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2021年5月17日 (月)

コックピット

巣ごもりのゴールデンウィーク中に、我が家のデスクワーク用のイスを交換した。

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近所のホームセンターで見つけてはいたのだが、20000円少々のお値段にたじろいでいた。定年を迎えたこと、今後の在宅ワークの定着を理由に自分を説得したすえ3ヶ月かかってようやく購入にこぎつけた。

リクライニングとは別に寄りかかると後ろにいくらか反るタイプの椅子を使っていたが、それはこの際諦めた。後ろにそのまま倒れてしまうリスクを恐れてのことだ。下手をすれば一日8時間以上は愛用することになる。腰や肩に感じていた負担を少しでも軽減できればと熟考を重ねた。これに少々のジェルクッションを組み合わせて使う。10日経過したが満足だ。

  1. 座面が変に柔らかくない。
  2. ヘッドレスト付きで圧倒的に首と肩が楽。
  3. 腰当て付きで腰が楽。
  4. 背面が若干U字形になっていることのホールド感。

音楽を聴くにもピッタリのコックピット感がたまらない。

 

2021年4月 1日 (木)

Unser Brahms

我が家に宝物が一つ増えた。ご覧の通りに若きブラームスをあしらった華麗なポスターだ。

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ブラームスがしばしば訪れた避暑地バーデンバーデンのブラームス協会が創立40周年を記念して2007年4月19日から22日まで記念イベントを開くというものだ。25のステージからなる催しの名前が「Unser Brahms」という。「我らのブラームス」というそそられるタイトルだ。

大切な知人が訳あってこれを手放さざるを得なくなって、捨てるに捨てられずに私に譲ってくれたものだ。どうにかして私に譲りたいと思い詰めての決心だと聞いている。私的にストライクゾーンの中央を深々とえぐる逸品であるばかりか、これまでこのポスターが飾られていた場所も万感胸に迫るものだ。

その知人の名前や従来飾られていた場所、そしてこのたびの事情など、ブログでは公開を控えるが、関係者が見れば多くを語る必要はあるまい。4月につきものの出会いと別れとだけ申し上げておく。ただただ深い感謝、いつでも私は彼とともにある。

恩人にブラームスのご加護を特盛で。

 

2021年3月15日 (月)

交響曲集「四季」

お隣中国では、物事を4つに分けて分類する思想あった。四神というそうだ。

  • 春、青、東、竜
  • 夏、朱、南、雀
  • 秋、白、西、虎
  • 冬、黒、北、亀

古来こうした組み合わせが申し合わせになっていた。思い当たる熟語も多い。「青春」「白虎隊」「北原白秋」「朱雀門」などが有名である。世の中の事象を抽象化して整理する独特の思想だ。相撲の土俵上四隅の房も確かこの方式だったと思う。

さてさて4つと言えばブラームスの交響曲である。ブラームスが四神思想を考慮したなどとはいくら私でも申し上げるつもりはない。他愛のないお遊びとして4つの交響曲を無理矢理四季にあてはめてみた。単なる思いつきである。

春は第2交響曲だ。春のキャピキャピ感は2番以外ではピタリと来ない。夏は第4交響曲だ。実はこれ苦肉の策。消去法だ。秋は黙って第3交響曲だ。これ以外の選択ではブログ炎上のキッカケになりかねない。残るは第1交響曲で、これが冬だ。第4楽章で春の息吹が感じられる。先の表にこの結果を当てはめる。

  • 春、青、東、竜、交響曲第2番ニ長調
  • 夏、朱、南、雀、交響曲第4番ホ短調 
  • 秋、白、西、虎、交響曲第3番ヘ長調
  • 冬、黒、北、亀、交響曲第1番ハ短調

こうすると冬を先頭に冬春夏秋で「CDEF」つまり「ドレミファ」になる。

日本の花札は12種類、各月に割り振られていて季節感がもう少し細かい。12番まであるジャンルがブラームスにあったら、トライしてたかもしれない。

 

 

2021年3月11日 (木)

