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カテゴリー「080 イベント」の42件の記事

2018年7月 6日 (金)

ストップリスト

ストップとは、オルガンの重要な機構の名前。どのパイプに空気を送るかを制御し、結果としてオルガンの個性を決定づける。オルガニストの関心は、鍵盤数やパイプ数よりストップの数や構成に寄せられると申しても過言ではない。

一昨日紹介した「バッハの街」という本の末尾には。本文中で言及した街に存在するオルガンの所在地、所蔵する教会名に加えて、各々のオルガンのストップリストが一括して掲載されている。本文は紛れもなく「優秀な旅のガイド」なのだが、ここまで読み進めると、バッハゆかりの街のオルガン探訪のための書物であることが明らかになる。

詳細を極める念入りな記述だけで、著者のこだわりが感じられるのだが、このストップリストたるや、もはや狂気の域に片足を入れている。この本を片手に街々をめぐってバッハゆかりのオルガンを見聞きする旅というニーズの存在を感じさせる。

つくづくすごい本だ。

2012年9月19日 (水)

WBCドイツ代表

WBCは野球の世界大会・ワールドベースボールクラシックの略称。紆余曲折はあったものの日本の出場も決まった。

日本はこれに2連覇し、野球の現ワールドチャンピョンだ。ブログ「ブラームスの辞書」では、日本の3連覇を阻止すべく、ドイツが大会に参戦するという極秘情報を独自にキャッチした。以下にスカウティングレポートをお届けする。

  • 1番 ショート ロベルト・シューマン(デュッセルドルフ)
  • 2番 サード フェリクス・メンデルスゾーン(ライピチヒ)
  • 3番 センター リヒャルト・ワーグナー(バイロイト)
  • 4番 ファースト ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン(ボン)
  • 5番 ライト リヒャルト・シュトラウス(マイニンゲン)
  • 6番 指名打者 ゲオルグ・フィリップ・テレマン(ハンブルク)
  • 7番 レフト カルル・マリア・フォン・ウェーバー(ミュンヘン)
  • 8番 キャッチャー ゲオルグ・ヘンデル(ハレ)
  • 9番 セカンド ヨハネス・ブラームス(ハンブルク)
  • P  ヨハン・セバスチャン・バッハ(ライプチヒ)

<守備>

父が投げ母が受けるといった感じの息のあったバッテリーだ。バッハ投手は球種、スタミナ、スピードを兼ね備えた本格派だ。ショート・シューマンとセカンド・ブラームスの併殺コンビは一見の価値がある。外野はオペラ組で固めた鉄壁の布陣だ。

<攻撃>

ワーグナー、ベートーヴェン、Rシュトラウスのクリーンナップは強力だ。出塁率のいい1,2番との連携で、爆発的な得点力を生み出す。弱点は左打者不在か。

2010年9月29日 (水)

弱気な予想

9月8日にめでたくエンディングを迎えたドヴォルザーク特集は、会期1年の間に262本の記事を発信した。まさに渾身の大型企画だった。

今後会期1年を必要とするような大型企画は、なかなか無いと思う。作曲家切り口の場合とりわけそう感じる。バッハは、企画実施前にキチンとカレンダリングすれば、あるいは可能だったかもしれないが、既に無視し得ぬ本数の記事が公開されてしまっている。クララも事情は似ている。この先年間企画をするのは、ブラームスと関係浅からぬ人物に決まっているが、候補者が限られている。

ベートーヴェン、シューマン、あるいはワーグナーなどエピソードの厚みという点では、十分な可能性がある。あるにはあるが、弱気を払拭するほどではない。つまり私自身が心から好きになること無しに実現は望み薄だ。

そういう意味でドヴォルザークは稀有な存在である。年間企画の主になれるというのは、よっぽどのことだ。

2010年7月19日 (月)

楽屋にて

昨日の記事「夢の弦楽合奏団」の裏側だ。

本当はこのノリでオーケストラを作りたかった。作曲家の伝記の中で関わったことが確認出来る楽器であることが参加の条件だが、管楽器打楽器は思ったより層が薄い。バッハの次男、カール・フィリップ・エマニュエルとシューマンのフルート、ホルストのトロンボーン、ヒンデミットのクラリネット、あるいはリヒャルト・シュトラウスのトライアングルくらいしか見当たらない。ブラームス本人はホルンも習っていたようだ。指揮やピアノあるいはオルガンは大勢いるがこの際役に立たない。

