」と「D」なので、「Eis」と合わせて事実上「Dm」の和音になる。なのにこれを「Fナチュラル」とせずに「Eシャープ」と記譜するセンスがブラームスらしいところだ。

36小節から始まる第二主題「con anima」を準備する繊細な手順の一角をなす。ヴァイオリンの重音と、シンコペートされたピアノ右手が織りなす微妙なハーモニーの移ろいが、第二主題の晴れ晴れ感を一層引き立てるしくみである。

2015年9月 2日 (水)

平均律室内楽楽章

室内楽全24曲のうち12曲への言及が終わった。ブラームスの室内楽の歴史をたどるツアーは、中間点に差し掛かった。だから本日の記事はハーフタイムショウに相当する。

ブラームスの室内楽の楽章をキーに長短24種全ての作品を集めてみた。かなり苦し紛れだが、この手の遊びは楽しい。

  1. ハ長調 ピアノ五重奏曲第3楽章トリオ。数ある楽章冒頭を押しのけて選定。
  2. ハ短調 ピアノ四重奏曲第3番第一楽章 ピアノ五重奏のスケルツォと最後まで迷った。 
  3. 嬰ハ長調 弦楽五重奏曲第1番第2楽章 いやはや難解。記譜上は♯4つなので嬰ハ短調然としているが、冒頭からミに♯がついているから、実質的には嬰ハ長調となる。
  4. 変ニ短調 ピアノ五重奏曲第1楽章 第2主題。楽章冒頭では存在しないから苦し紛れ。
  5. ニ長調 ヴァイオリンソナタ第3番第2楽章
  6. ニ短調 弦楽四重奏曲第3番第3楽章 ヴィオラ弾きの光。弦楽六重奏第一番の2楽章あるいは弦楽五重奏曲第2番第2楽章と迷った。
  7. 変ホ長調 ピアノ四重奏曲第1番第3楽章 神業。
  8. 変ホ短調 クラリネットソナタ第2番第2楽章 まさにとっておき。
  9. ホ長調 ピアノ四重奏曲第3番第3楽章 チェロ史上最高の旋律。
  10. ホ短調 チェロソナタ第1番第1楽章。
  11. ヘ長調 弦楽四重奏曲第3番第2楽章
  12. ヘ短調 ピアノ五重奏曲第1楽章 順当。
  13. 嬰ヘ長調 チェロソナタ第2番第2楽章 嬰ヘ長調の移動ドで「ドレミドシラシソドミソシド」と始まるチェロのピツィカートが鮮烈だ。
  14. 嬰へ短調 チェロソナタ第1番第2楽章トリオ。楽章冒頭ではないが、納得の選抜。
  15. ト長調 弦楽五重奏曲第2番第1楽章
  16. ト短調 ヴァイオリンソナタ第1番第3楽章 雨の歌。
  17. 変イ長調 弦楽四重奏曲第1番第2楽章 ロマンツェ。
  18. 嬰ト短調 ピアノ三重奏曲第1番改訂版第3楽章 33小節アウフタクト。チェロの第二主題。苦し紛れにここ。初版にはないブラームス節。
  19. イ長調 ヴァイオリンソナタ第2番第1楽章 
  20. イ短調 弦楽四重奏曲第2番第4楽章
  21. 変ロ長調 弦楽六重奏曲第1番第1楽章
  22. 変ロ短調 弦楽四重奏曲第3番第4楽章第4変奏が一部の解説書で変ロ短調とされているが怪しい。ホルン三重奏曲の第4楽章第二主題44小節目も一部の解説書で変ロ短調とされているが、変ト長調が妥当だと思う。諦めきれずに捜していてどうやら見つけた。チェロソナタ第2番の第4楽章の第二主題。57小節目の複縦線を境に調号がフラット5個に変わる。某解説書では変ニ長調と談じているが、頷きがたい。恐らく変ロ短調が正解だと思う。やっと見つけた。
  23. ロ長調 クラリネット五重奏曲第2楽章
  24. ロ短調 ピアノ三重奏曲第1番第2楽章

2015年8月19日 (水)

郊迎

賓客をもてなすために天子自ら迎えに出ること。言葉の出所は中国だ。天子がわざわざ出迎えるために宮殿を出るのだから、そんじょそこらの客ではない。郊迎と称してやばい客を首都に入れないという側面がありはしなかったか疑っている。ちなみに郊迎する場所を郊外といった。さしずめ副都心であろうか。

ソナタ形式最後の使い手ブラームスは(この断言も凄い)、主題再現に趣向を凝らす。主題の旋律が原調で再現するのが普通なのだが、原調での再現の前に一瞬原調以外の調で主旋律を歌うことがある。主旋律が郊迎に出るかのような感じである。いくつかの実例を紹介する。