あれから10年

東日本大震災 から10年たった。

黙祷。

あの日から今日のこの記事まで一日たりとも更新が滞ることはなかった。感慨深い。

2021年3月 1日 (月)

在宅勤務一年

昨年の3月1日から勤務先の指示により在宅勤務に移行した。もう1年だ。

通勤時間の消滅によって降って湧いた時間をCD鑑賞にあてられるとはしゃいでもみたが、冷静に考えるともっと大切なことがある。

母と過ごす時間がグッと増えた。今年86歳、まだまだ元気で主婦業をこなすが、さすがに不安もある。いわば体力の衰えを気力でカバーしている状況だ。加えて昨今のコロナ過だ。母を極力一人にしないことはとてもいいことだ。在宅勤務中私は2階の自室にいて母は1階の居間にいるのだが、同じ屋根の下に居るという安心感は何物にも代えがたい。

不意の訪問者、不審な電話など外的不安に加え、転倒や病気など身体面の不安もある。

そして夕方1時間、母とともにキッチンに立って食事の支度。母のアシストしながら会話が弾む。時には私が調理もする。これがすっかり日課になった。

子供たちの協力はもちろんだが、私の残りの嘱託生活は、母のケアとの両立こそが求められる。母が心身とも元気なうちにその最適解が見つかったという意味で在宅勤務は新たな地平を開いてくれた。

老々介護というには、まだ母は元気だが、体制だけは物心両面で準備しておきたい。私の子供たち3人に対する母の全身全霊の慈しみを思えば不安も迷いもない。

2021年2月12日 (金)

イメージカラー

サッカーの世界にはチームを色で呼ぶ習慣がある。イタリア代表の愛称は「アズーリ」だが、これはズバリ「青」の意味だ。オランダ代表の愛称は「オランニュ」で、こちらは「オレンジ色」の意味。アルゼンチン代表は「セレステ・ブランコ」で「水色と白」の意味だ。フランス代表は「ルブルー」でこれも「青」だ。まだある。クラブチームでもユベントスは「ブランコ・ネロ」(白黒)だし、ACミランは「ロッソ・ネロ」(赤黒)だ。

愛称にまではなっていなくても伝統あるチームほど、古くからイメージカラーが存在するということなのだ。ブラジル代表の「カナリア色」はその代表だ。大抵はユニホームの色にも反映している。これはサッカーだけにとどまらない現象だ。阪神タイガースのイメージカラーは黒と黄だ。これはアメリカンフットボールNFLのピッツバーグスティーラーズと一緒だ。ユニホームはいろいろと規定があって、チームのイメージカラー基調のファーストジャージと、白基調のセカンドジャージがある。リーグによってはサードジャージがある場合もある。こうしたイメージカラーの存在は、チームグッズの売上にも貢献していると思われる。

私が選定したブラームスのイメージカラーは「茶」だ。正確には「こげ茶」だと思っている。ブログも著書もブラウン基調にしているのはこのためである。ちなみにセカンドカラーは濃紺だと決めている。根拠はない。ブラームスの音楽から受ける印象を色に置き換えたとしか言えない。何にしろブラームスは原色や明るい色を乱発しないイメージがある。ごく少量だけを、限定的効果的に使用している感じである。

2021年1月31日 (日)

バッハ特集333本

カテゴリー「301 バッハ」に所属する記事が282本となってドヴォルザークに追いついたことは既に話しておいた。「282本」というのはブログ開設以来の通算本数のことだ。

今度は、バロック特集開幕以来の記事の本数のお話だ。

昨日の記事で、バロック特集開幕以来発信した同カテゴリー所属の記事の本数が「333」に達した。今まで慎重に言及を避けてきたが、これは予定の行動だ。「バロック特集」そのものが、バッハの生誕333年を祝しての企画だった。だから、じっとひそかに狙っていた。

2018年元日のバロック特集の開幕の時点では、まだ333本のバッハ記事を確保できていなかった。3月15日の生誕333年メモリアルデーには備蓄を終えていた。けれどもずっとこれを秘密にしていたということだ。