それでもヴァイオリンには華麗な名手が集まった。作曲より演奏で有名な人もいる。サラサーテを入れるならヨアヒムも入れねばならないかもしれない。ヴィオラも興味深い。濃いメンツだと思う。ブラームスもこちらにと思ったが、チェロ、バスが薄くてやむなしだ。チェロは文豪ゲーテに応援を頼む始末である。ヴァイオリンに比べると名人度は低いから心配だ。コントラバスに至ってはブラームスの父親を無理矢理引っ張り出すありさまだ。幼い頃手ほどきで与えられる楽器としてコントラバスやチェロが選ばれる確率は少し低いのだ。ヴィオラも事情は似ているが、ヴァイオリンとかけもちだから人材は集まり易いと思われる。

悪のりのついでに楽団役員も決めた。これは学生オケでありがちな役職になっている。鉄道好きのドヴォルザークは運搬が適任で、古楽譜収集家で、複数の出版社に顔が利くブラームスはライブラリアンがはまり役だ。几帳面に家計簿をつけていたシューマンは会計が適任。宴会係のベートーヴェンもピッタリ来る。

幼少の頃手ほどきを受けただけという楽器もある一方、当代屈指のヴィルトゥオーゾも混在する寄せ集め楽団の指揮をするのはメンデルスゾーンだ。彼は近代指揮法の確立者としても知られる存在だ。噂によるとゲーテさんを引っ張り出したのは彼の功績らしい。副指揮者マーラーは作曲よりも早く指揮で認められたから適任だ。

さっきブラームスからメールが入って、演奏が上手くいったと言っていた。リヒャルト・シュトラウスの「23の独奏楽器のためのメタモルフォーゼン」だったらしい。コントラバスが少々足りないと思うが、エキストラを呼んだのだろうか。

本日のこの記事で5月30日から続いた「室内楽特集」を終える。

2010年7月18日 (日)

夢の弦楽合奏団

古今の大作曲家たちは、作曲の他に演奏にも堪能であったことが伝えられている。当代最高の演奏家でもあった作曲家は少なくない。そこで、古今の大作曲家たちを集めた架空弦楽合奏団を考えた。

<役員>

  • 団長 ヨハン・セバスチャン・バッハ
  • 副団長 アントニオ・ヴィヴァルディ
  • 正指揮者 フェリックス・メンデルスゾーン
  • 副指揮者 グスタフ・マーラー
  • 会計 フランツ・シューベルト/ロベルト・シューマン
  • 渉外 ヨハン・シュトラウス/アルノルト・シェーンベルク
  • 第一コンサート・マスター ウォルフガング・アマデウス・モーツアルト
  • 第二コンサート・マスター パブロ・デ・サラサーテ
  • ライブラリアン ヨハネス・ブラームス
  • 運搬 アントニン・ドヴォルザーク
  • 宴会 ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン

<第1ヴァイオリン>

  1. ウォルフガング・アマデウスモーツアルト コンサートマスター。一癖も二癖もある連中をまとめるならこの人をおいて他にいないが、一緒になって騒ぎはしないか心配だ。
  2. パブロ・サラサーテ 盛んにソロを弾きたがる。
  3. ニコロ・パガニーニ 次期コンマスの座を虎視眈々と狙う。
  4. ヨハン・シュトラウス ワルツやポルカを演奏する場合にはコンマスになる。
  5. ウイルヘルム・フリーデマン・バッハ 相当の名手だったらしい。
  6. エドワルド・エルガー

<第2ヴァイオリン> セカンドが上手いと締まるのは野球チームもオケも同じだ。

  1. ヤン・シベリウス セカンドヴァイオリンのトップは、なり手がなくて困った。
  2. アントニオ・ヴィヴァルディ 
  3. ミヒャエル・ハイドン
  4. ベドルジバ・スメタナ
  5. ゾルダン・コダーイ
  6. カール・シュターミッツ

