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カテゴリー「700 思い」の109件の記事

2019年5月23日 (木)

凄い出来事

2019年3月19日の21時過ぎに、見知らぬ人からメールを頂戴した。いわく「この時間になっても本日分の記事がアップされないので体調でも崩されたかと」いう趣旨の文面だった。昨日言及したココログのシステムメンテナンス当日の夜ということになる。管理画面へのアクセスが出来ない48時間の一服の清涼剤となる出来事であった。
そういう風に私のブログを見てくれている人がいるんだという驚きと喜びが交錯する感情に浸った。さらにそれを直接のメール送信という形で表明してくれるというお優しい心に思いをはせた。いただいたメールは長文ながら終始、破綻の無い文章で、丁寧な自己紹介と思いやりが淡々と語られていた。
元より、読まれなくて当然、読んでもらえれば儲けものと心得て、アクセスの増減に一喜一憂することなく、2033年5月7日のゴールを目指すと決意して久しい。がしかし、これはうれしい。まいった。ブログ維持の追い風にしなければならぬ。この力強い追い風を、推進力にするための強い帆が必要だ。

 

 

2019年4月 2日 (火)

三代を生きる

昨日町内会役員の引継ぎがあった。母は後任者への引継ぎを9時30分からにセットした。新元号発表前に引継ぎを終えるためだ。役目をきっちりと果たして、新たな気持ちで発表の瞬間を待ちたいということだったらしい。母の母、つまり私の祖母譲りの性格だ。その祖母は明治生まれだ。共働きの両親に代わって日常的に私の面倒を見ていた父方の祖母もまた「明治の女」であった。私が幼かったころ周囲には「明治大正昭和」を生きた人がたくさんいた。母は「これで私も昭和平成令和を生きることになる」と感慨深げだ。まだまだと気を引き締める母を見て力をもらった。

 

2018年12月 2日 (日)

テレマン墓参

ミヒャエリス教会の地下で案内の女性からテレマンの墓は市庁舎だと聞いていた。どこぞにと探してたどり着いた。

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いやいやどうして足がすくむ。テレマンはハンブルク市音楽監督という立場。教会までも傘下に収めるハンブルク音楽界の頂点ともいうべき立場だ。立ち位置としては教会勤務というより公務員という側面が強い。だからお墓がこちらにあるのかもしれない。

これで残るはブクステフーデだけだ。ポケモンのバッジが3つ集まった感じ。

2018年6月29日 (金)

バッハシュタディオン

「ネーミングライツ」強いて訳せば「命名権」だと思うが、もはやこのままカタカナでよいハズだ。1990年代米国でスポーツ施設や文化施設に、企業や商品の名前をつけることがビジネスとして成立した。もちろん日本でも今や珍しくない。億単位のお金が動くことさえあるという。

しょうもないことを考えている。

一般にネーミングライツは企業が自社の宣伝のために行うものだが、これを個人の大金持ちが趣味でやれないものだろうか。たとえば長者番付上位常連のお金持ちが、バッハ好きだったとする。どこかのスタジアムのネーミングライツを購入出来る程の大金持ちだ。

ドイツサッカー一部リーグブンデスリーガのRBライプチヒの本拠地をゼバスチャンバッハシュタディオンにしてしまうという訳だ。現在このチームの本拠地はれっきとしたネーミングライツらしい。それをゼバスチャンバッハシュタディオンにしてしまおうという魂胆だ。何としてもドイツかオーストリアでなくてはならない。野球のワールドシリーズや、フットボールのスーパーボウルがゼバスチャンバッハスタジアムで行われる違和感は尋常ではないからだ。

ワールドカップやオリンピックではネーミングライツが行使できないのがマーケティング上の難点らしい。命名権はあくまでも愛称に過ぎず、正式名称とまではならないとのこと。その正式名称が作曲家の名前だったら楽しい。街の通りに作曲家の名前になっていることは珍しくないからそのノリで以下の通り考えてみた。

  1. ライプチヒ ゼバスチャンバッハシュタディオン
  2. リューベック ブクステフーデアレナ
  3. ハンブルク ヨハネスブラームスシュタディオン
  4. ニュルンベルク パッヘルベルシュタディオン
  5. ボン ベートーヴェンフィールド
  6. ワイマール フランツリストパーク
  7. バイロイト リヒャルトワグナーシュタディオン
  8. ハレ ヘンデルアレナ
  9. デュッセルドルフ ロベルトシューマンパルク

ボン、ワイマール、バイロイト、ハレあたりはクラブが強豪でないのが難点か。ヨハネスブラームスシュタディオンはウィーンに譲って、ハンブルクはテレマンシュタディンでもいい。

日本代表のグループリーグ突破を祝うおバカネタ。

2017年12月29日 (金)

離陸許可

管制塔から離陸の許可を受けたところ。ブログ「ブラームスの辞書」史上最大最長の企画が年明け元日に始まる。今滑走路に向けてソロソロと走っている状態。

立ち上げ前に、このように積極的な宣伝をするには、わけがある。自分を追い込んで逃げ隠れ出来ないようにする狙いがある。着陸までのおよそのルートはほぼ決まっている。

気流の関係で揺れることもあるけれど、安全性には問題がございません。急なオチに備えて読んでいる間はシートベルトをきちんとお締めください。

2017年11月 8日 (水)

音の無い音楽

趣味はと問われれば迷わず「音楽」と答える状況がもう40年以上続いている。ジャンルはと問われれば、「クラシック」と即答する。実はけして問われる事はないが、それがさらに3つに分かれている。「音楽を聴くこと」「楽器を弾くこと」「音楽を考えること」である。これに「作曲すること」と「歌うこと」が加われば完璧なのだが、そちらは諦めている。

