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カテゴリー「840 販売の周辺」の30件の記事

2016年12月28日 (水)

わくわく感

年の瀬のあわただしい中、都内の某古書店で、「ブラームスの辞書」を見つけた。音楽書の棚にチョコンと置かれていた。状態は美麗なのに、お値段も少々ディスカウンされている。

なんだか、くすぐったい感じがする。

売れ行きが気にはなる。時々のぞいてみようと思う。

2016年11月20日 (日)

クーリングオフ

通信販売や訪問販売に関連するトラブルから消費者を守るしくみのことだ。一消費者とすればありがたくて頼もしい制度だと思っていた。自分が本を売る立場になってしまった現在少々見方が変わってきた。

元々クーリングオフは深く考える時間を与えられないまま無理やり締結させられてしまった契約の解除が一定期間無償で出来てしまうという制度だ。消費者保護の代表格であるのだが、消費者自らが店舗に出向いた場合や、ネットショップに自らアクセスした場合には適用されないことになっているらしい。衝動買いのなんちゃって制度ではないのだ。一部の強引な売り手から消費者を守るための制度なのだろう。

我が「ブラームスの辞書」は強引な販売をしないので今まで売れた中ではクーリングオフされたことはない。注文が入ると「著者は専門の音楽家ではないので内容もそれなりですが、それでもいいのですか?」とお尋ねするという手順を欠かしていない。今までに数名の方がそうしたやりとりの中から注文を取り下げて下さった。これまで返品が無いということにはそうした対応も貢献している。

返品されても発生した送料は返って来ない等、返品のマイナス面はいくつか挙げられようが、「実際に届いてみたらさほどの本じゃなかった」ということかもしれないと思うと背筋が寒い。

そういう行き違いを最小限にするための工夫が実はブログ「ブラームスの辞書」なのである。

2016年8月29日 (月)

後の祭

「後悔先に立たず」を一言で言い切るとこうなる。私の場合かなり頻繁に訪れる。

最近もあった。

「ブラームスの辞書」は300部という小部数の自費出版であることを逆手にとって、1冊1冊に通し番号を打っている。122番目までは図らずもブラームスの作品と紐付けされることに他ならない。ただ付番するだけではなくて数字の前に「opus」を付与することで格段にお宝度が増す。このアイデアはとても夢があってよいのだが、落とし穴があった。123番目以降も同じ調子でopus123とやってしまったのだ。この調子でopus300まで続けてしまっている。

今になって思うことがある。122番まではそれでよいのだが、その次を「opus123」とせずに「WoO1」とすればよかった。「WoO」とは「作品番号無き作品」を意味する「Werke ohne Opuszahl」の略だ。現実のブラームス作品はWoO1のハンガリア舞曲に始まってWoO38までが実在する。どうせならこれらWoO番号も背負わせてあげたかった。「ハンガリー舞曲」「FAEソナタ」「51の練習曲」「ドイツ民謡集」などお好みの向きも多いと思う。

後の祭である。

2016年8月27日 (土)

思いつくペース

ブラームスについての自分の脳味噌の働きぶりを考える。

この先私が年齢を重ねて行くことになるが、それにつれてネタを思いつくペースが鈍るのかどうか注目される。会社生活の終焉まで4年と少々の間は、現在と変わらぬペースで思いつきそうな手応えがある。

今まで、ブログ「ブラームスの辞書」は次々と頭に浮かぶブラームスネタの備忘メモ代わりとして思いつくままに記事を書き、先付公開記事にしてきた。実は最近それが少々悩ましいと感じ始めている。

私が記事を書けなくなってもしばらく記事がアップされる。その記事にアクセスした読者の反応を見ることが出来ないのは寂しい。内容に自信のある記事ほど読者のリアクションが楽しみなのだ。記事の備蓄が増えることは、生前に公開出来ない記事が増えることに繋がりかねない。全部公開されるまで長生きすると、その間にまた記事を思いつくからイタチごっこだ。だから思いつくペースは緩やかに鈍る方がいいのかもしれない。

2016年3月13日 (日)

ブラームス好きにはたまらん

物やサービスの情報が、広告媒体を通さずに人から人へと伝わって行くことを「口コミ」と呼んでいる。一度体験したユーザーが、「これはいい」と感じた場合、他の誰かにオススメするという行動に出る。自分だけのために内緒にしておく層と、誰かに言わずにはいられないという層とが混在するのだとは思うが、直感では誰かに言いたい人の方が多いのだと思う。

口コミの送り手と受け手の仲が緊密であるほど効果は高い。親子、兄弟姉妹、親友、師弟などの関係なら磐石だ。昨今猛威を振るうネット検索は、手軽さでは相当なものだが、その一方で情報量が多過ぎてかえって混乱を招く場合もある。賢い人たちはネット検索と口コミを併用していると思われる。