<ヴィオラ> 濃いメンツになった。

  1. ヨハン・セバスチャン・バッハ 扇の要です。当楽団の団長。
  2. ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン 腕は確かなのだろうか。
  3. アントニン・ドヴォルザーク 腕は相当確かだ。  
  4. フランツ・シューベルト
  5. エドワール・ラロ
  6. パウル・ヒンデミット 

<チェロ> はっきり言って心配。

  1. ロベルト・シューマン  演奏するよりコンチェルト書く方が楽かも。
  2. ヨハネス・ブラームス 本当はヴィオラが弾きたいところだが恩師に誘われて。
  3. ジャック・オッフェンバック
  4. アルノルト・シェーンベルク
  5. ヨハン・ウォルフガング・フォン・ゲーテ 背に腹は代えられぬと見た。 

<コントラバス>

  1. ヨハン・ヤーコプ・ブラームス(エキストラ) 嫌がるブラームスをバッハさんが説得してやっと連れてきた。コントラバスは手薄だ。

ブラームスとドヴォルザークが慌てて帰っていったのはこのためだったのだ。

2010年1月 5日 (火)

作曲家理解指南

特定の作曲家について理解を手っ取り早く深めたい人々のために秘伝を公開する。

<平均律曲集を作る>同一作曲家の特定ジャンルの作品を長短24全ての調で集める企画だ。「平均律ブラヴィーア曲集」や「平均律ドボヴィーア曲集」で試みた他、古くは「平均律歌曲集」などという奇抜な企画もあった。ヴァリエーションとしては交響曲、室内楽、ソナタの楽章、あるいはオペラのアリアでも制作可能だ。

  1. 用意する物 作曲家作品目録、CD、楽譜、根気、ヒマ。iPodあると便利。
  2. 作り方 作品目録を見て調性ごとに作品を分類する。CDをひたすら聴く。調性毎に一番のお気に入りを決定する。記譜上の調号だけでなく、実際に鳴る調も考慮する。あまり空白の調が多かったら諦める。

<カルタを作る>作曲家の伝記的事項や、作品の特徴などを織り込んだカルタ。すでにブラームスドヴォルザークで実施した。

  1. 用意する物 作曲家作品目録、CD、楽譜、伝記等出来るだけ多くの関連書物、根気、ヒマ。 エクセルがあると便利。出来れば絵心も欲しいところだ。
  2. 作り方 作曲家の生涯や作品でこれはと思ったことを100程度抽出する。五七五の俳句調に納めてみる。歌い出しの音順に羅列する。

ブラームスについて「平均律ブラヴィーア曲集」や「カルタ」を作った後、ここ最近ドヴォルザークでやってみたがドヴォルザークへの理解が急速に深まった。特にけしてメジャーとは言えないドヴォルザークのピアノ作品への傾斜が決定的になった。時間にして一週間程度で、見違える程の効果がある。おそらく今、私はご近所でもっともドヴォルザークのピアノ曲に詳しいオヤジである。(当社調べ)

難を申せば書籍、楽譜、CDを集めるのには相応のお金がかかる。図書館を上手に利用したいところだ。たとえば今年メモリアルイヤーのショパンやシューマンで作って、ブログ等で公開された方がいたら、是非ご一報いただきたいものだ。

2009年12月26日 (土)

サンタの独り言

昨日の記事「平均律ドボヴィーア曲集」の裏側だ。「ドヴォヴィーア曲集」では、何となく収まりが悪いので「ドヴィーア曲集」にした。11月23日の記事「平均律ブラヴィーア曲集」は、せっかくのバッハの日がドヴォルザークネタの奔流の呑み込まれないための措置だった。まさにその通りなのだが、実は本日の記事の伏線にもなっているという錯綜振りがブラームスっぽいと思う。

先に公開した「平均律ブラヴィーア曲集」と同じコンセプトで作った。このところすっかりドヴォルザークにはまっているから、とても楽しい作業だった。もちろんそのままiPodのプレイリストにして楽しんでいる。

