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カテゴリー「700 思い」の148件の記事

2023年5月27日 (土)

聴き方の癖

中学時代に始まったクラシック音楽への傾倒は、当然のごとくレコード中心だった。生演奏のよさをわかっていても、全体の鑑賞量に対するレコード鑑賞の割合は相当高かった。FMラジオのシェアも無視しうる範囲。レコードをCDに置き換えれば今も変わらない。

さてそうした環境で身に着いた聴き方の癖がある。だいたい高校時代に始まって大学入学後に固まったと記憶している。

<鳴っている作品名を知っておきたい> ただ鳴っているというのが嫌いだった。「誰それ作曲の、交響曲〇番」くらいは最低押さえておきたかった。調性と作品番号もあればなおよろしい。

<楽譜を見ながら聴きたい> 感動する瞬間の楽譜がどうなっているのかに興味があった。

これらはつい最近まで踏襲されていたのだが、バロックへの傾斜が本格化すると少し怪しくなった。覚えきれないということだ。ただBGMとして流しておいて、気に入った部分が来たら作品名を調べるという手順も出てきた。

 

 

2023年5月21日 (日)

スマホ更新

電池の消耗がやけに早くなってはいた。それでいて充電を始めるとすぐに満タンになる。けれどもまたすぐになくなる。その繰り返しがここ数か月続いていた。在宅勤務が増えたから、外出が減っているせいで、我慢の範囲を広げていたが、やはり買い替えた。3年半での交換だ。それにしても高価だ。運転免許と違って返納はもはや非現実的だ。死ぬまで使うと考えると、3年から4年で更新していたら、あと何回更新があるのやら。

この際とばかりにホームWiFiやタブレットを解約して月額数千円節約に踏み切った。スマホを持ち続けるため節約に舵をきった。ホームWiFiはケーブルTV会社のセットを利用することで事足りる。

生活の仕様を在宅モードから徐々に年金モードに転換してゆかねばなるまい。

 

2023年5月 3日 (水)

姫路名物

連休を利用して姫路に行ってきた。観光目的ではなくて、友人との再会が目的。コロナで疎遠になっていた穴埋めだ。

とはいえ白鷺城は美しい。

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そしてそして少々のグルメ。明石焼きだ。

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話でおなか一杯になった。

2023年2月 1日 (水)

盲目同然

昨日の記事「二重盲検法」の続きだ。私自身の耳のことである。同曲異演のCDをジャケットの記載を見ずに再生した場合、演奏家を聞き分けられない。これが作曲家ならかなりわかる。とりわけブラームスの作品かどうかはほとんど聞き分けられる。これに比べると演奏家を的中させるのは至難の業だ。中学時代に始まった悩みは、今もって保存されていると申していい。

きゅうりかトマトかは目隠しして食べてもわかるが、それらの産地は当てられないのと似ている。

訓練や経験を積むことでカバー出来るのかとも思うけれどあきらめてもいる。もとよりブログ「ブラームスの辞書」は学問的厳密さを放棄しているから何ら支障はないが、そうした諦めが前提になっている。聞き分けられもしないのだから「同曲異演ネタ」をてんこ盛りするわけにも行かないという論法だ。盛り上がるかどうかとはまた別の話だ。

中学時代には、いつかはきっと聞き分けられると思い込んでいた。

2023年1月26日 (木)

ステレオ

LPのレコードプレイヤーが我が家に来たのは、私が中学2年の頃だった。父が買ったものだ。私ためのものではなくて、一家に一台というノリだった。クラシック音楽に目覚め始めていた私は、指折り数えて待った。ステレオが届く日放課後の補習授業をさぼって帰宅して、後でコテンパンに叱られた。

はじめて買ったLPはベートーヴェンの運命交響曲と、シューベルト未完成交響曲が収録された1200円の廉価版だった。そのときはまだブラームスの存在を知らなかった。そこからしばらく5年間偏差値と適当につきあう生活をし、要領よく立ち回ったが、レコードはじわじわと増えていった。やがて首尾良く大学に潜り込んでオーケストラに所属したこともあって、生活の中にクラッシク音楽が蔓延した。

やがてそのステレオは私専用になった。中学の残りと高校大学の計8年間、文字通り酷使した。その結果こんな大人が出来上がったという訳だ。

2022年11月23日 (水)

初胃カメラ

昨日市のがん検診を受けたきた。

人生初の胃カメラだった。肺、前立腺、大腸、肝炎は職場の健診のメニューにあるから、今回メニュー外ということで決意した。退職したら市の健診の世話になるから今からお試しだ。