「ブラームスの辞書」の生命線はこの細々としたブログと口コミだ。「ブラームスの辞書」が口コミに乗ってジワジワ広がって行くことをいつも念じている。そのとき口コミの送り手が「ブラームス好きにはたまらんぜ」くらいのメッセージを発してくれるようなブログになることが理想である。「ブラームス好きには」の部分、「他の作曲家については、からきしだが、ブラームスについてはお墨付き」くらいなニュアンスがこもることが大切だ。

騙されたつもりでブログ「ブラームスの辞書」にアクセスした訪問者が、その次の瞬間口コミの送り手になってしまうような記事を積み重ねたい。

2016年3月10日 (木)

足下を見る

相手の弱味を突いた駆け引きをすることだ。交渉を有利に導く常套手段でさえある。

ところが我々小市民は悲しいことに「足下を見られる」という具合に受け身形で用いることが多い。何かと世知辛いのだ。

弱小自費出版本「ブラームスの辞書」が、世間様に打って出ようと思えば、大なり小なり「足下を見られる」ことになる。大部数を印刷してしまって、巨大な在庫プレッシャーがかかると、それに拍車がかかる。訳のわからぬ商品を売りに走れば足下を見られるのだ。

値引きは要求されるは、送料負担や銀行の振り込み手数料こちら持ちも当たり前になる。返品さえも当然のごとく発生する。一定の比率で代金回収不能のケースも現れよう。

そういう意味で、「ブラームスの辞書」の印刷部数300は絶妙だと言わざるを得ない。在庫プレッシャーが全くかからない。それどころか私が生きているうちに品切れになるのは寂しいとさえ思っているくらいだ。この先知り合うことになる音楽系の知り合いに名刺代わりに配るという用法が、販売以上に大切と感じている。

それでも100人の方にお求めいただいた幸福を味わっている。

2016年3月 9日 (水)

お客様100人

「ブラームスの辞書」をお金を出して買ってくれた人が、100人に達した。

お世話になった方々に無料で配ったものとは別に、ブログ経由で購入のオファーをいただき、条件提示ののち代金引き換えに「ブラームスの辞書」をお求め下さった方が100名に達したということ。一人で複数冊購入いただいた方もいる。

2005年7月11日の刊行から10年8か月で顧客100名に到達した。今年1月に99名に達しリーチがかかっていたものの、あえて言及を避けていたが、本日100名到達をもってひとはしゃぎする。

素人の自費出版ということや、告知媒体がこのブログだけということを考えると驚異的な売れ行きだ。

2015年4月28日 (火)

とってつけた方針

今でこそ記事をブラームスネタに限るのがブログ「ブラームスの辞書」の揺るがぬ方針だが、2005年5月30日に開設した当初は、必ずしもそうではなかった。

弱小自費出版本だから、早々に書店の店頭露出を諦めたが、かといって売るための施策があったわけではない。昨今はやりのブログでも立ち上げて細々と注文を待つかくらいの受け身の姿勢だった。

立ち上げたブログが、ネタ不足ではやばやと立ち往生というのはカッコ悪いと漠然と思っていたから、少々ネタが貯まるまで開設を延期した。それでもそのときはブラームスネタ限定のブログにするなどとは思っていなかった。

定かな記憶はないが、いつの間にか「ブラームスネタ限定」「毎日更新」が譲れぬコンセプトになっていた。自分の首を絞めるような自主規格にも見えるが、実はこれこそが長続きの秘訣にもなっているのだ。

今感じているのは、絞っても絞ってもまだネタが湧いて出るブラームスの偉大さである。

スペシャルコンサートまであと11日。

2014年8月28日 (木)

販売100冊

「ブラームスの辞書」の販売がこのほど100冊に達した。「販売」というのは、代金と引き換えということだ。代金を頂戴せずに差し上げたケースもあるにはあるが、今回100冊というのは、お買い上げが100冊に到達したということだ。

99冊目が売れた時に、そのことではしゃぐと何だか物欲し気なので記事にするのは見送った。2005年7月11日の刊行から10年を待たずに100冊が売れたということになる。いやはやありがたい。見ての通りの弱小自費出版本にお金を払って所望してくださった方々がいるということだ。

存在を訴える方法が、このブログに限られていることを考えると、100冊は快挙だ。

2011年1月18日 (火)

残部僅少

有償か無償かを問わず、頒布のための出版物の残り部数が少なくなってきた場合、提供者がユーザーに向かって告知するフレーズだ。加えて「お求めはお早めに」という思いが込められているのが普通だ。残り部数の絶対数が決定的に少ない場合に加えて、一日平均の出荷数を勘案して品切れ間近の場合にも用いられる。

「ブラームスの辞書」の場合には年平均5冊がいいところだから、残り10冊になったとしても「残部僅少」とは言えない。「残部僅少」の告知をしてから本当に品切れになるのに2年もかかってしまっては、示しが付かない。ブログ「ブラームスの辞書」で「残部僅少」の文字が躍るのは、おそらく残り3冊程度になってからだ。

本当にそうなったら少し寂しいと思う。

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ブラームスの辞書写真集

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    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
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