作成の過程で感じたことをいくつか。

  1. ブラームスは、ソナタの楽章や変奏曲の単一変奏まで持ち出して全24の調性を完全に網羅できたが、ドヴォルザークはヘ短調が空白になった。ヘ短調は連弾曲や変奏曲の中にも存在しない。ピアノソナタが無いからこちらもあてにならない。ピアノ三重奏曲に美しいヘ短調があるが、ピアノ独奏曲ではお手上げだ。
  2. もう一つブラームスとの比較。ブラームスの場合、我が家所有のCDで全24曲の1曲1曲を別々のピアニストで取り上げるというパズルを楽しむことが出来たが、ドヴォルザークのピアノ曲は録音しているピアニストが少なくて、どうにもならなかった。何のかんの言いながらブラームスのピアノ曲は人気があるのだ。
  3. 小品得意のドヴォルザークにはピッタリの企画だ。シューマンやショパンで誰か作ってはくれまいか。シューマンやショパンでやらずにドヴォルザークでやるところが、天邪鬼な私らしい。
  4. ドヴォルザーク最高のピアノ曲集「詩的音画」全13曲から8曲を採用した。一連の作業を通じて、この曲集が何故ドヴォルザークピアノ曲中最高の評価なのか解った。
  5. 嬰ヘ長調あるいは変ト長調は、ブラームスの場合ピンチで、シューマンの主題による変奏曲から単一変奏を持ち出してごまかした。一方ドヴォルザークは「ユーモレスク」として名高い変ト長調があった。ほぼこれに決まりと思っていたら、没後に出版されたフモレスケに嬰ヘ長調があった。迷いに迷ったがこちらを採用した。あまりに可憐だ。
  6. 同様にブラームスでも品薄だった嬰ト短調が、たった1曲しかなかった。あまり好きな曲ではなく、困ったていたら、変イ短調にお気に入りがあって事なきを得た。フラット7個の短調なんぞなかなかお目にかかれる物ではあるまい。
  7. ホ長調には牧歌op56-4を選んだが、実はポルカop3も相当カッコいい。ニューイヤーコンサートで演奏されたらすんなり入ってきかねない。
  8. 選考が紛糾したのはト短調だ。即興曲op52-1と、エクローグop52-4に加えてカプリチオB188-2も加わった三つ巴の混戦だった。最終的にエクローグを残したが断腸の選択だった。こういう気持ちを味わえること自体がドヴォルザークを気に入った証拠だと思う。
  9. シャープやフラットてんこ盛りの調が意外と候補曲が多いのに対し、ニ長調やハ長調が品薄で面食らった。
  10. 現実にこのままのプログラムでリサイタルをしたら面白いと思う。

2009年12月25日 (金)

平均律ドボヴィーア曲集

長短24全ての調でブラームスのピアノ曲集を作る企画「平均律ブラヴィーア曲集」を公開したばかりだ。現在ドヴォルザーク特集の真っ只中であるから、当然ドヴォルザークのピアノ曲で同じ事がしたくなった。ブログ「ブラームスの辞書」からドヴォルザークへのクリスマスプレゼントだ。

