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カテゴリー「630 記念」の19件の記事

2019年11月 2日 (土)

せめてもの思いやり

1896年5月20日クララ・シューマンがこの世を去った。

本ブログの主人公ヨハネス・ブラームスとの交流は広く音楽愛好家に知られているところである。ヨハネス・ブラームスの死は、クララ・シューマンの死から1年たたぬ1897年4月3日だった。歴史に「たられば」は禁物だけれど、もしクララ・シューマンがあと1年長く命を保っていたら、ブラームスが先に世を去ったということだ。

周知の通りクララの夫ロベルト・シューマンは1856年にこの世を去っている。さらに2人の間に生まれた8人の子供たちのうち4人が、母であるクララより先にこの世を去った。「まるで子供を送るために生きているようだ」と嘆くクララをブラームスが心から慰めたというエピソードは有名だ。この上14歳も年下のブラームスまでも見送ることにならずに済んだのは、クララにとって幸せなことだったのかもしれない。

音楽の神様のせめてもの思いやりに違いない。

 

 

2016年12月31日 (土)

ブログの初回

私には癖がある。興味深いブログに出会った時、プロフィールページと初回の記事を見に行くことにしている。

プロフィールページを見に行く理由はシンプル。やっぱりどんな人が書いたのか知りたい。

最初の記事を見るのは、どれくらい前に始まったブログなのか知りたくなるからだ。現在のブログが元気でイキがいいとき程、初めの一歩が見たいと思う。大河の源流のそのまた最初の一滴を見たいのだ。

それがどれほど昔の記事であっても、現在の作風に通ずる兆候が宿っているものだと思う。ブラームスの初期作品には必ず壮年期のかすかな兆候が静かに横たわっているのと同じだ。

我がブログ「ブラームスの辞書」の最初の記事はこれだ。

はじめての自費出版本「ブラームスの辞書」の宣伝用にと立ち上げたあの記事から今日で4234日が経過した。

2015年11月25日 (水)

架空銀婚式

もし妻が生きていたら、我々夫婦は今日銀婚式を迎えることになる。入籍の日ではなくて披露宴の日だ。

あと25年後の金婚式は、ブラームス生誕200年より後になるから今回キッチリと言及しておく。

2015年9月23日 (水)

記念日

ブラームス愛好家を長くしていると、いくつかのはずせない記念日が出来る。

  1. 4月3日 ブラームスの命日
  2. 5月7日 ブラームスの誕生日
  3. 5月20日 クララの命日
  4. 9月13日 クララの誕生日

これらに著名な作品の初演日も付け加えられる他、クリスマス、正月、ひな祭りなどの一般の記念日もある。

さらに我が家独自の記念日もある。家族の誕生日、命日、結婚記念日だ。「ブラームスの辞書」の刊行記念日も忘れ難い。

ブログ「ブラームスの辞書」は、こうした記念日をしれっとやり過ごしたりしない。毎回巨大なイベント記事という訳にも行かないが、生活の一区切りとして律儀に言及を続けたい。一般の記念日やブラームス関連の記念日が増えて行くことはないが、家族の記念日は、時間と共に増えて行く。そのうちに子供たちの結婚記念日が加わり、やがて孫の誕生日もやってくる。

ブラームスの生誕200年まであと18年だ。途方に暮れているばかりでは能がない。たとえば仮にこの手の記念日が年に10個あれば、そのことに実直に言及するだけで180本の記事なるのだ。希望が湧く話である。

人々は古来、何かにつけて記念日を設けて生活にアクセントを付けてきた。私もこれに粛々と続くのみである。ブログ記事のネタ確保という観点からも好都合である。

2015年4月 4日 (土)

コラム

コラムとは「囲み記事」のことだ。本文の進行とは別に挿入される小さな文章。新聞や週刊誌などでおなじみだ。記事とは別のライターが受け持って、時勢に即した話題をタイムリーに取り上げる。本文記事からの独立性と小回りの良さが売りである。何せ掲載のエリアが限られているから、起承転結を整理してポイントを絞らなければならないから苦労も多い分、ライター個人へのファンも現れる。

ブログ「ブラームスの辞書」もそういうノリを夢見ている。コラムの堆積。あるはその羅列の順序に意味を持たせる。計算ずくの脱線と、長期ビジョン。困ったときにはブラームス。

本日の記事で3644本になった。週刊誌なら70年分に達したところだ。

2013年5月19日 (日)

祝50万アクセス

ブログ「ブラームスの辞書」開設以来のアクセス数が昨日50万に達した。2005年5月30日ブログ開設から2911日目。およそ7年11ヶ月。

「ブラームスネタに特化する」を標榜しておきながら、ここ2年次女の高校オケネタに偏り気味という傾向にも関わらず、いやそれだからこそ日々の分厚いアクセスに繋がっているという後ろめたさ。それでも「アクセスは無言の支持」と開き直って走り続けてきた。私の親バカにお付き合いいただき、日頃のアクセスに感謝します。既に私が「音楽が好きで子煩悩なドイツラブのおじさん」であることが伝わっていれば本望だ。

昨年一年間アクセスが好調だった。1日平均250アクセスを記録したのは、あきらかに次女の高校オケネタの影響。今年は昨日までさらにそれを上回る260件/日のペースを維持している。次女が高校オケ現役引退した今、そちら系のネタは今後相対的に頻度を下げることになる。いわば本来の姿に戻るということなのだが、アクセスのペースは落ちると思われる。それでも次の50万アクセスは、もっと短期間およそ5年少々で達成出来ると思う。記事備蓄の状況から見て、5年間の確保については楽観している超プラス思考。