結果は異状なし。基礎疾患のデパートなので気をもんでいたがまずは一段落。

ブログを2033年まで続けるためにも大切だ。

 

2022年9月12日 (月)

フォアカード

9月9日に新型コロナウイルスの4回目のワクチン接種ができてから3日目を迎える。

またまたファイザーということで4連続となった。ポーカーなら誉めてももらえるのだが。今回も腕の重さと37度台の発熱で切り抜けた。

2022年9月10日 (土)

錯覚

複数の作曲家、それも2人3人ではない相当数の作曲家について、公平に取り扱った読み物は少なくない。作曲家辞典まで行かずとも、各々の作曲家の簡単な略歴と代表作に言及した読み物だ。あるいは、一冊一冊は特定の作曲家に限定した内容でも、同様のコンセプトで編集されたシリーズ物なども、作曲家間の公平な扱いが売り物だ。

私もちょくちょくお世話になる。

しかし、順に読み進めて話がブラームスに差し掛かった途端に、「おや」と思うことが多い。ブラームスの部分だけが唐突に平易に感じるのだ。下手をすると「陳腐」にも見えてしまう。

これは紛れも無く錯覚だ。それらの著者がブラームスの記述だけ手を抜いたわけではない。私の側の知識が、ブラームスに極端に偏っていることによる錯覚である。初級中級の作曲家ガイドにそのような意図的な偏向記述がある訳が無い。

読んで私が感じる違和感の度合いは、そのまま私の側の知識偏在をパラレルに反映していると見なければならない。相当深刻である。

2022年9月 9日 (金)

最終回をどうする

ブログ「ブラームスの辞書」は既に丸17年を経過した。

17年前の立ち上げ当初には考えもしなかったことがある。

ブログ「ブラームスの辞書」の最終回はどうするのだろう。ブログの目標が達成されたらそそくさとブログを閉鎖するかというとそうでもない。書籍「ブラームスの辞書」の販売在庫が底を突いてもブログは継続させたくなってきた。

大げさな話、ブログの最終回を考えると言うことは「死」を考えると言うことだ。死とまで申さずとも、ブログの更新が出来ないほどのよっぽどの事情を考えるということだ。交通事故、天変地異、病気などなど考えるといくらでも思いつく。

ブラームスは作品の終わり方を考えてから全体のデザインをしたと思わせる曲が多い。けんかや戦争も終わり方が難しいとも聞く。

つまりこのブログをどう終わらせるか、あるいはブログの最終回の記事をどういうものにするか日頃からキチンと考えておかねばならないと感じ始めている。それだけブログ「ブラームスの辞書」が私にとって重要な存在になってしまったということだ。

備蓄記事の最後尾に、その時点で考え得る「最終回の記事」を準備しておくというのが現実的だ。実際に私の身に何かが起きても、既にセットした備蓄記事は毎日1本ずつ順番に公開されるだろう。それら備蓄記事の最後に最終回をセットするのがスマートだ。備蓄記事が増えるたびに、最終回記事は後ろにずらされ、常に備蓄記事の最後尾に鎮座させねばならない。もちろん最終回で言いたいことは刻々と変化するから、それに合わせて記述も修正する必要がある。

割と周到。

 

 

 

 

2022年9月 8日 (木)

ブラームスに見られている

ブログ「ブラームスの辞書」にオカルトのカテゴリーが創設されかねない話でもある。

一昨年には開設15周年を過ぎたブログ「ブラームスの辞書」だ。本の売れ行きに比べれば記事の更新は順調である。昔から「継続は力なり」といわれているが、今それを実感している。長く続いているということが、どれだけモチベーションの維持に貢献しているか計り知れない。一方このところ何か別の大きな力で続けさせられているような気にもなっている。

天国のブラームスや父が私のブログや本を読んでくれているような気がするのだ。そりゃあ日本語が判るハズもないブラームスだけれど、そう考えることで記事の堕落に歯止めがかかるような気がしている。素人の駄文に過ぎないのだけれど、気合だけは何卒という半ば甘えたニュアンスだ。甘えの部分は、「1日も途切れさせない」という約束事で少しはカバーしているつもり。父はにこにこと頷いているだけな気もするがブラームスに見られていると思うと、変なことは書けないという意味で背筋がピンと伸びる。

「ご先祖様に申し訳がたたない」という感覚に似ている。ブラームスの命日が父の誕生日という偶然が心地よく重い。

 

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    はじめての自費出版作品「ブラームスの辞書」の姿を公開します。 カバーも表紙もブラウン基調にしました。 A5判、上製本、400ページの厚みをご覧ください。
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