  1. ハ長調 詩的音画より「セレナーデ」op85-9 ほんわりとどこまでも良心的で暖かい佳曲。本曲集の幕開けにふさわしい。4分の4拍子で始まった音楽が、どこまでもさりげなく8分の6拍子に転換する。注意して聴いていないと気付かぬくらい自然だ。
  2. ハ短調 詩的音画より「バッカナール」op85-10 ドヴォルザーク最高のスケルツォ。主題再帰のさせかたが半端ねぇ感じ。
  3. 変ニ長調 詩的音画より「スヴァターホラ」op85-13 詩的音画のフィナーレを飾る絶唱。27小節目からのピアニシモAs音の連打が心に沁みる。
  4. 嬰ハ短調 組曲イ長調より第2曲op98-2 組曲イ長調の2曲目「Molt Allegro」だ。
  5. ニ長調 牧歌 2番op56-2 意外とニ長調は層が薄い。シンコペーションを前面に押し出しながらも優雅さを忘れないのはバッハのホ長調インヴェンションを思い出す。
  6. ニ短調 スコットランド舞曲 op41 キビッキビの4分の2拍子。 
  7. 変ホ長調 ワルツ op54-8 ドヴォルザークワルツの最高峰。快速痛快に吹き抜ける一陣の風。
  8. 変ホ短調 詩的音画より「古い城にて」op85-3 詩的音画全13曲から何か1曲と言われれば、迷った挙句にこれを採るだろう。ひんやりとした空気の描写は秀逸。調号はフラット3個。  
  9. ホ長調 牧歌 4番op56-4 中間部の左手に「アメリカ四重奏曲」第1楽章冒頭の旋律が短調で出現する宝物。
  10. ホ短調  影絵より 10番 op8-10 長調と短調の中間をさまようかんじだ。ややブラームスっぽい。インテルメッツォop119-2に近い感じ。
  11. ヘ長調 牧歌 1番op56-1 挨拶をかかさぬ律儀なドヴォルザークそのままという印象。
  12. ヘ短調 なし ピアノ連弾にも存在しない完全な空白。全24曲のキッカリどまん中が空白なのは、ハーフタイムのようで気が利いている。
  13. 嬰ヘ長調 フモレスケ B-138 クライスラーのヴァイオリン編曲で名高い変ト長調のフモレスケを僅差で抑えての採用。全24曲の後半立ち上げの作品としてまさにうってつけの可憐さ。思いついたモン勝ちの旋律。
  14. 嬰へ短調  影絵より4番 op8-4 粗野で骨太。繊細なブラームスの嬰ヘ短調とは異質だ。  
  15. ト長調 子守唄 B188-1 子守唄というタイトルだがピアノ独奏曲だ。素朴にして優雅な子守唄。中間部の盛り上がりは子守唄としては異例だがそれもご愛嬌。知名度低くていい私だけの子守唄。
  16. ト短調 エクローグ op52-4 ドヴォルザークの残した最高のエクローグだ。即興曲op52-1やカプリチオB188-2を僅差で抑えての採用。
  17. 変イ長調 詩的音画より「妖精の踊り」op85-8 高音を意図的に用いた効果が圧倒的だ。ブラームスのop76-2を彷彿とさせる。キリリと軽やかな一陣の風。
  18. 変イ短調 詩的音画より「フリアント」op85-7 オタクな調性、シャープな半音進行、キレキレのリズム。
  19. イ長調 詩的音画より「春の歌」op85-4 喜びの表現としてハ長調のセレナーデと双璧をなす。絶えず流れ続ける風としての32分音符が洒脱。涙目で微笑む感じ。
  20. イ短調 ワルツop54-2 ドヴォルザーク版「ドナウ川のさざなみ」。トリオは3拍子1小節を8つに割る快感だ。
  21. 変ロ長調 マズルカ op56-3 長調で立ち上がるには立ち上がるが、それも申し訳程度で、すぐに中島みゆき顔負けの短調に移行する。 
  22. 変ロ短調 フモレスケ op101-8 超名高い7番変ト長調の影に隠れた佳品。
  23. ロ長調 詩的音画より「夜の道」op85-1 記譜上の調号はシャープ2個のロ短調だが、実際にはロ長調が鳴る。
  24. ロ短調 影絵より7番 op8-8 「影絵」の中では一番特徴的。ブラームスのop76-2と精神的につながっている気がする。調と作曲年が一致する他、冒頭の発想記号も近似する。とは言えさらに18年は遡るドヴォルザーク初の交響曲「ズロニツェの鐘」の第3楽章の冒頭主題にも似ている。

2009年11月24日 (火)

採点競技

複数の審判が付与する得点の高低により順位が決まる競技。オリンピック競技に限ってもたくさんある。体操、新体操、シンクロナイズドスイミング、飛び込み、フィギュアスケートなどだ。審判の公平性こそが求められているから、審判員の構成や判断基準が明確厳密に定められているのが普通だ。それでも「一番速くゴールに着いた人が勝ち」「もっとも高いバーを超えた人が勝ち」あるいは「相手より多くゴールした方が勝ち」に比べると、物議を醸す確率は高い。

ブラームスのあまた存在する独奏ピアノ曲から、調性別にベストをチョイスするという試み、すなわち11月23日の記事「平均律ブラヴィーア曲集」の裏側である。作品や演奏のベストのチョイスは「採点競技」と同じ危うさを孕んでいる。記事のどこかに「独断で」などという言い訳を配備したところで、その危うさそのものは消えたりしない。開き直る。

