ベルリオーズ
Louis Hector Berlioz(1803-1869)はフランスの作曲家だ。幻想交響曲がとりわけ名高い。ベルリオーズの誕生日は1803年12月11日なのでブラームスより30歳年長だ。で本日は彼の命日。1869年にパリで没したという。
さてシューマンによりセンセーショナルな紹介をされたブラームスは1853年11月17日、自作を出版するための打ち合わせという目的でライプチヒを訪れた。名高い出版社ブライトコップフ社の本拠地である。約1ヶ月の滞在期間中、打ち合わせ以外にも有意義な出会いが数多く待っていた。
そこでベルリオーズに会っていた。
ブラームスはベルリオーズの前でピアノソナタ第1番を演奏したのだ。後にベルリオーズはヨアヒムに、ブラームスを紹介してくれたことを感謝する手紙を書いている。音楽史上を飾る2人の出会いもさることながら、この時点でまだ22歳でしかないヨアヒムの顔の広さは相当なものだ。
さらにウィーン楽友協会の芸術監督在任中の1874年11月8日の演奏会で、ブラームスは、「イタリアのハロルド」を取り上げている。独奏ヴィオラ付きの交響曲だ。誰がソロを弾いたのだろう。マッコークルにも書いていない。
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