特集に入ってから333本、通算では464本となるのだが、ブラームスにはすでに4千本以上の記事が堆積していることを考えれば、申し訳ないくらいだ。

バッハ関連記事333本をもってブログ「ブラームスの辞書」からバッハへのお祝いとする。

 

 

2021年1月 3日 (日)

5年ダイアリー

今年の手帳を、5年ダイアリーにした。2021年から2025年まで。

昨年1月に定年退職し、延長雇用は5年が限度だ。つまり2025年1月には延長雇用も終わる。その日までカバーする予定表兼日記ということだ。延長雇用満了の日を記入できる。

コロナ騒ぎのせいもあってか、この一年があっという間で愕然とした。これも5年ダイアリーを購入した一因である。

家族と自分の誕生日に5年先まで印を入れた。

しかしだ。我がブログ「ブラームスの辞書」のゴールはそこからまだ8年後である。

 

2020年9月 9日 (水)

偽作呼ばわり

「偽作」とはあまり好きな言葉ではない。勢いで私自身が使ってしまうこともあるが気持ちのいいモノではない。

現在となっては無名となってしまった作曲家Aさんがいたとする。そのAさんの作品Bが長い年月の中でヨハン・セバスチャン・バッハの作品だと思われてきたとしよう。大作曲家バッハには膨大な研究の厚みがある。その成果の一つとして、ある日バッハの作品と思われていた「作品B」が、実はバッハの手によるものではなく作曲家Aさんの作品であったとこが証明されたとする。

このとき以降「作品B」は偽作であるとされる。

長らくバッハ作品だと思われてきたことについて、作曲家であるAさんに責任はない。後世の手違いが原因だ。そして実直な研究の結果、真の作曲者が突き止められたことは喜ばしい。けれどもその結果作品Bに奉られる「偽作」という言葉は残念でならない。文字数の節約など考えずに「バッハの作品では無かった」とだけ表現すればよい。作品が厳然として存在するのだから偽作呼ばわりは変だ。

「偽作」という言葉にはある種の方向性を感じてしまう。上から目線さえ疑われる。しかもそれはバッハから作曲家Aへの上から目線ではなく、「偽作」という言葉を使う者から作曲家Aさんへの上から目線だ。その作品Bの出来映えがバッハの作品群に比べどれほど劣っていようとも、ハッキリ言って失礼な話だし大きなお世話だ。事実は「作品Bは作曲家Aさんの真作」だということに尽きる。わざわざ「バッハの偽作だ」というのは、筋違いだと感じる。後世の混乱のツケがバッハや作曲家Aさんの2人にまわされている感じだ。

イ長調ピアノ三重奏曲は20世紀に発見されて以来、ブラームスの作品だという説がある。一方でマッコークルは「怪しげ」という判断だ。私も偽作という言葉は慎みたい。たとえブラームスの作品でなかったとしても無名の誰かの真作だ。

2020年9月 2日 (水)

在宅半年

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う、働き方改革により我が勤務先が従業員に在宅勤務を命じたのは今年の3月だった。だからもう半年が経過したことになる。

オフィスにいるのと同じ環境が自宅でも保証されている。決算処理、会議、各種支払いなど従来出社必須と思えた業務があっさり在宅でこなせた。目から鱗の連続だった。以下そうした変化を列挙しておく。

  1. 片道90分の通勤時間が消滅し3時間/日の自由時間を手にすることが出来た。
  2. 出社には事前申請が要る。
  3. 母を日中一人きりにすることが激減した。浮いた自由時間で家事をアシストできる。猛暑の日中の買い物はありがたい。
  4. 家族と過ごす時間が増えた。
  5. CD鑑賞、読書に割く時間が増えた。
  6. 運動不足解消のためのご近所散歩が定着した。
  7. 外食が減り、食事コントロールの難易度が下がった。
  8. スラックス、ジャケット、ワイシャツなど通勤の衣服がほぼ不要。クリーニングもいらない。

時間とお金の使い方が完全に変わってしまった感じがする。一方で母は元気だ。基本的に家族が家にいると安心するということだ。これだけ見てもアパレルや外食などの業界の苦労がわかる。

 

 

 

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