ブラームスがバッハの「平均律クラヴィーア曲集」に深く親しんでいたことが発想の根源だ。この曲集は24曲が基本だ。この24という数字はショパンやショスタコーヴィッチにも霊感を与えたという。ブラームスには影響は無かったのだろうかと考えた。ブラームスの室内楽が全部で24曲あることくらいしか思いつかなかった。

ならば自分で選んでしまおうという訳である。おバカ度は高いと思う。公開のタイミングを狙っていた。私だけのバッハの日に因んでまんまと公開にこぎつけた。「ドヴォルザーク漬け」の脳味噌には、新鮮だと思う。

ブラームスのピアノ作品について調性別に私的ベスト作品を決めることに他ならない。曲集を名乗る以上ソナタや変奏曲などの大規模な作品は選考外とした。24全部の調があるのかどうかが心配だった。

ハ短調と嬰ヘ長調が最大の危機だった。対象外としたソナタから単一楽章を採用したり、これまた対象外の変奏曲の単一変奏を採用してごまかした。嬰ヘ長調のピアノ作品が無いことは想定もしていたが、ハ短調の品薄は意外だ。ハ短調同様の意外な品薄はニ長調やト長調でも感じた。

調性の抜けを作らないという意味では作品39のワルツの貢献が大きい。嬰ハ長調と嬰ト短調はワルツがなかったら修復出来なかった。つまりこの企画が成り立たなかったということだ。特に嬰ト短調は貴重だ。歌曲で同じ試みをするとこの嬰ト短調または変イ短調が空白になってしまい、計画を断念するはめになる。もちろん室内楽の楽章ではお手上げである。24の調全部が揃うということは、とても凄いことなのだ。

逆に変ロ長調のフーガは、他に小品があるのに私の意思で敢えて異例の採用をした。ニ短調もやや異例の採用だった。左手のためのシャコンヌはブラームスの作曲とは言えないからだ。しかし、「平均律ブラヴィーア曲集」がバッハ作品のパロディであることを考えると極端な違和感は無い。

異例を飛び越して掟破りの決定をしたのが、ヘ長調。並み居るピアノ作品を押えてオルガンコラールからの採用だ。本人の編曲ではないから反則スレスレである。スポーツにおいて「反則スレスレ」というのは時に美しくもある。野球ならばボークスレスレの牽制球、ベースカバーの内野手めがけて滑るダブルプレー阻止のスライディング、土をベースにかけるだけのベースタッチ。サッカーだとオフサイドスレスレのスルーパスだ。

もっとも真剣に悩んだのがロ短調だ。インテルメッツォop119-1「灰色の真珠」か、カプリチオロ短調op76-2か。ロ短調が全24曲のトリであることがポイントになった。ロ短調のカプリチオは、24曲先頭に選んだ作品119-1のハ長調のインテルメッツォと精神的に繋がっていると考えているのだ。だからカプリチオロ短調を選んだ。

バッハは「平均律クラヴィーア曲集」を通じて「24全ての調で同じように作曲出来る」ことを宣言した。バッハラヴのブラームスは、この言いつけをキッチリを実践し24全ての調でピアノ作品を残したことになる。歌曲や室内楽の楽章では完成しないから、ピアノ曲で完成させることが出来たというのは、ひときわ有り難みが深い。

さてさて、実際に私はこの曲集をipodに取り込んでいる。複数ある演奏の中から1つしか選べないので、1曲の重複もなく24人のピアニストを選ぶことにした。演奏の良し悪しは関係ない。好き嫌いは少し反映しているが、単なるパズルと割り切った。実はこの24人の選択も面白かった。

2009年11月23日 (月)

平均律ブラヴィーア曲集

バッハはクラヴィーアの鍵盤上の12種類の音全てについて、長短合計24の調で前奏曲とフーガを作曲した。世に名高い「平均律クラヴィーア曲集」である。1巻24曲で飽きたらずにもう一組2巻24曲も残している。ブラームスは、そういう事を試みていないが、私がipod上で架空の曲集を作ってみた。24全ての調についてピアノ独奏用小品を集めた曲集である。