  1. ピアノ四重奏曲第1番第3楽章151小節目 中間部の後の主題再帰は原調の変ホ長調ではなく、ハ長調だ。本来の変ホ長調が回帰する時には、肝心の主題は少し変奏されてしまう。変ホ長調の主題再帰に先立ってハ長調が躍り出るのは、ベートーヴェンの第3交響曲の第1楽章に輝かしい先例がある。ベートーベンの影響を云々されることの多いブラームスだが、このネタはとっておきである。
  2. ピアノ四重奏曲第3番第4楽章188小節目 本来ハ短調で回帰すべきところ、半音下のロ短調が現れる。ここから本来のハ短調に戻って行く過程こそが曲中最大の見せ場になっている。213小節目からのヴァイオリンのシンコペーションとピアノの左手の下降が華麗である。
  3. ピアノ協奏曲第2番第3楽章78小節目 本来変ロ長調のはずが、一旦嬰ヘ長調が出現する。何たる遠い調と思ってはいけない。嬰へを変トと読み替えると、変ロの3度下だということが判る。独奏チェロは正しくない調に乗って、それでも陶酔の境地をさまようが、途中で違いに気付いて変ロ長調に立ち返る。目指すは冒頭と同じ「D音」だ。既にゴールの2小節前に「D音」に到達しているのだが、主題回帰の直前に「Es-Cis」と迂回してためらいを見せる。ゴルファーがグリーン上でやらかすと恥ずかしいが、ここでは的を射ている。

断るまでもないが、これらは典型的なブラームス節である。一旦正しくない調で主題を再現し、聴き手につかの間の安堵感を与えはする。旋律は再現されているのに調が正しくないという状態を意図的に作り出している。作りはするのだが、程なくそれが束の間の安息だと悟らせもする。かくなる手続きの後、待ちこがれた原調が回帰して、「やはりここしかない」と思わせる寸法だ。「正しくない調」にいるとわかった瞬間の心の揺れも鑑賞の目的の一つだ。よくある手とわかっても感動させられる。

2015年8月17日 (月)

連続する長三度下降

ピアノ四重奏曲第3番の第3楽章の冒頭を思い出していただきたい。ブラームスがチェロに与えた最高の旋律が、「Gis-E-C-A」という具合に滑り出す。その最初の「Gis→E→C」は長三度の間隔で連続して下降する。

この現象実は大変珍しい。いかなる音を基音にしようとも、上昇でも下降でも、長三度の3連続は臨時記号無しには成立しない。旋律立ち上がりに置くのは異例なことだ。短三度の連続であれば「H→D→F」というパターンがあるけれど、長三度の場合はどう組み合わせても臨時記号の力を借りる必要がある。3度進行で名高いのは第4交響曲の冒頭だが、こちらは「長三度」と「短三度」が交互に現れるから、臨時記号は生じない。

先に紹介したピアノ四重奏曲第3番の第3楽章は、全体の調号としてシャープ4個が与えられたホ長調の枠組みでありながら、3拍目の「C」の瞬間イ短調に揺らぐ。6度の嬰へが鳴るので、何だかロマン的な感じがする。

訳アリ感満載の「連続長三度下降」なのだが、実は次の第4楽章の冒頭も同じ構造になっている。「G→Es→H」だ。第3楽章の冒頭の並びを、そっくりそのまま半音分下にずらしただけという代物だ。フラット3個ハ短調の枠組の中、3つめの「B」にナチュラルを奉ずることで「H」を導き出している。旋律的短音階の第7音で、導音を作り出している。第3楽章とは別の理屈ながら、結果として「連続長三度下降」が実現している。

滅多にない「連続長三度下降」を素材にしたブラームスのいたずらだ。絶対に意図的。

2015年8月 3日 (月)

ハ調の刻印

ベートーヴェンの器楽作品を眺めてみる。

32曲残したピアノソナタ、16曲書いた弦楽四重奏、そして9曲ある交響曲。この3つを創作の柱と位置づけても、お叱りが殺到することはあるまい。後世の作曲家たちの規範となり今日に至っている。ハイドン、モーツアルト、ベートーヴェンを列挙して語られることの多い「ウィーン古典派」の到達点を示す作品群だ。

後に続くロマン派の作曲家たちは、これら偉大な到達点から出発し、ある者は継承しある者は解体し、ある者は迂回した。

ブラームスも書いた。ピアノソナタを3曲、弦楽四重奏を3曲、交響曲を4曲だ。

<ピアノソナタ>

  1. ハ長調op1
  2. 嬰ヘ短調op2
  3. ヘ短調op5

<弦楽四重奏>

  1. ハ短調op51-1
  2. イ短調op51-2
  3. 変ロ長調op67

<交響曲>

  1. ハ短調op68
  2. ニ長調op73
  3. ヘ長調op90
  4. ホ短調op98

また、しょうもないことを考えている。ベートーヴェンのホームグランドとも言えるこれらのジャンルの1番を見て欲しい。全部ハ調になっている。ベートーヴェンへの敬意か、はたまた偶然か。

2015年7月30日 (木)

「mesto」が似合う調

「悲しげに」と解される。ブラームスは下記の2回「mesto」を使用しているが、単独では用いていない。またパート系には出現しない。

  1. ホルン三重奏曲作品40第三楽章冒頭「Adagio mesto」
  2. インテルメッツォ作品118-6冒頭「Andante,largo e mesto」

ベートーヴェンも2回しか使っていない。ラズモフスキー四重奏曲第一番と、7番のピアノソナタどちらも緩徐楽章に現れる。ブラームスもベートーヴェンも「短調の遅い音楽」に使用している。おまけにブラームスの場合、2例とも変ホ短調になっている。全部で8つしかない貴重な変ホ短調である。フラット6個の調号が楽譜に座っているだけで、演奏前から重々しい気分が充満する。平行長調の変ト長調はさらに少なく作品33-8の歌曲に1回だけしかないので、この調号もっぱら変ホ短調用である。嬰ニ短調と見てもシャープ8個になってしまうし、アマチュアには鬼門である。そのあたりのうらぶれた感じがこの調の特徴かもしれない。

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フォト

ブラームスの辞書写真集

  • Img_0012
    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
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