このうちの3つ目「音楽を考えること」は、私にとっては立派な音楽になっている。本日のお題「音の無い音楽」だ。厳密な話をすると頭の中で音は鳴っている。この3つが互いに補い合いながらクルクルと回っているのが私の音楽だ。どれが欠けてもいけない。

そしてそして何を隠そう「音楽を考えること」をもう一歩進めた言い方にすると「考えを深めること」にたどり着く。ひいてはそれが「音楽の聴き方」「楽器の弾き方」に影響を及ぼす。

「ブログを書くこと」は「音楽を考えること」の一環になっている。浮かび上がった考えを整理し、検証し裏付けを取るという重要な役割を担っている。

バカにしていはいけない。この3番目の音楽はきっと、身体が動かなくなっても、耳が遠くなっても、最後まで残る音楽だ。ブラームスは頭の中で鳴ることをやめないだろう。

2017年11月 7日 (火)

ブラームス観

「~観」という言葉群がある。「結婚観」「人生観」「価値観」「男性観」「女性観」「恋愛観」「音楽観」などなど挙げればきりがない。「~に入る単語についての個人の考え」くらいなぬるい定義しか思い浮かばない。

人間の個性とはつまりそれらの「~観」の堆積なのだろうと思う。

ブログ「ブラームスの辞書」は私のブラームス観の反映である。著書「ブラームスの辞書」と補完しあって私の脳味噌に去来するブラームスへの考えを保存することが目的の一つである。「私はブラームスをこう思っています」「私はブラームスをこう感じています」を順次言葉に変換しているというわけだ。私のブラームス観を写す鏡がブログや著書だ。

あくまで主体は私の脳味噌なのだが、最近少し異変も感じている。鏡であるはずのブログが本体に影響を与えていると実感する。ブログ記事を書くこと、あるいは過去の記事を読むことがブラームス観に影響を与えている。著書やブログが無かったら、ブラームスへの考えをここまで深めることは無かったと断言出来る。

著書やブログで言及し尽くしてしまう心配はいらない。書けば書くほど次々と新しい一面が姿を現す。

そういう意味では私のブラームス観はまだ未完成である。

2017年10月30日 (月)

高樹悲風多し

「こうじゅひふうおおし」と読む。三国志の英雄・曹操の三男曹植の詩の一節だ。

「高い木には厳しい風が当たる」という程の意味だ。転じて徳や地位の高い人物にはそれなりの苦労があるという寓意が込められている。好きな言葉だ。

19世紀後半の欧州楽壇を舞台にした大論争の当事者ブラームスは、図らずも片側の陣営の首領に祭り上げられていたから、いろいろな形で理不尽な物言いの標的にされていた。作品や演奏の批評あるいは手紙など文章化されたものの中には現在まで残されているものもある。一方自称ブラームス派に属していても、攻撃の標的にされなかった無名作曲家も多かったに違いないし、攻撃されているうちに本当に音楽史から忘れられてしまった人だって少なくない。批判に耐えて100年後も作品が愛されているブラームスは「高樹」なのだ。

公開された批判に対するブラームスの対応は一貫している。

沈黙だ。

かくの如き大論争も今は昔、早1世紀を経た今、それらの理不尽な批判はブラームスの威光には何らのダメージも与えていないように見える。むしろそれらを口にした発言者の名誉には少なからぬマイナスも生じていよう。失笑のキッカケになることさえあるだろう。

台風の風だけはしきりにあたるが、わがブログに悲風は当たらない。

2017年10月21日 (土)

ネック

目標達成の前に横たわる障害のことだ。ボトルネックの省略形かとも思う。成し遂げたいと思う気持ちが強い事柄ほど、何だかんだで障害が立ちはだかるように出来ていると感じる。世の中思ったことが次々ととんとん拍子で実現するようには出来ていない。

だから人は時に自分の世界に逃避する。

きっと私のブログもそうだ。現実からの逃避だったハズのブログで、いつの間にか2033年5月までの継続を目標に掲げ、その前に立ちはだかるネックとやらを日々つぶして回るようになった。それが趣味にも快感にもなるのだから不思議である。お陰で毎日ブログ上で毒を吐いている。ブラームスには毒は無いが、私の文には毒がある。

毒に当たって他人様の演奏の邪魔になったり、鑑賞の妨げになったりしないことを祈る。幸い確固たる価値観を持った人たちは、どんなブログを見せられてもそれに影響されることは無いと思うし、悪影響なら次からアクセスしないという判断力を持っていると思う。それをアテにして開き直っているという訳である。

2017年10月 5日 (木)

キャラもろとも

音楽の聴き方の話。

コテコテのベートーヴェン大好き少年だった私の、学生オケデビュウがブラームスの第2交響曲だったことは既に何度も述べてきた。楽譜を見ながら何度も曲を聴いた。そしてあっという間に好きになった。ブラームスという作曲家のことなどほとんど知らないまま、ただただ曲が好きになった。作曲家のキャラや音楽史上の位置づけなど、何も知らないままただ曲に深く親しんだ結果、その曲を好きになったということだ。

あれからもう35年以上過ぎた。ブラームスは私にとって最愛の作曲家の位置に君臨し続けている。その間ブラームスについての情報をむさぼるように収集した。その結果音楽の聴き方がすっかり変わってしまった。

ブラームスという人物の性格、境遇、交友関係、当時の楽壇での地位、音楽史上での位置づけなど作品とは直接関係ない知識が、私自身の感受性に影響を与えるようになってしまっている。それらの情報を切り離して、作品だけを聴くことが既に出来なくなってしまっている。今更もう後戻りは出来ないくらいである。

良いのか悪いのか。

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    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
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