名付けて「平均律ブラヴィーア曲集」だ。

  1. ハ長調 インテルメッツォop119-3 <ルドルフ・ゼルキン>軽妙にして洒脱。インテルメッツォというタイトルが不思議な程である。
  2. ハ短調 ピアノソナタ第1番op1より第2楽章。<ラルス・フォークト>苦し紛れだ。実はピアノ小品にハ短調のものがないのだ。いきなり2曲目のハ短調で頓挫するかと思った。
  3. 嬰ハ長調 ワルツop39-6 <ミハイル・ルディ>シャープ7個のオタクな調だ。バッハの曲集でもシャープを大量に動員する長調は、アッケラカンとした曲調が多い。このワルツもそれに負けていない。
  4. 嬰ハ短調 インテルメッツォop117-3。<ウイルヘルム・ケンプ>op76-5カプリチオとどちらにするか迷った。
  5. ニ長調 バラードop10-2 <クラウディオ・アラウ>冒頭いきなり「Fis-A-Fis」のブラームス節である。意外とニ長調は層が薄い。
  6. ニ短調 シャコンヌ <デトレフ・クラウス>右腕を脱臼したクララ・シューマンに捧げられた。単なる編曲ではあるが、バッハ作曲ブラームス編曲という点がことさら重要。
  7. 変ホ長調 インテルメッツォop117-1 <ワルター・クリーン>人呼んで「苦悩の子守歌」。これは絶対にはずせない。
  8. 変ホ短調 インテルメッツォop118-6 <ラドゥ・ルプー>スケルツォop4とどちらにするか迷った。
  9. ホ長調 インテルメッツォp116-6 <エリザベート・レオンスカヤ>冒頭の「H-His」のチャーミングな衝突が決め手。
  10. ホ短調 インテルメッツォop119-2 <ゲルハルト・オピッツ>これまたインテルメッツォop116-5と迷った。
  11. ヘ長調 前奏曲op122-8「一輪のバラが咲いて」 <リディア・アルティミウ>最晩年のオルガンコラールから掟破りの採用だ。
  12. ヘ短調 インテルメッツォop118-4。<エレーネ・グリモー>ソナタ第3番の調なのに小品は品薄気味だ。
  13. 嬰ヘ長調 シューマンの主題による変奏曲op9より第14変奏。<フリードリヒ・ウイルヘルム・シュヌア>苦し紛れ。嬰へ長調のピアノ曲は無いのだ。
  14. 嬰ヘ短調 カプリチオop76-1。<ゲンリヒ・ネイガウス>何かとクララに因縁のある調には、ピッタリの作品。
  15. ト長調 ワルツop39-10。<エフゲニー・ザラフィアンツ>意外なことにト長調のピアノ独奏曲はこれだけ。
  16. ト短調 ラプソディop79-2 <イーヴォ・ポゴレリチ> 激戦のロ短調選挙区で1番のラプソディーは落選の憂き目を見たが、ト短調は無風選挙区であった。 
  17. 変イ長調 ワルツop39-15 <ヴァン・クライバーン>「ブラームスのワルツ」として有名。原曲の連弾用はイ長調だったが、本人が独奏用に編曲した際に半音低く移調した。
  18. 嬰ト短調 ワルツop39-14 <ブル-ノ・レオナルド・ゲルバー>これも連弾用の原曲はイ短調。自ら半音下げて独奏用としたもの。
  19. イ長調 インテルメッツォop118-2 <ペーター・レーゼル>至高のインテルメッツォだ。これは落とせぬ。
  20. イ短調 インテルメッツォop76-7 <エフゲニー・キーシン>いろいろと候補は多いが独断で。
  21. 変ロ長調 ヘンデルの主題による変奏曲op24よりフーガ。<ジュリアス・カッチェン>これまた候補が多い中、ひとつくらいはフーガを入れたいという意味で無理目の採用。
  22. 変ロ短調 インテルメッツォop117-2 <グレン・グールド>これも絶対に落とせない。
  23. ロ長調 バラードop10-4。<アルフレート・ブレンデル> ワルツop39-1と迷った。
  24. ロ短調 カプリチオop76-2 <アルトゥール・ルービンシュタイン>「灰色の真珠」op119-1を僅差で退けての決定だ。

昨日到来した「バッハの日」記念企画である。  

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ブラームスの辞書写真集

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    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
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