さて5月12日第20回スペシャルコンサート以来昨日まで、次女の高校オケネタを連ねてきた。そりゃあまあ、思いのタケをぶつけるだけなら、いくらでも記事は湧いて出る。どこかでけじめをつけて地名語尾特集に復帰せねばキリがない。折に触れてまた回想することは間違いないが、今日で一区切り。

2013年2月 2日 (土)

ベルヒテスガーデン

「Berchtesgaden」と綴るドイツ南端の保養地。ザルツブルクの南にある。1880年9月13日のことだ。この地で静養するクララをブラームスが訪ね、大学祝典序曲と悲劇的序曲のピアノ連弾版を2人で初演した。

このあたり元々は、ザルツブルク司教区に属していた。あるドイツ人が司教の許可を得ないまま岩塩鉱の探索を始めた。それが不首尾に終わればもめることも無かったのだろうが、得てしてそういう時に見つかるものだ。それが巨大な鉱脈だったからたまらない。その採掘権をめぐってザルツブルク司教とオーストリア皇帝の争いに発展した。軍隊まで借り出す大論争の末、バイエルン公国の領地とすることで決着したという。だからザルツブルクの南側にドイツ領が大きく回りこむ形になっている。

このとき発見された鉱脈こそが、ベルヒテスガーデンだ。今でもドイツ岩塩のトップブランドの座に君臨している。

2012年9月14日 (金)

ビスマルク特集100本

ドイツからの帰国直後から展開しているビスマルク特集は、ドイツの歴史をテーマにしている。必ずしも全ての記事がビスマルクに関連しているわけでもないのだが、ビスマルクの表札を掲げている状態。このビスマルク特集が昨日の記事で100本に到達した。

もともと私は歴史好きだった。亡き父のDNAだ。私が歴史に興味があると知った父は、小学校高学年からしょっちゅう歴史上のエピソードを細切れに話してくれた。中学高校と進むにつれて情報源が父の話から書物に移っていったが、原点は父の話。

小学生の頃父の話が面白くて何度もねだった。そんな求めに応じる父は無限のネタを持っているようだった。この歳になってドイツ史を調べていて、そんな日々を思い出している。

特集はまだ続く。

2012年7月27日 (金)

ヴァイオリン協奏曲寿

本日は母の77歳の誕生日だ。だから「ヴァイオリン協奏曲寿」である。喜寿じゃなくてあくまでもヴァイオリン協奏曲寿。

私は幼稚園に入る前、両親が働いていたせいで、父方の祖母に預けられていた。だからおばあちゃん子だ。妻を亡くした後、残された3人の子供の面倒を祖母が見ることについて全く抵抗がなかった。母の子煩悩ぶりを知っているせいもある。

しかし、今になってよく考えると、幼い私の面倒を見た時、祖母はまだ50代だった。その祖母は73歳で他界したことを考えると、子供たちの祖母つまり私の母の気力は驚異的だ。悠々自適の生活に入っていても不思議ではないが、今もバリバリの主婦だ。早くに妻を亡くした私と子供たちの理不尽を、一身に背負ってなお、我が家の太陽であり続けている。

家族全員が元気で明るく過ごせていることでしか感謝を表明する術がない。

2012年5月30日 (水)

ブログ開設7周年

本日ブログ「ブラームスの辞書」は、開設以来満7年の節目を迎えた。めでたいにはめでたいのだが、ビスマルク特集と次女の高校オケネタの折り合いでアップアップの状態。感慨にふける余裕はない。来年7月までを会期とする「アラビアンナイト計画」は、次女のオーケストラライフと時期的に重なる。この先現役生活最後の1年となる次女のオケネタが膨張するに決まっている。

それにつけても心苦しい。

ブラームスの作品を味わうのに、ビスマルクの知識が要るのかと問われれば、そこはさすがに「No」の一手。私だって高校の世界史レベルの知識しかないまま、19歳でブラームスに魅せられたから、ブラームス作品の味わいにビスマルクは不要だ。まずは潔くこのことを認めざるを得ない。

本日は、それなのに何故、延々とビスマルク特集なのか言い訳をさせていただく。

  1. 記事の本数稼ぎ 2033年5月7日のブラームス生誕200年までにブログを継続するには10252本の記事が必要になる。こうでもしないととても確保が難しい。これが最大の理由。本当はこれに尽きる。
  2. ドイツ史の黎明から現代までを満遍なく取り上げるのは、さすがに憚られる。とりわけビスマルクを選んだ理由は、ビスマルクの活躍した時代は、ほぼ等身大的にブラームスの生涯と一致することだ。これが大きい。
  3. ビスマルクネタの羅列列挙は、どんなに細かいことでも、ブラームスの生きた時代の空気を反映したものだ。新聞を隅から隅まで読んだブラームスは、音楽にかかわる時間以外では、いっぱしの見識を持った大人だった。政治や世相には重大な関心を持っていた。少なくとも世間知らずの天才肌ではなかった。
  4. 音楽家の伝記は、全体の記述における政治世相ネタが薄すぎる。
  5. ブラームス自身がビスマルクの熱心な支持者だった。ブラームスが、シューマン夫妻やバッハ、あるいはドヴォルザークを愛した話は繰り返し語られるけれども、ビスマルクを賛美した話はサラリと言及されるだけだ。
  6. 先般のドイツ旅行。ドイツの空気に生で触れたことによる精神の高揚も見逃せない。

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ブラームスの辞書写真集

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    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
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